哲ノート

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試し酒 -池袋演芸場六月上席-

2022-06-07 22:38:10 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
6月最初の寄席は、ひさびさ池袋から・・・池袋演芸場六月上席昼の部を最前列から楽しみます。

本来は、今日は浅草・木馬亭で浪曲定席(トリは故澤孝子師匠)を楽しむ予定でしたが、先月末に澤孝子師匠が急逝して、ホントそのショックがあたまから離れず、どうしても木馬亭まで足を運ぶことができないのです。

そのくらい、澤孝子師匠の浪曲を聴きたいという思いが強かったのですね。その師匠が・・・こういう時こそ、浪曲を盛り上げ応援しなければ・・・とは思うのですが。

もう少し時間をあけて立ち直ったら、ぜひ木馬亭へ足を運びたいものです。

そんなことがあり、急遽池袋に寄席を楽しむことになりました。ひさびさの池袋です。

  

開口一番は「金明竹」から「幇間腹」「狸の恩返し」「鮑のし」「たがや」「宗論」「悋気の火の玉」「代書屋」中入り後は「高砂や」「持参金」そしてトリは橘屋圓太郎師匠で「試し酒」

5升の酒を飲み干すことになった大酒飲みを豪語する主人公の話、この演目は持ち時間が短いと途中途中を省いて演じられることがありますが、今回はトリの演目で時間たっぷり圓太郎師匠はしっかり5升を飲み干しました。

その飲みっぷりにもうためいきというか、拍手喝さいというか、一種の気持ちよさをおぼえましたね・・・(正確には試した5升もあるから、全部で10升飲んでいますが・・・)

色物ではカンジヤマ・マイムさんの「パントマイム」で指の練習したり、マギー隆司さんのマジックでお手伝いしたりと、やはり池袋の最前列はいいですね・・・

ひさびさの池袋の最前列、寄席を楽しむ、寄席のライブ感を演者といっしょに楽しむ・・・たのしい一日でした。





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