厚木 七沢荘に浸かる -温泉を巡る-

神奈川県厚木市の市街地から車ですぐのところに、丹沢山塊にある七沢温泉郷があります。

この温泉郷の特徴は「強アルカリ泉」で、そのなかでも今回訪湯した「七沢荘」は源泉PHはなんと１０.３というのだから、ツルツルを通り越してヌルヌル状態の泉質

ヌルヌルの源泉かけ流しの加水無し加温の湯の贅沢過ぎる温泉を、市街地からこんな近くで体感できるのだからうらやましい限りです。

七沢荘は現在旅館は建て替え中なので、日帰り湯のみの営業になっています、でも（自分を含めて）けっこう遠方から、この湯を味わいに来訪している方が多いようです。

　　

湯に浸かる前にカラダの汗を洗い流しますが、このカランの湯からして、もうヌルヌルですよ・・・湯船のみならずカランの湯もどうやら温泉を使用しているようです。

日帰り湯の構成は室内にある岩風呂と、メインの露天風呂に分かれていて、ちょっとしたスーパー銭湯の装いなんで、のんびり温泉気分を期待していた自分からすればちょっと雰囲気がわかずにがっかり・・・。

でも一度湯船に入っちゃえば、この神奈川県下最高濃度のＰＨ9.54以上でメタケイ酸・メタホウ酸が含まれた強アルカリ性の湯は誰もがその気持ちの良いヌルヌル感を体感できて、そこらの温浴施設とは違います。

ホント肌に膜がまとわりつくようなスベスベ・・・ツルツル・・・ヌルヌルでまさに「美肌の湯」とはこのことです。

露天風呂で湯にカラダをあずけてまどろみながら浸かったり、足だけ浸かったり、石の上で涼んだりをくりかえしながら時間を過ごしました。

七沢温泉郷にはまだまだ様々な日帰り温泉宿が点在しており、泉質も異なったりしていろいろと湯を楽しめるようです。開拓の価値はありそうなんでまた近くに寄ったらまた訪湯したい温泉になりました。

神奈川・厚木から近い七沢温泉・七沢荘、ホントいいお湯でした。