新装のＪＲ大阪駅 「レリーフは駅のシンボル甦る」

新装なったＪＲ大阪駅、正面から入った中ほど上を見上げると大きなレリーフが掲げられている。改装中この辺りはなんともごたごたしてじっくりと上を見上げることもなかったがこんどはじっくりと眺めて楽しめることができる。そもそもこのレリーフは１９８３年４月に当時の姉妹・友好都市の象徴的な風景や文化を表したもので当時の市長は大島靖さんであった。レニングラード（現サンクトぺテルグルグ）、メルボルン、上海、大阪、サンフランシスコ、サンパウロ、ミラノが描かれている。その後シカゴとハンブルグが友好都市として加わったがレリーフは２８年経って新しい駅にふさわしく甦った。５月４日には三越伊勢丹が開店して駅の改装が完了する。

工夫を凝らして 「懐かしい昔ながらの菓子がある」

　地下鉄を梅田で降りて大阪駅北口へ出る通路に面して大きなショウケースがあって製品紹介がされている。それがこのオリオン株式会社の小間だ。このお菓子の会社のモットーは４Ｃつまり【見て楽しい】・【もらってうれしい】・【食べておいしい】・【また欲しい】だそうでどれをとってもだだのありきたりのお菓子ではなくてひと味工夫が凝らされている。もっとも昔からあるＷａｋｉの見覚えのあるのはココアシガレットで１９５１年（昭和２６年）より発売、当時は一箱５円で年間１,８００万個も売れたヒット商品だそうで今なお同じデザインというのも驚きで、（現在は３３円）。右上の赤い小箱が家庭常備薬ならぬ家庭常備菓子箱でこれらの詰め合わせ商品で人気の商品だそうだ。こんど見つけたら買って味見をしよう。

親譲りの知恵 「子育てのコロニーうまく棲み分けて

　ＷａｋｉたちのウオーキングコースのＰ社の研修所に隣接する調整池にはもともとシラサギのコロニーがあってアオサギもいたが今は殆んどがウミウに占領されて木々にはたくさんの巣がある。今年も子育てが終わってそれぞれ巣離れのときを迎えている。このアオサギはコロニーの端に遠慮がちに巣を作っているがこれも卵がかえって巣からはみ出すばかりに大きくなって親はせっせと餌を運んでいる。この様な好天の日はいいが雨の日は鳥たちは自らの身体で梢の巣を守るために耐えている。

一度は乗ってみたい 「憧れの豪華列車が発車する」

　ＪＲ大阪駅を見学に行ったときちょうど寝台特急トワイライトエキスプレスが発車するところであった、一度は乗ってみたいというのがＷａｋｉの夢であるがこれは果たせそうもない夢だ。いつもコメントをくださるＭｏｎｔさんは乗られたそうだがさぞかしいい思い出になったことと思う。Ｗａｋｉは以前琵琶湖で遊んだころ昼ごろになると湖西線を大阪に向かってトワィライトエキスプレスが通過し、時計がわりに眺めていた。多くの路線が新幹線の代わりつつあり昔ながらの列車が無くなってゆくのは残念なことである。それでも人気の１号車１番、２号車３番の乗車券の予約は至難の技で旅行代理店の社員が出社前に自宅から９：００になると一斉にキーボードを叩く状況は今もかわらないそうだがおとといの列車はガラ空きの状況でホームも閑散としていた。それにしてもこの雄姿、Ｗａｋｉの夢をかきたてる。

大阪の玄関口 「装いも新たにデビュー新駅舎」

　２０１１年５月４日のグランドオープンを前にＪＲ大阪駅の一部が装いも新たになっていて見物に行ってきた。一言で表現すればとにかくでっかい。それは駅のホーム全体を大屋根で覆い、ホームを跨ぐ連絡通路に改札口が出来、そのまた上に時空（とき）の広場、のほか天空の農園、風の広場、和（やわ）らぎの庭、カリヨン広場、アトリユーム広場、太陽の広場、南ゲート広場などがあり、南ゲートを挟むように三越伊勢丹とＬＵＣＵＡ、北ゲートは大丸大阪梅田店とホテルグランビヴィア大阪がそそり立つ。それにステーションシネマやスポーツクラブもできる。あちこちにデートスポットもあって様変わりした。とにかく今までのあのごたごたした人混みが解消されて商都大阪の玄関にふさわしい駅になった。大型のディスプレイはすべて薄型でカラフルな液晶やプラズマになった。

