W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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淀川の蜆 「ほんとうに蜆わんさと湧いていた」

2006年03月18日 | 環境
 淀川に蜆が戻ってきているということは聞いていたのでWAKIは大阪港の潮汐表を調べて河口を目指して車を飛ばした、一応長靴もざるも園芸のスコップも用意した、いまは大潮と中潮の間ぐらいで干潮は午後2時20分だ、十三から右岸を下ったがそれらしき干潟はない、伝法大橋から左岸に沿ってしばらく走り、河川公園に駐車して管理のおばさんに聞くと去年はこの辺でたくさん捕れたんですが、いまは向こう側で捕ってるようですと教えていただいた、でも対岸に戻るのは億劫でためらっていたがすぐ下流に干潟があった、しかしここは学術調査のために立ち入り禁止になっている、もうあきらめて帰ろうとしばらく歩いて水辺に向かうと潮の引いた水際のわずかの砂のなかに黒い貝がいるいる、自分の目を疑いたくなるほどわんさといる、ものの10分程の間に、ご覧のように捕れた、帰って計量すると650gもあった。蜆たちには気の毒であったがさっそく蜆汁にして賞味したが、砂もなく美味であった。

[ 追 記 ] つい最近の報道によるとロシアのチェルノブイリ原子力発電所の防壁が老朽化して危険物質が洩れる可能性があるらしいし、中国の黒龍河上流の化学工場でも大規模な爆発があって汚染された大量の水が流出し、下流のアムール河を経て北海に流れ、海流に乗って樺太からやがて北海道に達するという地球規模の汚染が問題になっている、琵琶湖に水源をもち淀川の恩恵を受けるわれわれはどんなことがあっても、このかけがえのない水環境の保全に努める必要があるとWAKIは蜆を食しながらしみじみ思った。
 
コメント (2)
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