哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

有期刑というのは・・・。

2009-09-11 20:33:18 | ちょっと気になる
天高く・・・秋の空だなぁ。

空気も乾燥しているようで陽射しが気持ちよいです。

ちょっと気になった昨日のニュースから。

殺人遺体バラバラ事件で「無期懲役」

死刑求刑であったが初犯・反省もしているので・・・・だそうだ。

んむ~。

乱暴目的で部屋に引きずりこみ、衝動で殺してしまい、その発覚をおそれて遺体を損壊し、自分はなに知らぬ顔でインタビューに答え・・・という人間が反省しているか。ひとりの人間の命・尊厳をも軽々しく思う人間が・・・・遺族の悲しみ・やるせなさも痛いほど理解できる事件である。

しかも無期懲役が確定すれば、場合によっては懲役免除で仮釈放なんて事にもなりうる。殺人犯でも人間としての「人権」があるのだから、でも人をどういう事情であれ殺した人間が反省さえすれば死刑を免れ、場合によっては社会復帰ができるのはどうでしょうか。

短絡的に何でも死刑にすれば事が収まるというのもおかしいが、いまの制度上死刑と無期懲役のあいだにはおおきなギャップが存在する。

外国には一生罪を償う。一生一般の社会から隔離する意味で懲役何百年という有期刑が存在すると聞いたことがある。懲役が何かのきっかけで減免されても出てこられないようにこのような制度になったようだが、死刑と無期のあいだとしての有期刑というのはどうだろうか。遺族も人の命を奪われた身ではあるが、死刑によって別の命を奪うには抵抗あるかたもいるだろうし、かといって同じ社会にのうのうとでてこられるのはいやだろうし。

収容の問題で有期刑はなかなか認められないとは聞くが、このような事件を抑止するためにも「有期刑」というのはいかがなものか・・・・。

ふと気になるニュースがあったもので、あくまでも他意はなく、死刑存続廃止問題にもかかわらない自分だけの考えです。

以上ジャンジャン。
コメント
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