五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2018・11・11

2018-11-12 09:15:34 | 日記
ちょっと二日酔い気味。食欲があまり湧かないので私は月見きつねそば、母は自家製玉子焼き、もずく酢、きゅうりの浅漬け、とろろ汁で老老ブレックファート。食後は仮眠。起きると別役実の戯曲「風のセールスマン」を読んで、また仮眠。つまりダラダラと過ごす。「誰がルルを殺したのか?」の公演が終わって一週間だ。こうしてアルコールを体内に摂取しつつ自堕落に過ごす時間があってもいいじゃないか?夕方、母には好物の長崎皿うどんを夕食として届けてから、大河ドラマの女性脚本家Nさんから上海蟹を食べようとのお誘いを受けて六本木の中国飯店に向う。そうだ、生まれて初めて上海蟹を食べたのは今から45年も前、テレビ朝日(当時は日本教育テレビ、通称NET)のドラマを書いた時に作家である私を「ご接待」してくれた時だ。ちょうどバブルの時はテレ朝の仕事をあまりしなかったのか中国飯店には連れて行って貰った覚えがない。脚本家をやめて広尾から乃木坂で店をやっている時は、とてもじゃないけど上海蟹を食べる経済的余裕はなかったけど、一時期住んでいたマンションがこの中国飯店の真裏にあったもんだから、店の前を通るたびにいつか自分のお金でこの店に上海蟹を食べにこようと心に誓ったものだ。それなのにやっぱり今日も自腹じゃない。ということで私の中には上海蟹は自腹で食べるものではないと云うすり込みができつつある。帰り自分の店の前までNさんにタクシーで送って貰って、部屋で録画しておいた彼女が書いた大河ドラマを見る。紹興酒をかなり飲んで酩酊していたのか、偉そうに大河ドラマ批判をしてしまったもんだから、今別れたばかりのNさんの言葉と目の前に流れていくドラマの台詞が脈略なく押し寄せてきて、とても普通の神経でドラマを見ているモードではない★テアトロジャージャン第十五回公演「緑のサイクリング」(作演出・桃井章、出演・浜田晃、服部妙子、佐藤由美、小松杏)日時2019年3月12日(火)~3月21日(木) 料金3500円 詳細はホームページで★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。
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