五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・3・19

2016-03-20 15:33:42 | 日記
昨日まではシークエンスごとに区切ったり、途中で止めたりしていたけど、今日はいよいよ最初から「通し」だ。台詞を間違えてもそのままにして本番さながらにやってみる。すると、今まで間違えていた部分などもちゃんとできたりして不思議。緊張感がそうさせるだろうか?終わった後でダメだしをして、一時間後にもう一度通してみる。坐ったままやる芝居だったらともかくこの「ホテルリスボン」と云う芝居は、室内劇の癖して登場人物たちは動く、動く。おまけに歌ったり、踊ったり。御年70数歳の浜田晃さんはさぞかし疲れただろうと思ったが、若い頃からアクションで鍛えただけのことはあってか、何食わぬ顔。でも、汗だくになって下着を取り替えていた処を見ると、体力の消耗度はかなりだった筈。そんなリハを繰り返して、後は本番まで日、月を残すだけ。お蔭様で予約は満席……と言っても三日間で百数席だから満席になっても自慢できることじゃないんだけど、当初は四カ月後の再演だからと集客を怪んでいたから、主催者としてはひとまず安堵。6時過ぎ店に戻り、母と老老ディナー(豚のしょうが焼きともやしのカレー風味炒め)をしてから、今日は土曜日だしお客さんの電話はなさそうなので五反田に引き揚げる。途中で買ったするめを炙って日本酒を常温で。ちょうど始まった以前見た映画を何気なく見ていたが、途中でウトウトしてしまう。ストーリーだけの映画は二度見てはいけない。ちょうど裏番組でオンエアしていたWOWOWシナリオ大賞受賞作「双葉荘の友人」(脚本・川崎クニハル)を録画していたので、初めから見てみることにする。また幽霊話か?と自分が幽霊話ばかり芝居で書いている癖してため息つきながら見ている内に、グイクイ引きつけられる。サスペンスと夫婦愛が程よくミックスされて最後まで物語の世界を堪能する。疲れていたけど、日本酒でほろ酔い加減になっていたけと、疲れも酔いも吹っ飛んでしまった。★バーコレド テアトロジャージャン提携公演「ホテルリスボン」(作演出・桃井章)出演・浜田晃、水沢有美、茂木英治 日時・2016年3月22日、23日、24日の三日間。開演19時(開場18時)はお蔭様で完売いたしました。有り難うございました。★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。「テアトロジャージャンへようこそ」でも検索できます、。、
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