脳天しびれて最高じゃ~~~ん!

2019年11月02日 | 料理など


そんなの、自分で酒の安売りに行き、1,8Lの酒パック買ってきて、ビールのジョッキーでゴクゴク飲んだほうが酔えるジャ~~~~ん!!

この方が脳天しびれて最高じゃ~~~ん!





30分ほぼワンコインでサクッと酔える、せんべろを超えた「半べろ」が拡大中のワケ

11/2(土) 6:10配信

週プレNEWS
30分ほぼワンコインでサクッと酔える、せんべろを超えた「半べろ」が拡大中のワケ

お店の外壁に大きな看板を設置し、「30分飲み放題」をアピールする店も

消費税も上がったし、サクッと飲んでちゃんと早く帰りたい......。そんな、働く男たちに朗報だ! 30分で効率よく飲む「時短飲み」の店が都内を中心に全国に増殖中。その理由と魅力を紹介する。

【写真】100種のワイン樽のある「大衆和牛酒場 コンロ家」

■お店は芸人。大事なのはインパクト!
ちょっと一杯のつもりが、結局だらだら飲んでて、それなりのお会計。翌日に響くし、早く帰ればよかった......。そんな経験は誰しもあるはず。そこで注目したいのが高コスパで飲める「半べろ」だ!

「半べろ」とは、とにかく時間勝負の「30分飲み放題」。都内を中心に展開するチェーン店「やきとり○金(まるきん)」や、名古屋、九州に今年初出店を果たした「ローマ軒」といった大手だけでなく、近年は個人店でも全国的に増えているという。

「まず前提にあるのが、ここ4、5年で起きている居酒屋の衰退と酒場の隆盛です。居酒屋の大手チェーンでは客単価が平均約2300円。しかし近年は安く気軽に飲む酒場業態がメインとなり、客単価も2000円ほどと低価格化。そんななか、どうお客さんを呼び込んでいくかが"飲み屋"の戦いです」

そう語るのは、『日経レストラン』を創刊し、現在は『フードリンクニュース』編集長の遠山敏之氏。低価格化が進むなかで、料理ではもう差別化ができないのが現状。となると、お酒の安さで売り込むしかない。そうして生まれ、広がり始めているのが「30分飲み放題」という"見せ方"だという。

「『生ビール1杯199円!』という触れ込みはもう普通。僕は『お店は芸人』だと思っていて、飲食店にとって大事なのは、どうインパクトを与えるか、どう新しい魅力を示すかということ。15年ほど前に『せんべろ』という言葉が生まれ定着しましたが、次の新しい見せ方が『30分飲み放題』なんでしょう」(遠山氏)

ちなみに「せんべろ」をウリにする店と、「30分飲み放題」の店では客層が違うそう。「『せんべろ』は老舗でないと雰囲気が出ないし、料理のうまさはもちろん、飲むことが好きな人向け。一般層や若者向けにやるなら"古くておいしい"は合わない」(遠山氏)


「30分飲み放題」が生まれたもうひとつの背景が「時間」だ。帰り道に同僚と、もしくはひとりで飲みに行く際、長居せず早く帰りたいと思う層は一定数いる。3年ほど前に"ちょい飲み"がはやり、定着したことも、その裏づけになるだろう。

「かつて飲みに行くというのはある意味"レジャー"でした。しかし、あらゆるコンテンツであふれている今、お酒に時間を使うことは少なくなっています。そうした時代に合わせて登場したのも理由のひとつです」(遠山氏)

実際、「30分飲み放題」店の常連客は「普通の居酒屋ですぐに店を出るのは気が引ける。30分という制限を店側が設けてくれるのがいい。それに30分なら飲んでもいいか、と自分に対する免罪符にもなる」と、その実感を明かす。

とはいえ、「30分飲み放題」の価格帯は300円から600円。「一番原価の高いアルコール」として知られるビールが含まれている店も一部ではあり、1杯飲めば元が取れてしまうような値段だが、お店はどう採算を合わせているのか。

「『30分飲み放題』の多くはセルフサービス形式。グラスもそのまま、客が使える洗い場も用意してあるので店側がグラスを交換する必要がなかったり、オーダーもiPadを使うなど、接客に必要な人件費をカットしています」

