哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

石ノ森章太郎展 -世田谷文学館-

2019-05-08 19:14:15 | ちょっとそこまで。
いつもの“せたぶん”世田谷文学館で、またまた興味深い展示会が…(ホントに要チェックしておかないと見忘れちゃう)

「萬画家 石ノ森章太郎展」

「サイボーグ009」「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」…「さるとびエッちゃん」なんていうのもありましたね。

子供のころから見慣れたヒーロー・ヒロインが大集合です。

そんな作品群の原画やシナリオコンテンツが一堂にあつめられ、目の前でしばし足を止めて“哀愁に”ひたります。

  

入館すると、まずは仮面ライダー第1話「怪奇蜘蛛男」の掲載原画が…(これは読み込んじゃいますよ)

つづいての「サイボーグ009」のコーナーでは。あらためて作品・背景・登場人物が原画とともにくわしく紹介されており

考えてみると、作品を見ることはあるのですが、ここまで「解説をみる」ということはなかったですね。

そうか…、当時の子供のころに見た漫画・アニメとしての作品を、いまのオトナの自分が見直す(読み直す)と、解説にある“かくれた”メッセージというものに気づくんですね。

とても当時は想像できないほど、背景にはメッセージ性があったことを改めて認識しました。

「009」「仮面ライダー」「キカイダー」なんて深読みすると「悲しい」物語ですもんね。

石ノ森章太郎氏のこういった作品・作風にふれあえて、大人の感性で読み直すというのも大切なことだと理解し、とても貴重な体験を展示会を通じて見させていただきました。

コメント
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