韓国、剣道世界大会決勝で「日本判定」主張 長年の「起源」論争が輪をかけ反発

2018年09月20日 | 朝鮮エベンキ族
韓国、剣道世界大会決勝で「日本判定」主張 長年の「起源」論争が輪をかけ反発
9/19(水) 19:06配信 J-CASTニュース
韓国、剣道世界大会決勝で「日本判定」主張 長年の「起源」論争が輪をかけ反発
大韓剣道会の公式サイト
 「日本のための剣道ではない」(中央日報)、「韓日いずれにとってもマイナス」(ハンギョレ)――こうした見出しが、韓国紙を相次いで飾っている。

 2018年9月16日、韓国・仁川で第17回世界剣道選手権大会が開催された。男子団体戦決勝を戦ったのは、日本と地元・韓国だ。試合は最終戦までもつれる激闘の末、日本の優勝で幕を閉じた。ところが、その結果に韓国では波紋が広がっているのである。

■完全アウェーを日本代表が制すもブーイングの嵐

 ブー、ブー......――19日放送の「あさチャン!」(TBS系)でも、会場に巻き起こるブーイングがそのまま映し出された。

 地元開催とあって、韓国代表が入場すると大歓声が巻き起こるなど、日本にとっては「完全アウェー」の一戦。5人の選手が勝敗を競う男子団体決勝、第1戦の先鋒が引き分け、次鋒、中堅戦は日本が勝利。しかし副将戦は韓国が制し、決着は大将同士の一戦にもつれこむ。結局、ここを引き分けた日本が、16度目となる世界制覇を成し遂げた。

 しかし、会場の空気は緊張したものだった。韓国紙・中央日報の描写を借りよう。

  「試合が進行される間、観客席の雰囲気は良くなかった。各5人ずつの剣客が激しい勝負をする間、観客席の一部で始まったブーイングが徐々に強まり、ついに会場全体に広がった」

 問題となったのは、審判である。韓国側は先鋒戦、中堅戦などで、韓国選手の面が認められなかったと主張、ひところ流行った表現を使えば「日本判定」だったと訴える。

 これまでの国際大会でも、韓国側からは何度か判定に対して「物言い」がついている。韓国はビデオ判定の導入などを主張するが、武道としてのあり方を重視する日本などでは反対意見が根強い。個々の判定の妥当性はひとまず置くと、今回の騒動は、こうした以前からの対立が露呈した形だ。

日本は「剣道は武士の生活の中から生まれた」
 前述の中央日報は記者コラムで、

  「『相手よりもまず自分自身に勝つ』というのが剣道の精神だ。いつまで小さな既得権に満足しながら『井の中の蛙』として生きていくのか日本に問いたい」

と挑発的な文言を掲載する。韓国紙・ハンギョレもやはりコラム記事で、

  「保守的な日本の剣道界もより開放的でなければならない。3年に1度開かれる世界選手権大会の決勝で、韓国選手たちが繰り返し被害意識を抱かざるを得ないなら、それは世界剣道の発展にとってもマイナスだ」

とビデオ判定導入を主張する。

 日韓剣道界にはもう一つの火種がある。いわゆる「起源」論争だ。韓国では剣道は自国の剣術に由来するとして、国際語ともなっているKENDOではなく「コムド」と呼ぶ。上記の「あさチャン!」の取材にも大韓剣道会のイ・ジョンニム会長は、

  「ご存じかわかりませんが、剣道は韓国の刀の文化が日本に伝わってできたんです」

と主張、また大会直前に掲載された中央日報のインタビューでも、

  「現代剣道の基礎を確立したのは日本だが、その根は三国時代の韓国と中国の『撃剣』に探すことができる」

と重ねて語った。

 なお、全日本剣道連盟の公式サイトでは、この韓国起源論を否定するとともに、剣道は「日本の武士の生活の中から生まれた日本独特の文化」であり、「日本の歴史の中で生まれ育ってきた」とするステートメントが掲載されている。

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自転車で米国を横断しながら「独島は韓国の領土」を叫ぶ大学生
9/19(水) 16:15配信 中央日報日本語版
自転車で米国を横断しながら「独島は韓国の領土」を叫ぶ大学生
自転車で米国を横断しながら「独島は韓国の領土」を叫ぶ大学生
「独島(ドクト、日本名・竹島)が大韓民国の美しい島であることを他の国にまで広く知らしめたかったです。自転車に乗って独島を広報する私たちに自動車の窓を開いて頑張れと声をかけてくださる方々を見て、言葉では言い表せない感動を感じました」

国民大学新素材工学部3年キル・テジンさんの独島に対する愛情と関心が海外にまで広がって話題になっている。キル・テジンさんはイ・ギョンジュン、ハ・ウヨン〔中央(チュンアン)大〕さんと共に大韓民国独島協会の支援を受けて全世界に独島が大韓民国の領土であることを発信する広報プロジェクトを進めた。キル・テジンさんは6月28日から2カ月間、米シアトルからメキシコまで自転車に乗って60日間にかけて約3500キロメートルを縦断し、独島バッチ、独島カードなど直接製作した記念品と共に現地の人たちに独島の話を聞かせた。特に、今回のプロジェクトは学生たちの自発的な企画から始まったということからより注目を集める。