そう明かすのは『フードスタジアム』編集長の大関愛美氏。セルフ方式にすることで、調理などを止めることなく、スムーズな提供にもつながる。店側は少人数で店を回せて、値段も抑えられ、客側の満足度も高まるため「人手不足である今の時代にマッチしている」(大関氏)のだ。

そして大関氏が挙げるもうひとつの理由は、矛盾しているようだが、「30分では終わらないこと」。

「ほとんどの人が30分で帰ることはないと思います。そのまま延長しているのではないでしょうか」

実際、利用者やお店の人に聞くと、そのとおりだった。店舗側が料理をわざと遅く提供するなど小細工をしているわけではないのに、だいたい1時間ほどは滞在するそうだ(笑)。




■安さの裏にはメーカー戦争が
また、激安価格が成り立つ背景として、大手飲料メーカーのサントリーとアサヒの価格競争があるという話も。都内で居酒屋を営むA氏によると、「メーカーとすれば単価が下がっても数を出したいのでしょう。

どんどん安売りしているわけですよ。うちもサントリーの営業マンから提案されました。それにアサヒも続いて、価格競争になっている」というのだ。同じ話は他店のオーナーからも聞いたとのこと。

確かに大手チェーン店はともかく、個人店の場合は営業努力にも限界がある。いくら人件費を削ったり、利用者が多少長く居座ったとしても薄利には変わりない。ビールやウイスキーなど高価なアルコール類の大幅な値下げがあるなら、その話もうなずける。

時代のニーズによって広がる「30分飲み放題」。店舗で話を聞くと口をそろえて言うのは「リピーターは比較的多い」という言葉だ。大関氏は「各店が意識しているのが"話題性"」だという。

「ただ安くおいしく飲めるだけでなく、その場で楽しんで誰かに話したくなる、また次に誰かを連れていきたくなるような店が多いです。例えば『コンロ家』は段ボール製の手作りメニューなどの面白ネタが店中にあるんですが、以前、『お客様は神様ではありません』という張り紙がSNSで話題になりました。

『でんでん串 高円寺駅前階段急店』も"1分10円"というパワーワードを仕掛け、SNS上でバズっていました」

星の数ほどある飲み屋。どこもそれなりにレベルは高いので、遠山氏が話すようにフードやドリンク、そして価格だけでは目立てない。「30分飲み放題」というワードとともに"エンタメ感"を演出するなど、さらに工夫を加え生き残りをかけているのだ。




取材・文・撮影/鯨井隆正


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日本の「お弁当文化」びっくりのタイ人

2019年09月22日 | 料理など


暑い国では、食あたり危険あるので弁当が少ないが、25年在住して何回か原住民が昼飯に<<白飯とイワシ一匹をセンターに乗せたのを食してるのを現認した>>

また、ある大工は、飯とイワシを持ってむかし、作業に来てたが<<家で作った魚のスープをだしてやると大変喜んでいた>>

原住民は、粉砕したトウモロコシを鍋釜で炊いて食するが<<冷えると固まるので弁当にはあまり入れない>>温かいうちに粉砕トウモロコシは食うものだ。

インドやバングラでは、カレー弁当が風通にある。

タイ人が日本スタイル弁当にびっくりという記事だが、、貧乏後進国などオカズなどたくさん入れられない。イワシ一匹やbeefの煮込んだ肉、油がすごい、一切れが贅沢で<<こればかり食っていたうちの運転手が心臓麻痺で運転中に死んだ事がある、、、気の良いやつだった=早死するやつは性格が良いのが多い。ロクでなしが長生きする傾向がある>>

ワンプレートなども弁当のようなものだが<<弁当は自宅で作ったりして持参するもの、、だが、町中にホカベンなどもある>>> のり弁がむかしチクワの揚げ物が入って250円とかであったが、、、ブルース弁当。

日本は世界中で一番豊富な食材などがある恵まれた国、、、工夫も世界一。壮大な構想は苦手だが小さい工夫は大得意な民族。





日本の「お弁当文化」を知ったタイ人女性たちの驚きの声

9/22(日) 15:00配信

マネーポストWEB
日本の「お弁当文化」を知ったタイ人女性たちの驚きの声

タイの人たちは日本のお弁当文化をどう感じているのか?(イメージ)

