升井紘 浮沼亭日記

新型コロナも土砂災害も飛んで行け!

高齢者の医療費がかさんでいる

2018年02月22日 00時01分07秒 | 日記

広島ブログ

私は月1回かかりつけの病院で診察を受け3種類の薬を処方されています。時にはそれ以外の症状で投薬を受けることもあるのですが、それを止めると血液検査による数値が危険領域に入るので仕方なく服用しています。それでも昨年から1種類の薬は減薬してもらうようになりました。

そんな中、厚生労働省の記事を見かけました。

厚生労働省は21日、高齢者に適正に医薬品を使うための指針案を有識者会議に示し、おおむね了承された。お年寄りは複数の病気を持つことが多く、多くの薬を使いがちだ。指針案は医師や薬剤師向け。主な副作用を示し、薬の減量や中止で症状が改善することもあると指摘して減薬を促す。

 厚労省によると、薬局で薬をもらっている75歳以上の4割が1カ月間で5種類以上、25%は7種以上を一つの薬局で受けている。65~74歳でも3割弱は5種類以上という。複数の薬局を利用する人もいて、1人あたりの薬の数はさらに多いとみられる。その一方、高齢になると体内で薬の濃度が上がりやすくなり、成分が体外に排出されるまでにかかる時間も延びる。薬の副作用に薬で対処する悪循環もみられる。

全国的に高齢者の医療費が多額にのぼる現状に、このような指針案を出そうとしているのだと思います。もちろん通院患者に対する医師の処方への対応だと思います。

こんなことを書くと面倒がられるかもしれませんが、高齢者でも患者負担率が1割または種々の事情により負担額ゼロの患者に対する処方が甘くなっているのではないかと思ったり、介護保険の負担が低い方に対する投薬などがかさんでいるのではないかと思ったりすることがあります。

多量の投薬を受けていて言うのもなんですが、毎月の健康保険料も結構多額ですから、医療費の節減は必要なことだと思います。

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