2016・3・13

以前から元慶応大学病院の医師である近藤誠氏の著書を愛読していて、ガンだと診断されたも手術や抗ガン剤治療は受けないことと決めていたが、先週の週刊文春に掲載されたジャーナリスト鳥集徹の特集記事「『ガン検診は意味がない』の衝撃」にますますその意を強くする。アメリカで発表された論文によると、ガン検診を受けても受けてない人より長生きできる訳ではないというのだ。素人の私には医学的専門的判断はつけることが出来ない。でも、何だかそんな気がする。手術を受けたり放射線治療で体に負担をかけることで肉体的ダメージが強くなった死に至ることがあるような気がする。だとしたら……放っておこう。ガン細胞も放っておかれたら僻んで増殖をやめるかもしれない、なんて非科学的根拠を持った私が、それでも毎月の掛け金一万六千円のがん保険をやめようとしないのは、ガンと診断されたら二百万円の保険金が降りることになっているからだけど、そしてそのお金でリスボンに高飛びしてやろうと思っているからだけど、そんな夢?より毎月一万六千円と云う現実に負けそうだ。何しろ先週一週間で来店してくれたお客さんはNさんたった一人。売上はたった四千五百円。がん保険にかける夢はそろそろやめなくてはいけない頃か?今日は乃木坂のスペースは使えないので、久しぶりにジャージャンで「ホテルリスボン」のリハーサル。公演まで後十日を切ってしまった。ちょっと焦る★バーコレド テアトロジャージャン提携公演「ホテルリスボン」(作演出・桃井章)出演・浜田晃、水沢有美、茂木英治 日時・2016年3月22日、23日、24日の三日間。開演19時(開場18時)料金・3500円 11月にテアトロジャージャンで上演した作品を元の乃木坂コレドで再演。★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。「テアトロジャージャンへようこそ」でも検索できます、。