このほど浪速社から「おおさか川柳2(千二百余句の人間川柳)」が発刊された、「おおさか川柳1」が刊行されたのが2007年だからもうかれこれ7年振りだ。前回はWAKIの句は3句掲載されたが今回はWAKIの句が5句とアカトンボの句が3句それに沢山の柳友の句が掲載されて楽しい2013年の新聞掲載から抜粋されている。編纂の礒野いさむさんは近所にお住まいだが96歳で未だ衰えもなく矍鑠としておられる。
WAKIの掲載句
「重い」隕石が落ちて判ったその重さ、 「 技 」職人は技を盗んで自立する、
「 目 」京料理口はもとより目で食べる、 「他人」子の躾他人まかせのつけが来る、
「誇る」わが町の誇りは今も菊人形、
アカトンボの掲載句、
「積む」積み立てた会費で楽し旅行会、 「暑い」スーパーは主婦の身近な避暑地です、
「許す」三人掛け二人と荷物許されぬ、
WAKIさんの根気強さと枠の広さにはS社の現役時代から尊敬もし人生の生きとしいける指針と致してきましたが、これは物事に対する飽くなき興味と継続の力によるものですね。
WAKIさんのお人なりについては以前、現役の頃、小生の勤めていたT社のM社から技術顧問で来てもらっていた和田さんというWAKIさんもご存知の人が、俺はS社の人間は大嫌いだから会わないと言っていたのを小生が無理やり会合の機会を作り、会っていただいたら、その後、今度は何時WAKIさんが来られるのか、来られたら必ず会わしてくれよとの要望で以降、何度も会っていただき楽しくデスカッションをした事を懐かしく思い出しております。WAKIさんの人柄を表す人徳がなせる技と感じた次第でした。
WAKIさんの句: 確かに京料理は、盛り付け、彩り、うつわを愛でながら食べますね。
アカトンボさんの句: 電車内で立っている人がいるのに、眠ったふりをして脇に荷物を置いている人を見ると腹が立ちます。
これからも名作を期待しています。
Wさん思い出しました。いい勉強をさせていただきました。
Montさん。
ご講評ありがとうございます。名作が迷作にならないようにがんばります。
shidamaさん。
本になったことで2人の句がいつまでも残って読み返すことができいい想い出になりました。ご期待に応えてがんばります。