この珍しい木はこの前交野市の由緒ある屋敷町を歩いていて発見した。樹形から見るとカイズカイブキのように見えるがそれにしても見事な剪定だ。見れば見るほどお見事と言うほかない。傘の直径はおよそ5mほど、木と人の心が通って生きているようにも見える。つい先ほど鎌倉八幡宮の大イチョウが強風で倒れたがこの木は何の支えもなしに大丈夫かなと思った。この界隈には大きな武家屋敷(代官屋敷)の「北田家住宅」があって国の重要文化財になっている。天保14年(1843年)に建てられなかでもその門長屋は55.9mもあり民家では日本一の長さだそうで。なかなか由緒があって古い家並みはゆっくりと周って見たい場所だ。
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道行きの枝垂れ柳が若緑に芽吹いて枝が風にゆらゆら揺れて、いかにも春の長閑さが感じられる。天気もいいし・・・・・。
「若緑、柳芽吹いて、ゆらゆらと」・・・Hide
剪定されて人間の目で見て格好よく整えられているが、木の幹や枝を見るとかなりの年数を経ていて歴史を感ずるのである。
歴史云々と云うと小生の女房の母親が25日に満96歳で他界して昨日、小生が喪主となって義母を黄泉の地へ送る葬儀を昨日済ませ、一世紀近くを生き抜いてきた母親を葬送するにつけ歴史を感じたのである。
教えられた事があった。人生の終末に於いてのその本人の価値と云う事に於いて人様から、おばあちゃんは苦労されて96歳まで頑張られた事はそれだけの価値を持って人生を全うされたのだよ、と義母の知り合い人達から言われて
改めて義母の偉大さを認識したのであるが、小生には程遠い人生の経験、体験を積み重ねてきたのだな~、正に歴史を感じる思いである。
曲がりなりにも小生が縁あって喪主を勤めさせて貰い良い経験になったと実感している。
Hideさん。何年もかけて自分の思ったとおりの樹形になれば嬉しいでしょうね。
KUSAさん。義母さんが亡くなられたとは知りませんでした、ご冥福をお祈りします。奥さまもご心痛のことお見舞いもうしあげます。