牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

思い出の鴻峰(こうのみね)小学校

2006-08-29 08:46:14 | Weblog
種子島にもう生家はないが、必ず訪れるのは鴻峰小学校です。今年も訪ねましたが、もう5年前から休校。閉校にならないのが不思議なくらいです。

 昭和23年入学時は49名の一年生でした。全校は200名を越える生徒数。卒業のときは29名でした。53年後の今はもう5年間も生徒数ゼロです。種子島空港が3月に開港し、小学校から歩いて10分くらい。空港のある小学校ですが・・・。種子島は3万5千人くらいの人口です。一市2町の島ですが、鴻峰小学校に近い立山小学校は6名の生徒とのこと。中学校は03年に閉校になった浜津脇の星原小学校も20名だそうです。少子化は小さな島にとっては、厳しすぎるような現実です。

 小学校は3年生までは2キロくらいでしたが、それからは鐘がなって出かけても遅刻しないほど近い家でした。その2件の家も今はなく杉の木が大きく育ち、竹林が入り口への道を隠してしまっていました。

 なつかしさと共に、「故郷は遠きにありて思うもの」が実感の島への旅でした。

エレミヤ書

31:10 諸国の民よ。【主】のことばを聞け。
  遠くの島々に告げ知らせて言え。
  「イスラエルを散らした者がこれを集め、
  牧者が群れを飼うように、これを守る」と。
31:11 【主】はヤコブを贖い、
  ヤコブより強い者の手から、
  これを買い戻されたからだ。
31:12 彼らは来て、シオンの丘で喜び歌い、
  穀物と新しいぶどう酒とオリーブ油と、
  羊の子、牛の子とに対する【主】の恵みに喜び輝く。
  彼らのたましいは潤った園のようになり、
  もう再び、しぼむことはない。
31:13 そのとき、若い女は踊って楽しみ、
  若い男も年寄りも共に楽しむ。
  「わたしは彼らの悲しみを喜びに変え、
  彼らの憂いを慰め、楽しませる。
31:14 また祭司のたましいを髄で飽かせ、
  わたしの民は、わたしの恵みに満ち足りる。
  ──【主】の御告げ──」