 日本人にとって当たり前のことが、海外で評価されることもある。「お弁当文化」もその一つだ。

 すでにフランスでは「BENTO」として人気になっており、パリにはお弁当屋さんもオープン。中国では訪日の際にSNSで弁当の写真を投稿するのが流行するなど、世界中で知名度が高まりつつある。

 今回は、親日国として知られるタイで、日本文化の「お弁当」がどう感じられているのか、現地の人たちに聞いてみた。

 タイの20代女性会社員・Aさんは、アニメや漫画が好きなことから日本人ともSNSを通じて交流する機会も多い。その関わりの中で“キャラ弁”の存在を知った。

「びっくりしました。好きな『銀魂』『おそ松さん』のキャラクターがお弁当になっていて、すごくカワイイ!って思いました。それ以来、お弁当は“カワイイもの”ですし、“ショクニン”魂をもつ日本人らしいものだと思っています」

 タイでは、日本のように自炊文化は浸透していない。屋台やフードコート、チェーン店などの外食で食事をするのが一般的だ。Aさんも、そんなタイではお弁当文化は根付きにくいと話す。

「特に独身向けマンションでは、コンロがないところも多いです。みんな作るより買った方がコストも抑えられて合理的だと考えていますし、私も、一人ではもちろん、恋人といるときも屋台やお店で食べたり、テイクアウトして家で食べることがほとんどです」(Aさん)

 とはいえ、お弁当文化が皆無というわけではないという。

「例えば、ピクニックとかだと、おかずを持ち寄ってみんなでシェアして食べるようなことはあります。でも、お弁当用として一口サイズにしたり、彩り豊かにしたりといった工夫はありません。だから日本のアニメや漫画でよくある、運動会などでお母さんが作った豪華なお弁当をみんなで食べている光景がすごく微笑ましくて、体験したかったです。もちろん、残り物を3段弁当にただ詰めて持って行く人もいますが、そこまで一般的ではありませんし、ただ本当に“詰めているだけ”です」(Aさん)


タイ人の20代会社員・Bさんは、日本の母親が朝早くお弁当を起きて作ると聞いて、驚きを隠せない。

「私は母にお弁当を作ってもらった覚えはありません。日本の女性が、家族へのお弁当を作るために朝早く起きているのは、本当にすごい。タイだと、作ってくれるとしても、父親かお手伝いさんだと思います。タイは父親の方が料理好きな傾向が強くて、私の家庭も友人たちの家庭も料理ができるのは男性でした。私も母も料理ができません」(Bさん)

 妻が夫のために作る“愛妻弁当”について話が及ぶと、Bさんは「私にはできないかな……」と言う。

「日本の女性ってすごい。キャラ弁や手の込んだものを毎日作るには、修行が必要なのではないでしょうか。私には無理。でも、確かに作ってもらったほうは愛を感じてくれるかもしれないけど、それだけが愛ではないはず。私は違うことで愛を伝えられたらいいかな」(Bさん)

 日系企業で働く30代のタイ人女性・Cさんは、同僚の日本人女性が持参したお弁当に関するエピソードを語ってくれた。

「いつも日本人女性の同僚は、小さなお弁当箱を持ってきます。この間、ふとお弁当箱のなかをのぞいたときに、これで本当に足りるのかなって心配になってしまいました。だから私たちが買ってきたおかずを分けて、みなで一緒に食べました。後で彼女がダイエット中だったことを知りましたが、彼女に限らず日本人女性は小食な人が多いイメージ。見かける度に、心配になってしまいます。私にとってお弁当はダイエットという印象が強いですね」

 お弁当は自炊文化のない国にはあまり実感がわきにくいものだが、日本らしさが詰まった文化であるという認識は間違いなさそうだ。





彩りがきれいな和食 日本民族の美意識がある。

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ココイチカレーは、創業者の強欲夫婦が<<ハウスレトルトカレーを温めて、トッピングもぼってクリ値段で大儲けしたもの

2019年08月11日 | 料理など


そもそもココイチカレーは、創業者の強欲夫婦が<<ハウスレトルトカレーを温めて、トッピングもぼってクリ値段で大儲けしたもので、後に、強欲夫婦は、何十億円でハウス食品に経営権を売り大儲け更にした。

夫婦富豪は、ロールスに乗り、海外に別荘多数持っている。

こんなものをありがたがり食う日本人愚民ども。





カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)のカレーは"本場"インドで受け入れられるのか?

