五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・3・3

2016-03-04 10:39:31 | 日記
朝風呂の中で昨日買った「0葬ーーあっさり死ぬ」(島田裕巳)を読む。著者はオウム事件に巻きこまれて大学を追われて、しばらく不遇の時代を過ごした(その頃二三度店にいらしたことがある)けど、「葬式はいらない」など独特の宗教論で私の目を覚まさせてくれる。今度の本は七月公演の「柩,若しくは子宮」と云う芝居の台本を書くために何か参考になることはないかとスケベ心で読み始めたものだけど、グイグイひっぱられて朝風呂が一時間近くになってしまった。9時に店へ。母はお腹の具合が悪いと云うのでちりめんじゃこのお粥を作り、味噌汁は半丁分のお豆腐。私は塩鮭に白菜みじん切りの昆布和えにスクランブルエッグ。午後から「ホテルリスボン」のリハ。今年に入って飛び飛びにリハしていたというものの、、やはり目の前に迫った公演の方に神経が行っていて「本気」モードになっていなかったけど、今日からは待ったなし。何しろ公演初日までに三週間も残されていないのだ。おまけに今度は公演場所が変わる。いくら昔馴染んでいた乃木坂コレドとは言っても、すっかり模様替えしてしまったし、初めての劇場だと思ってみても間違いではない。でも、そのマイナスをプラスに転化するマジックをかける。たった一つのマジックなのに芝居全体が一変して、全く別物の芝居に生まれ変わる。芝居の稽古ってホントに楽しい、って明るく終わりたい処だけど、今日は朝から花粉症の発作が炸裂。稽古中もくしゃみと鼻水が止まらず、集中力がとんでもなくダウン。こんな状態の演出家に指示される俳優さんたちはたまったもんじゃないけど、みんな大目に見て聞いてくれる。感謝感謝。でも、くしゃみをすると体力的に疲れて、ひとり晩御飯(餃子)の後、ダウン。今日はしばらくして帰ろうかと思っていたら、某音楽会社系俳優事務所社長のTさんと業界に隠然たる力を誇るプロダクションKの社長のMさんが来店。11時過ぎまで私も入れて馬鹿っ話で盛り上がったが、お酒も入って二人が帰る頃には完全ダウン。それでも夜道を50分歩いて帰る「根性」はなんだろう?帰宅後、テレビも見ずお茶も飲まずにベッドへ。今日からポルトガル語のCDが子守歌。★バーコレド テアトロジャージャン提携公演「ホテルリスボン」(作演出・桃井章)出演・浜田晃、水沢有美、茂木英治 日時・2016年3月22日、23日、24日の三日間。開演19時(開場18時)料金・3500円 11月にテアトロジャージャンで上演した作品を元の乃木坂コレドで再演。★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。「テアトロジャージャンへようこそ」でも検索できます、
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