牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

あきらめは禁物

2005-10-17 07:31:03 | Weblog
アメリカのゴールドラッシュ時代、R・U・ダービーは、彼の叔父に誘われて、ショベルとピッケルを担いで西部へやってきた。
 まもなく、コロラド州で最も良質の金鉱脈を掘り当てた。
 採掘設備を整え、喜び勇んで働き始めたが、ある日突然、金鉱脈が消えてしまった。
 それでもダービーたちは、絶望と戦いながらも祈るような気持ちで、さらにドリルを使いながら堀り進メタが、結局は徒労に終わった。
 金の鉱脈はなくなり、彼らの夢も努力もはかなく消えてしい、最後の決断を下した。
 採掘設備のすべてをわずか数百ドルで屑鉄屋に売り払い、同時に権利書も譲ってしまったのだ。

 ところが賢明な屑鉄屋は、スクラップにする前に、鉱山技師を呼び再調査することにした。何とダービーたちがあきらめた地層からわずか2メートル下に、無数の金鉱脈が眠っていたのである。

 そのことを知ったダービーは、すぐあきらめる男から、決してあきらめない男、食いついたら離さない男へと変身した。
 彼はその時代の全米保険業界トップセールスパーソンとなり、巨額の富を築き上げるだけでなく、「見込み客がノーと言っても決してあきらめるな。鉱山での失敗は二度と繰り返してはならない!」と、多くのセールスパーソンたちに希望を与え続けたそうだ。

 どんな時代場合でも、成功を勝ち取るまでは、挫折と絶望、失敗と涙の連続、試練や苦痛の連続だ。アメリカで成功者と呼ばれている500人の共通している体験談がある。
 「偉大な成功と言うものは、人々が敗北に兜を脱いだ時点を、ほんの少し過ぎたときにやってくる!」と。

 どれほどの困難も,どこまでも初志を貫徹してゆけば、必ず乗り越えることができる。
 自信を持てば、どんな試練をも乗り越える勇気と力が湧いてくる。
「私は、私を強くしてくださる方によってどんなことでもできる」と、毎日告白しつつ、あきらめないで取り組んでゆこう!

 ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。
 あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。
 「もうしばらくすれば、
  来るべき方が来られる。おそくなることはない。
 わたしの義人は信仰によって生きる。
  もし、恐れ退くなら、
  わたしのこころは彼を喜ばない。」
 私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。
 信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。ヘブル0:35-11:1
 
 今日は春日井市8春日井市民病院前)に新しく完成した、主イエス恵愛キリスト教会 マカリオス・チャペル(高橋務牧師)の献堂式が行われます。新しいキリスト教会のスタートに祝辞を述べるために参加します。
 祝福をお祈りください。ハレルヤ。