8/11(日) 6:20配信

週プレNEWS
カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)のカレーは

ココイチのカレーは本場インドで受け入れられるのか?

カレーチェーン最大手「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)が来年のインド出店を発表した。すでにアメリカや中国など、海外にも積極的に進出している同社だが、果たして"本場"への"逆輸入"に勝算はあるのか!?

* * *

■「日本のカレーはどうにも物足りない」
「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)を運営する壱番屋が7月8日、インド進出を発表した。来年中に1号店を開店し、以後5年間で10店のオープンを目指す計画だ。

なぜ、よりにもよって"カレーの本場"インドに出店しようなどという大それたことを考えたのか? 壱番屋の広報担当に聞いた。

「もちろん、人口約13億人という巨大マーケットの魅力もありますが、今回のプロジェクトはむしろ、当社の"夢"の実現なのです。日本におけるカレーはもはや国民食。しかし、その国民食はインドという国がなければ当然、存在していません。本家のインドで、日本的に進化したココイチのカレーの味を問うてみたいというのが、当社の浜島俊哉会長が10年ほど前から抱き続けてきた悲願でした」



"日本のココイチ"としての進出なので、なじみのあのスタイルも極力残す方針だ。まずカレーソースは、日本の工場で作ったものを輸出する。

「インドには、日本式にスパイスと小麦粉を練ったルーからカレーを作る文化がありませんので、日本から持ち込んだほうが安定したココイチの味を出せるのです。ただし、宗教上の理由から肉類を召し上がらない方が多いので、すでにほかの海外店舗向けに展開中の、動物由来の原材料を使用しないカレーソースを持っていきます」(広報担当)

コメは日本産ではないが、ふっくら、もっちりと炊き上がるジャポニカ種だし、ココイチといえばの、ライスの量や辛さ・甘さが調整できるオーダーシステムも採用。もちろんトッピングも可能だが、こちらは現地で調達できる食材次第で、多少のローカライズはありえるとのこと。

準備は万全。あとはインドの人たちに、ココイチのカレーが受け入れられるか否かだ。ということで、ココイチのインド進出に関し、日本在住のインド系の人々がどう感じているのかを聞くことに。

まず訪ねたのは、日本最大のインド人コミュニティがある東京・西葛西で、第1号のインド系住民として41年前から居を構えるジャグモハン・スワミダス・チャンドラニ氏。彼は本業の紅茶輸入・卸販売会社経営のほか、西葛西と横浜で計3店の人気インド料理店も営み、日印両国の食文化に精通している。



チャンドラニさん、日本のカレーってどう思います?

「スパイスのパンチや香りやうまみに欠けて、どうにも物足りないですね。そもそも小麦粉とスパイスでルーを作る時点で、カレーとは思えません。甘くて粘り気のあるジャポニカ米も、カレーといえばパラパラしたインディカ米に合わせるのが常識の私たちには、ちょっと食べづらいかな。日本のカレーは長年、独自の発展を遂げてきたものですから、『インドから来た食べ物です』と言われても、『え?』という感じです(笑)」

その日本式カレーの雄、ココイチがインドに進出します。

「インド人としては違和感を持たざるをえないというのが、正直なところでしょうね。われわれは外国料理に対して決して閉鎖的ではありませんが、インド料理については基本がブレたものを嫌います。日本人の和食に対する思いと同じですよ」(チャンドラニ氏)

でも、辛さ調整システムもあるので、インドの人にはウケるのでは?

