牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

天王子警察署へ

2005-10-12 07:52:22 | Weblog
 昨日はラジオ放送録音日。婦人牧師が風邪で声が出ないため、一人でスタジオへ行く。
 1万歩歩いていなかったので、帰りに買い物をするついでに店の周囲を歩く。必要なものを少々買い求めて帰宅。襲い夕食を済ませ、書斎に入ると携帯電話。
 天王寺警察からの電話。大阪エリムに来た60代男性が、窃盗で捕まり警察で取調べを受けているという。置き引き忘れた携帯を取ったとのこと。すぐつかまり所有者もスグ携帯も戻ったことだし、穏便に済ませてくれと言ってくれたとのこと。
 警察ではすぐ釈放したいが、身元引受人が必要で、本人が教会に行ったことがあるというので連絡したとのこと。
 すぐ天王寺警察まで来て、身元引き受け書に署名して欲しい。今夜中に釈放するので・・・。
 着替えるとすぐ自動車で第二阪奈と阪神高速で森之宮まで行き、そこから天王寺警察はすぐなので、取調室へ。
 何と5人のお巡りさんに取り囲まれてしょんぼりしている。署名をすませ
ると、お巡りさんたちが彼に、二度と悪いことをするなよ。しっかり悔い改めて、毎週教会に行くんだぞ。教会に行かないからこんなことをしてしまうんだぞ」と口々に声をかけていた。

 教会に来てイエス様を信じますと祈り、救われていても古い生活習慣、お金に困るとつい盗み心が働いてしまうのだろうか。
 今回の場合は、置き忘れた携帯電話だったので、無傷で所有者の手に返り、告訴することもなく穏便にとのことだったし、警察官たちも本人の反省とキリスト教会の牧師が身元引受人になることで、即釈放となったから幸いであった。しっかり悔い改めて礼拝に参加するよう励ました。

 
 彼の手にお金を握らせ、天王子警察署に別れを告げ、深夜の高速を祈りつつ帰宅した。思いがけない一日だった。

 
 ただし、ほんとうにあなたがたがキリストに聞き、キリストにあって教えられているのならばです。まさしく真理はイエスにあるのですから。
 その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと、またあなたがたが心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。

 ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣人に対して真実を語りなさい。私たちはからだの一部分として互いにそれぞれのものだからです。
 怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。
 悪魔に機会を与えないようにしなさい。

盗みをしている者は、もう盗んではいけません。かえって、困っている人に施しをするため、自分の手をもって正しい仕事をし、ほねおって働きなさい。

 悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。
 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。
 無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。
 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。エペソ4:21-32