哲ノート

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ふだんの袴 -浅草演芸ホール九月下席-

2021-09-28 21:52:08 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今月の寄席は浅草演芸ホールから・・・

平日だからかもしれないけど、地下鉄の駅から雷門通り、浅草六区へと歩きましたが、まだまだ人が戻っていないですよね。(閉まっている店も多いし…)

  

浅草演芸ホールも1/3くらいの入りでしょうか、でも演者も観客も熱のこもった下席となりました。(テケツ(切符売り場)で看板猫ジロリくんもいたしね)

開口一番は「道灌」から「ふだんの袴」「うなぎや」「狸札」「ざる屋」「宮戸川」「夕立勘五郎」「千早ふる」「短命」中入り「袈裟御前(中)」「新聞記事」「桃太郎」

トリは春風亭三朝師匠で「松挽(粗忽大名)」まで。

  

合間の色物では粋曲の柳家小菊さんの「両国風景」がここちよくてよかったですね、こういうのは言葉を読み解くではなく、粋・音色・テンポを楽しめればいいんでしょうね。

演目では今寄席は実力派が揃う中で、二つ目 春風亭朝枝さんの「ふだんの袴」が、普段聴きなれている演目ですが何とも言えない雰囲気で、爆笑を誘っていました。

初めて見かけましたが、出囃子から“なんかチカラない”登壇で「なんか違うぞぉ…」という雰囲気を醸し出しましたが、演目に入ると見よう見まねの八五郎をテンポよく演じて、とても聴きやすかったです。

「文鳥」と「文晁」「つる」のくだりも、みごとな「間」で楽しませてもらいました。

まだまだ自粛ムードがのこる街中ですが、演芸ホール内は入れ代わり立ち代わりの演者が観客と一体になって熱ある演目が続きました。

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