「そもそも普通のインド人は、極端に辛いものを食べませんし、注文の際に『辛くして』とも言わず、そのお店の味つけのままで楽しみます。辛いのが好きな人は、辛い味つけの店に行くだけのこと。だから、辛さ調整ができることはアピールポイントにはなりません」(チャンドラニ氏)

いろいろ難しそうですね。

「ただ、チャレンジとしては非常に面白い。大いにけっこう。ウエルカムですよ。応援したいですね」(チャンドラニ氏)

続いて、同じ西葛西で、『食べログ』評価の高いインド料理店スタッフに聞いた。

「インドは朝10時始業の会社が多く、昼休みがありません。サラリーマンは出社前に家でしっかり朝食をとって昼食を抜き、ディナーでまたたっぷり食べます。だから、ランチタイム需要を見込んだ商売のやり方だと厳しいでしょうね」(スタッフのラジ氏)

■「ターゲットになるのは1億人いる富裕層」


トリは、東京・銀座にある1949年オープンという日本最古のインド料理専門店「ナイルレストラン」の3代目、ナイル善己氏だ。父は日印ハーフで2代目店主のG・M・ナイル氏というインド人クオーターで、現地ゴア州の高級ホテルレストランでの修業経験も持っている。

「僕は日本人の母親が作るルーカレーや学校給食のカレーも食べて育ってきているので、日本式カレーのおいしさは当然わかりますし、ココイチにもたまーに行きます。1、2週間おきに食べても飽きのこない、日本人に好まれる味だなとは思いますね」

で、インド出店は成功しそうですか?

「いろいろと厳しそうですね。まずインドは衛生面や食材の温度管理でまだまだ不安がある土地です。そして、現地で暮らしてみるとわかりますが、あの灼熱(しゃくねつ)の気候では、もったりした日本のカレーを食べる気にならないんですよ。スパイシーでスコンと抜ける感じのさらさらしたカレーこそ、インド人の体が欲する食べ物。ココイチは地元民が利用するより、インド駐在の日本人が憩いの場として通う可能性のほうが高いのではないでしょうか」(ナイル氏)

とはいえ、可能性がまったくないわけでもないという。

「インドだとココイチは高級店になるんでしょうが、同じく高価格帯のマクドナルドやケンタッキーフライドチキンのメニューは今、地元の裕福な子供たちに大人気なんです。インドの富裕層は1億人いるといわれていますから、もし彼らの間で"カレー"ではなく、"日本の変わった食べ物"と認知されて流行になれば、ビジネスとしては成立するかもしれません」(ナイル氏)






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野菜たっぷりと言うが、もやしが大量に乗ってるだけ。日本人の無知で貧しいラーメン文化は救いようがない。

2019年07月09日 | 料理など
野菜たっぷりと言うが、もやしが大量に乗ってるだけ。

こんなもの中華街の本物に比べたら下らない食物だが、日本人の無知で貧しいラーメン文化は救いようがない。

ココイチのレトルトハウスカレーを高い値段で喜んで食うのと同じ痴呆状態愚民。



前橋市長が「ラーメン二郎」ツイート 「(出店)正式に決定になったようです」に市民歓喜

7/3(水) 12:05配信

J-CASTニュース
前橋市長が「ラーメン二郎」ツイート 「(出店)正式に決定になったようです」に市民歓喜

ラーメン二郎

 「本店のオーナーも了解されて正式に決定になったようです」――。群馬県前橋市の山本龍市長が、人気ラーメン店「ラーメン二郎」の前橋出店について、こうツイートした。

 市民らからは「ついに群馬にもラーメン二郎が!」「山本さん有能すぎる」と喜びが広がっている。

■「ジロリアン」と呼ばれる熱烈なファンも

 山本市長は2019年7月2日、ツイッターで「前回、ラーメン二郎さんの前橋出店についてコメントしました。本店のオーナーも了解されて正式に決定になったようです」と報告した。

 山本市長は4月9日、フェイスブックで、サッカーJ3のザスパクサツ群馬のスタッフから、「有名なラーメン店をオリオン通りに誘致してます」との情報提供があったと明かしていた。

 「ラーメン二郎」は首都圏を中心に店舗を展開し、「ジロリアン」と呼ばれる熱烈なファンを持つ。極太麺と巨大チャーシュー、背脂たっぷりの濃厚スープに大量の茹で野菜......と、ボリューム満点のラーメンで人気を集め、「野菜マシマシ(野菜多め)」といった独特の注文方法も有名だ。

 山本市長によれば、オープンは年内を予定し、「詳細は秋にはお知らせできるでしょう」と予告している。実現すれば、初の群馬進出となるという。
「アイマス以来のリツイート数ですよ」