理工系であるにもかかわらず、3人の学生は歴史に関心が多かった。彼らは歴史を勉強するうちに大衆にますます忘れられていく独島に対する関心を喚起することが何より重要だと感じた。ただ国内だけでなく、全世界が分かるべき問題だと判断し、彼らは米国で広報活動をすることを決心した。海外でさまざまな所を訪れ、2カ月間宿舎もなしに回るというのは一般の人々になかなか難しいことだったにもかかわらず、キル・テジンさんは「米国はキャンプ文化がとてもよく整えられており、行く所々に近隣のキャンプ場に寝袋を敷いて寝泊まりをした」として明るく笑った。

特に、8月15日には米ロサンゼルスで開かれた光復節(解放記念日)行事に参加、独島の歴史について発表して現地の韓国人に大きな呼応を得た。彼らは「正しい歴史を学ぶことでできた知識が現在の大韓民国が持つ時代的・社会的問題を解決する原動力になるだろう」と強調した。

キル・テジンさんは「独島は大韓民国の独立と主権の象徴なのでこれに対する関心が単発性で終わってはいけないと考える」として「海外で生じた独島に対する関心が国内にまで広がり、周辺の友達や先輩・後輩も多くの関心を持てるように独島広報活動を持続的に推進していきたい」と明らかにした。


日本の嫌韓デモを阻止した市民団体、ソンプルインターネット平和賞受賞
9/19(水) 7:32配信 中央日報日本語版
日本の嫌韓デモを阻止した市民団体、ソンプルインターネット平和賞受賞
18日、第1回ソンプルインターネット平和賞(Sunfull Internet Peace Prize)を受賞した「かわさき市民ネットワーク」の関係者たちが集まった。前列左側から青丘社(川崎ネットワークに参加する市民団体)のペ・ジュンド理事長、かわさき市民ネットワークの関田寛雄代表、ソンプル財団ソンプルキャンペーン本部のミン・ビョンチョル理事長、(株)スカウトのミン・ビョンド会長。(写真提供=ソンプルキャンペーン本部)
日本の嫌韓デモに対抗する市民団体である「かわさき市民ネットワーク」と日本のサイバー倫理運動家の小木曽健さんが18日、第1回ソンプルインターネット平和賞(Sunfull Internet Peace Prize)受賞者に選ばれた。ソンプルの英語表記「sunfull」は、「太陽の光がいっぱいの世の中」という意味の「full of sunshine」から付けられた。また、韓国語の善(ソン)プル、つまり良識ある書き込みを表す言葉とかけていて、悪プル(悪意のある書き込み)の対義語でもある。

オン・オフライン上で悪プルやヘイトスピーチの撲滅運動を繰り広げているソンプル財団ソンプルキャンペーン本部(理事長ミン・ビョンチョル)はこの日、神奈川県川崎市でソンプルインターネット平和賞受賞者を発表した。

「かわさき市民ネットワーク」(代表・関田寛雄)は外国人に対する差別や嫌悪集会を根絶するために日本全国165カ所の人権団体が集まって2016年に結成された組織だ。SNSを通じてヘイトスピーチ監視活動を行っていて、ヘイトスピーチ抑制法や条例制定を促すなど多彩な活動を行っている。昨年6月と7月には会員1000人余りが街頭に出て極右団体の「ヘイトスピーチ集会と講演会」を阻止して話題になった。

日本のモバイルゲーム企業「グリー(GREE)」の安心安全チームマネジャーとして活動中の小木曽さんは、これまで2000回にわたってインターネットのエチケットやサイバー悪プルの予防教育を実施した。サイバー倫理教育、執筆、相談など、さまざまなインターネット平和活動を広げた功労が認められて同賞を受賞することになった。

ソンプルインターネット平和賞を制定したミン・ビョンチョル理事長は「韓国内の在留外国人200万時代に、私たち周辺の外国人やマイノリティに向けられるヘイトスピーチが度を越している」とし、応援と気配りのソンプルキャンペーンを通じて平和な地球村になれば」と述べた。

現在、ソンプルキャンペーンには、国内外およそ7000の学校や団体が参加していて、ソンプルタルギ(善意の書き込み)キャンペーンのホームページには68万人の会員が投稿したソンプルが700万個を超えた。大韓民国の国会議員296人(全体国会議員の99%)が「国会ソンプル政治宣言文」に署名し、米国の国会議員2人、州下院議員1人、日本の国会議員1人が「ソンプルインターネット平和キャンペーン」に参加している。

ソンプルインターネット平和賞授賞式は、来月11日にソウル漢陽(ハニャン)大学HIT大講堂で開かれる。

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