緑がまぶしい 「春うらら桜のあとは新緑が」

　桜が咲いて見とれていてうしろを向いたらも木々は一斉に芽吹きだして周りは様変わりの様相、ここは新香里バス停ロータリー、ケヤキ通りの大木もご覧のとおりあざやかな新緑に覆われて緑のトンネルが再現した。きのうから大阪の桜の通り抜けもはじまりいよいよ春本番暖かい日が続く。

手づくり郷土賞 「こもれびの水路は今が花盛り」

　団地には人工の水路が作られて潤いを添えている。距離は１キロ足らずだが四季折々木々が美しいこの辺りは右側が再開発の高層府営住宅、左が高級有料老人ホーム広大な芝生の庭がまぶしい、桜の季節は殊の外美しい。もちろんＷａｋｉたちの散歩コース、少し遠回りをしてもよく通る道だ。

目が離せない 「頻発の余震に不安つのります」

　きのうは青空が広がって爽やかな風が吹いた。満開の桜もそろそろ散り始めトンボの目は周辺の桜を取り上げる積りでいたが朝から東北から信州にかけて大きな余震と思われる地震が頻発してＴＶから目を離すことが出来なかった。左中のウインドウのＴＶ画面は緊急地震速報が出てまだ揺れ出すまえに次の緊急地震速報が出るという有様、おかげでＮＨＫの朝ドラは画面の前にデロップが２つも出てドラマも台無しになってしまった。午後になっても余震は続き、津波警報がでたり原発の停電の心配をしたり、鉄道が止まったりと終日気の休まることが無かった。Ｗａｋｉのスマートフォンには「なまず速報」と言うアプリがあって直近の２８件の地震の明細と発生場所の地図がGoogleEarthで表示される。床に就く前までに震度６－１回、震度４－６回、震度３－９回、震度２－６回、震度１－５回、不明―１回、従って朝８時１０分頃の記録は無い、プログラム開発者の想定外の発生だったと思われる。そうして今朝までにまた８回も続いている。現地の人達は夜もおちおち眠れないことと思う、気の毒でしかたがない。

節電協力 「折角のテレビ点けずに協力を」

　いまはどのスーパーや家電量販店に行っても店頭展示のテレビの半分ぐらいは消されていてこのような表示がされて肝心の画像が見ることが出来ない。だからずらりと並んでいる大型ＴＶの半数ぐらいが消されていて心なしか薄暗い。でも天井照明はまだまだ煌煌と点いている。一旦明るさや美しさに馴れてしまった人間はなかなか前の状態に戻ることが出来ない。技術の粋を集めて作られた商品も残念なことだ。でも肝心の電力が不足するのが目に見えている。これからはわれわれは総力を挙げて創エネと省エネに向けた努力をしなければならない。

　おおさか川柳　４月１１日（月）　産経新聞夕刊掲載　　　　礒野いさむ　選　
　　　お題　　「歴史」　「歴史書の武将はみんな髭生やす」　　　枚方市　WAKI　　

公園の催し 「スカウトは心と身体鍛えてる」

　きのうは朝からぐんぐん気温も上がり絶好のお花見日和となった、でも統一地方選挙もあって皆さんは近場で花見を楽しんだようだ。ここは我が家から歩いて３分の中央公園、写真の背景に我が家が見える。団地にはカブスカウトやガールスカウトもあって活動が盛ん。きのうはボーイスカウトの人達がイベントを楽しんでいた。テントを張ったり縄梯子で吊り橋を作ったり餅つきをしたりと楽しそうだ。そこでボーイスカウトのことを少し調べてみた。今から１００年前イギリスで生まれ現在１６１の国と２８００万人メンバーがいるとされる。スカウト運動の基本は、人格 (Character) 、健康 (Health) 、技能 (Handicraft) 、奉仕 (Service) の四つであるとされる。スカウトのちかい「私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。」① 神（仏）と国とに誠を尽くしおきてを守ります。② いつも、他の人々をたすけます。③ からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。スカウトの８つのおきてとして①スカウトは誠実である。　②スカウトは友情にあつい　③スカウトは礼儀正しい。④　スカウトは親切である。⑤スカウトは快活である。⑥スカウトは質素である。④スカウトは勇敢である。⑧スカウトは感謝の心を持つ。このように素晴らしい気持ちを込めてこれから試練に立たされる日本を背負って若い人たち大いに頑張って欲しい。