 山本市長のツイートは1300以上リツイート(3日現在)され、市民や「ジロリアン」は

  「ついに群馬にもラーメン二郎が!」
  「山本さん有能すぎるでしょ ありがとうございます」
  「前橋市長、二郎出店について速報。二郎の経済効果は侮れない」

と歓喜に沸いている。

 前橋市秘書課は3日、J-CASTニュースの取材に、「アイマス以来のリツイート数ですよ」と反響に驚く。市長は18年9月に市内で行われたアイドル育成ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ(アイマス)」のライブに関連したツイートを連投し、過去に注目を集めていた。

 ラーメン二郎の出店に市は特段関与していないというが、出店は市内のオリオン通り商店街で、まもなく改装を始める予定だという。
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便利すぎて驚く...。 「ニトリ」でバカ売れしてる神アイテム5つ。
「ヤンキーが多い県といえば?」投票の結果が圧倒的すぎて笑えない




「ヤンキーが多い県といえば?」投票の結果が圧倒的すぎて笑えない
2014年7月18日 17:27
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常陸国(茨城県)の鹿島神宮は、武の神様を祭る神社として皇室や武士政権から厚い崇敬を受けてきた。県の南東部に位置し、十数キロ南へ下ればそこは千葉県である。
そんな両県は「チバラギ」の別称が付けられている。田舎臭い風土を指す言葉として主に用いられるが、全国でもとりわけヤンキーの多い地域としても知られている。
警察庁のウェブサイトより
警察庁のウェブサイトより
1位茨城、2位千葉、3位福岡、4位大阪、5位沖縄


武を尊ぶ風土が荒くれ者を多く輩出する要因かどうかは不明だが、「知性よりも気合いだ!」みたいな人は確かに多い。

2014年5月16日から7月17日までの約2カ月間、Jタウンネットは「ヤンキーが多そうな県は?」というテーマでアンケートを実施し、合計3564名に投票いただいた。

大方の予想通り――と言っていいのか、茨城が1位、千葉が2位という結果となった。
下の図表だと両県の差は短いように見えるが、茨城の獲得率は25.3%なのに対し、千葉は10.3%とダブルスコアだった。
以下、3位に福岡、4位に大阪、5位沖縄、6位神奈川、7位広島までがそれほど差がなく続き、そこからは栃木・埼玉・群馬と北関東の3県が並んでいる。逆に得票が最も少なかったのは、新潟・鳥取・長崎といった県だった。
図表は編集部が作成
図表は編集部が作成
「ヤンキー県」という自覚も茨城県民はダントツ!

いくら茨城にヤンキーが多いといっても、しょせん映画や漫画の話で、地元の人に聞けば「ヤンキー? 見かけないよ。あ・れ・は、マスコミが作ったイメージ!」という声が返ってくるのではないか――そう考えた編集部は、次に「自分の県に投票した数」に注目した。
図表は編集部が作成

47の選択肢中、自県に入れた票の割合が最も高かったのは茨城・奈良・広島・福岡の4県。このうち茨城県民の72%が、自県に投票していることが判明した。これは全国的にみても突出している。修羅の国と称される福岡や、仁義なき戦いの舞台・広島ですら30%台というのに。

茨城の好敵手というべき(?)千葉は、自県に投票した人の割合は18%しかいなかった。
ヤンキーが多すぎて明治維新に乗り損ねた?

これらのデータから、日本一のヤンキー県は茨城という事実はゆるぎないと思われる。

日本の警察組織が発足したばかりの明治時代、警察官の多くが茨城や福島会津地方の出身者だったという。茨城の県民性の研究では、正義感が強く警察官になりたがるという分析結果もある。そんな若者が不良に走ってしまうのはなぜなのか......。
ところで、2代藩主・徳川光圀で有名な水戸藩は幕末、尊皇攘夷の先駆け的立場だったが血で血を洗う内紛を繰り広げ、明治維新をリードする機会を逸したといわれる。この伝統が今も引き継がれているというのはうがちすぎか。


昭和のヤンキーに愛されたクルマが満載!『シャコタン☆ブギ』に登場した車5選

7/9(火) 6:10配信

くるまのニュース
1986年連載開始の名作ヤンキー漫画『シャコタン☆ブギ』

 1986年に連載が開始された『シャコタン☆ブギ』は、作者である楠みちはるの出身地である高知県を舞台に、ラブコメや少年たちが引き起こす事件、クルマの公道バトルを描いた作品です。

