哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

あらためて「桂 枝雀」

2009-09-25 22:14:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
NHK BSハイビジョンの「落語家 桂 枝雀の世界」を見たぞ!!

生誕70年・没後10年もたつんだね。(あのときはショックだったけど)

NHKさんやるね~。しかも5時間もぶっつづけで・・・・。

今日は昼飯もはさんで“気合”いれて5時間テレビの前に“たっぷり”と!!

今思うと、けっこう“早口”でまくしたてるので聞き逃すまいとすると、けっこうキツイ。あまりなじみのない“関西系”落語のネタが多かったので、はなしのスジがわからなく途中でダレてしまったが、やはり昔も今の落語界にもないスタイルをもち、没後にも大きな影響を与えた一面がうかがえた。意外と演目じたいよりは、エピソードのほうがおもしろかったりして。

独特の話芸のカゲには、しっかりした技量と繊細でシャイな人柄が隠されており、反面そこには常に“笑い”を求められるスタンスがたぶん完璧主義・天才だからこそ求められ、もしかしたらそれが60歳の若さでの・・・・・になったのかな。すごく残念。円熟の話芸も期待できるのに・・・・。

映像・音声・「落語研究会」での実演でお会いしているが、いままでも、これからもあの調子・あのフリ・あのテンションを越えるものは二度とないであろう枝雀さん。

あ~寄席にいきたいなぁ。(最近いけないんだよなぁ)
コメント
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