牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

懐かしいふるさと種子島へ帰る

2010-07-20 06:49:33 | Weblog
明日朝早く福岡県八女市へ、ハイブリットカーで出かけます。午後の集会後、公園の宿でゆっくりし22日は出水市を訪ね、その足で鹿児島市へ。生駒聖書学院卒業の牧師たちとの出会いも楽しみです。
 
 鹿児島市内で桜島の見えるホテルで休み、23日の朝は、ジェットフォイル「トッピー」(鹿児島・指宿と、屋久島・種子島を結ぶ超高速の水中翼船)で種子島へ。何んと90分で西之表港着です。

 小学6年のとき初めて船に乗り鹿児島へ。父が外国航路の船乗りだったので、船長になりたい夢もあり、甲板ではしゃいでいました。船が佐多岬へ近づくと揺れ始め、気分が悪くなり後はひどい船酔いで、波静かな錦江湾に入っても寝たっきりでした。先頭の夢はあっという間に消え、船も大嫌いになりました。

 ブランコでもバスでも揺れる物は全部だめでした。24歳で自動車の免許を取得しましたが、自分で運転しながら車酔いになることもしばしばでした。鹿児島~種子島は船で5時間。しかし、ジェットフォイル・トッピーは90分。大好きな種子島行きです。

 種子島の思い出は、イエス・キリストとの出会いです。高校生の時、聖書の言葉に触れました。それがキリスト教の聖書のことばとは知らないままでしたが、感動したことを覚えています。

 二つともマタイの福音書でイエス様の言葉です。

 一つは、「16:26 人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう」

 高校の講堂で鍼灸師の方の講演で、人の命の尊さは全世界よりも尊く重い存在であることを、目は見えないけれども目を輝かせてのお話でした。その日以来、戦争も人の命を殺める行為も絶対いけないことだと強く思い、平和憲法の国に生まれたことを誇りに思っています。

 もうひとつのことばは、「11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」です。

 放課後に教室で行われていたアルビン・ハモンド宣教師がいつも英語で読んでくれたことばでした。
 Come to Me, all you who labor and are heavy laden, and I will give you rest.

 それからしばらくしてアーメンと信じてバプテスマを受けクリスチャンになり、今年の11月24日で54年になります。クリスチャンは二つの誕生日を持ちます。日本国に生まれた9月2日、誕生が登録されて日本人として生きることができています。

 神の国に生まれて、命の書に名前を書かれ、永遠のいのちとともに天国の住人の保証。今日もまた天国の一日です。と感謝しつつ美しい国で生かされています。

 そのなつかしい原点のふるさと種子島へ。しかもアーメン。信じますと告白しバプテスマを受け、クリスチャンとして誕生した西之表キリスト教会で礼拝説教までさせていただけることは光栄です。

 自分が生まれた家はどこかもわからないくらい木が生い茂ってしまいましたが、霊の誕生の教会は今もなお輝く存在として活動を続けています。

 26日以降のブログに最近の種子島のレポートもできればと思っていますが・・・・。

 ブログは毎日更新しますが、パソコン持参の旅はまだなので、「わずか30秒の祈りが世界を変える」祈りのコラムを掲載します。

種子島では、シティホテルあらき 三連泊しております。祝福を祈ります。
 

マタイの福音書

 11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。

11:29 わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。

11:30 わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」