ピョンチャン五輪は安倍総理も出席したことだし気になるが、こっちもそれ以上に気になる男はこんなことを言ったそうです。
細田博之・自民党憲法改正推進本部長(発言録)
憲法改正案は、できるだけ早く整理して、みなさんの納得が得られる案に充実させる。そして国会で審議し、最終的には国民投票にかける。あんまり、「国民投票のときにこういう恐れがある」「ああいう恐れがある」という議論が起こると、反対論が多くなる。そうならないように誘導していくことが必要だ。(松江市内の会合で)
どの議員でもそうですが、地元での講演会や身内の集まりなどではついつい本音を漏らしてしまいます。今回の発言内容の内「そうならないように誘導していくことが必要だ」などはその最たるものです。
つまり細田博之氏に「心ならずも誘導される」のは国民なんですよ!
憲法を改定することに賛成か反対かという投げかけをされ、それに素直に答える国民のこえですが、その前に「何故憲法を変えなければならないのか?変えないとどんな不都合が生じるのか?」ということを勉強することが始めの一歩なのだと思うのです。
よく勉強して現行憲法に不備があるのなら、それをどうするべきか。そこで初めて憲法改定議論が出てくるはずです。国民の大多数はまだそこまで進んでいないと思います。