牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

深夜に神学生の家が火事に!

2005-10-27 08:23:11 | Weblog
25日の深夜3時に、生駒聖書学院神学生の家が火事になりました。東大阪市六万寺町にあるレムエル・キリスト教会岡本牧師の留守宅でした。奥様が聖書学院神学生なので、学院家族寮で学んでおり、週末だけ自宅に家族で帰り、教会活動をしていました。
 真夜中の3時ごろ、隣家の方が火を発見し、119番してくれました。玄関からの漏電で、消防車が来たときには半焼状態でした。周辺は隣家との隙間もないくらいに密集した地域です。
 神様の守りで類焼もなく、自宅だけが半焼状態で鎮火しました。

 あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。第一コリント10:13
 
 
 その知らせを聞き呆然としながらも、深夜自宅へ戻った二人はまず類焼していなかったことを、心から神様に感謝しました。
 また、真夜中に火事に気づいた隣家の方に感謝しました。
 生駒聖書学院家族寮に住んでいたことも感謝でした。自宅だったら幼い二人の息子が助からなかったかもしれないからです。
 自宅だといつも2階に寝ていました。出火は玄関からであっという間に、出口がふさがれてしまっていたからです。
 すべてのことに感謝しなさい!をムリではなく、心から受け止めて感謝の祈りを、火事場見舞いに駆けつけた私とともに祈ってくれました。
 これからの片付けやリフォームなど、またすべての家具やフトンなども水浸しで使えなくなりましたから、いろいろ事後処理があります。
 しかし、二人とも心から感謝しつつ立ち上がる勇気を持っている姿に感動しています。
 どんな出来事の中にあっても、立ち上がり克服する力が与えられていることは、何とすばらしいことでしょう。

 私たちの人生にも不可能やどうにもならないように思えることは確かにあります。
 しかし、どんな不可能も挑戦として受け止め、乗り越え克服し、勝利者となることができるのです。
 そう考えただけでも、人生はすばらしいものとなります。心が燃えてきます。「私は勝利者!です」と、大声で叫びだしたくなります。

 私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。
 「あなたのために、私たちは一日中、
  死に定められている。
  私たちは、ほふられる羊とみなされた。」
と書いてあるとおりです。

 しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。

 私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。ローマ8:35-39