哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

Star -松田聖子-

2022-01-27 01:12:31 | この1曲
いつものように深夜、我が家の湯船に浸かる。

一日の中で一番リラックスできる時間、だれにもじゃまされない一人の時間。

じ~と湯に浸かりポカ~ンと…ただただ時間が過ぎてゆくのを、ただただポカ~ンと湯に浸かる。

でもこのひと時がとっても大切な時間に…思いもつかないひらめきや考え事が、ふとわいてくる時があり、やはりアタマのなかを真っ白にするといいのかなぁ。

そしていい気分で湯に入っていると鼻歌も出てきて、「ふ、ふふう~ん、かずほ~どのこいう~たが・・・」

「星の数ほ~どの、恋う~たがあるけど・・・あれ、松田聖子のなんだっけ??」

気になったらどうにもこうにもおれないので、湯を上がり自室のいつものCD棚を(寝静まっている深夜にもかかわらず)ガサゴソ、ガサゴソ・・・と「あっこれかなぁ!!」

松田聖子 1984年通算10枚目のアルバム 「Windy Shadow」から、B面(レコードなんで)ラストのスローバラード

 

「Star」 作詞 松本隆 作曲 林哲司 

♬ 星の数ほどの恋歌があるけど 歌う私には愛し合う自由もないのよ・・・♬

ひさびさCDを取り出し、戸棚からはレコードアルバムをとりだして、しみじみと楽曲に耳をかたむけます。

ジャケットからは、もうとどまるところをしらない松田聖子のはじけ飛ぶ写真が・・・もうこのジャケットを見ただけでワクワクしちゃうもんね

クレジットをみると、作詞は松本隆、そして作曲提供者がすごい!! 大村雅朗・松田聖子(本人)・佐野元春・矢野顕子・杉真理・NOBODY(へぇ~)・林哲司・細野晴臣

アルバムを聴きなおしてみると、松本隆氏が「松田聖子の私小説」のようなスターとしてのスタンス・内情を代弁するような言葉をならべ、

それを作曲家がおのおのの個性をふんだんに旋律にしてあてはめて作り上げ、それを見事に松田聖子が歌い上げてゆくといった絶頂期のアルバムの姿が見えてきます。

特にラストを飾る「Star」は自らの信条をスローバラードで謳いあげた名曲です。

♬ 星の数ほどの人たちに歌うわ みんな幸福になるように それから私も・・・ ♬


 


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