昭和のヤンキーが愛したマシンを画像でチェック(15枚)
昭和のヤンキーに愛されたクルマが満載!『シャコタン☆ブギ』に登場した車5選

ジュンちゃんの「ハコスカ」のモチーフとなった日産「スカイラインGT-R」のレース仕様

 すでに連載開始時には死語になりかけていた「シャコタン」(クルマの車高を下げる改造)や「エントツ」(クルマの車体よりも大きく上に張り出したマフラー)などの表現や、昭和の終わりには絶滅していたレーシングカーを模した改造車を日常利用しているシーンもあり、若いころを懐かしむ人たちから支持を受けました。

 一方で、作中で日産の「LY28型」レーシングエンジンが描かれるなど、チューニングカー好きにも人気の作品となりました。

 そんな昭和の田舎の不良少年たちを描いた「シャコタン☆ブギ」のなかから、登場キャラクターが乗っていたクルマ5車種を紹介します。

●ハジメの「ソアラ」

「シャコタン☆ブギ」の主人公は、親に買ってもらった初代トヨタ「ソアラ」に乗る、留年した高校2年生「ハジメ」と、ハジメを「先輩」と呼び慕う「コージ」のふたりです。

 ソアラは車高を極端に下げてボディサイドから屋根よりも高い位置まで伸ばしたマフラーや、派手なエアロパーツを装着。ハジメはソアラに乗ってコージと一緒に日々ナンパに精を出しますが成功率の低い日々を過ごしていました。

 作中では3ナンバーと記されているので、登場モデルは当時の若者の憧れであり高値だった「ソアラ2800GT」と想像できます。

 車高を極端に下げてボディサイドから屋根よりも高い位置まで伸ばしたマフラーや、派手なエアロパーツを装着し、コージと一緒にナンパに精を出しますが成功率の低い日々を過ごしていました。

 1981年に発売された初代ソアラ2800GTは、2.8リッター直列6気筒DOHCエンジン「5M-GEU型」を搭載。

 当時の国産最速ツアラーであっただけでなく、デジタルメーターやオートエアコン、ドライブコンピューターを備えたハイテクマシンで、間違いなく国内最高峰のクルマであり、発売直後は若者だけでなく幅広い年齢のクルマ好きから憧れの存在になります。

 作中のソアラは、2トーンのボディカラーとボンネットやドアにゼッケンを描くなどした「グラチャン仕様」でした。

 1970年代中頃の「富士グランチャンピオンレース」に集まっていた改造車を模したものでしたが、ハジメのソアラが水玉模様になったころには、中古のソアラの価格も下がりはじめ、本当にソアラのボディを水玉模様に加飾する若者も多く出現しました。

●ジュンちゃんの「ハコスカ(スカイライン)」

「シャコタン☆ブギ」の舞台となった町で、クルマ好きの少年たちの兄貴的な存在が「ジュンちゃん」です。

 実家が整備工場で職業は整備士。仲間たちのクルマを改造する際には工賃を取ることもなく、クルマの知識が豊富で走りの腕もあり、喧嘩にも強い町のヒーローとして描かれています。

 昭和の頃の田舎町にはこんな頼れる兄貴がひとりはいたのではないでしょうか。

 ジュンちゃんが乗っているのは1968年に発売された3代目の日産「スカイライン」で、プリンス自動車が日産と合併した後にデビューしたモデルです。

 オーソドックスなセダンスタイルでありながら、2リッター直列6気筒エンジンを搭載するためロングノーズとなっていたことで、伸びやかに見える外観が特徴でした。

 また、全体的に四角いスタイルから「ハコスカ」の愛称で呼ばれています。

 1969年には、2リッター直列6気筒4バルブDOHCエンジンを搭載した、初代「スカイラインGT-R」も誕生しました。

 ジュンちゃんのハコスカは「スカイライン2000GT」に、2.8リッターの「L28型」エンジンを搭載し、さらに排気量をアップした3リッター仕様となっていました。作中では高知県内にある「横波スカイライン」で最速とされています。

 エンジンオイルクーラー取り付けのためにフロントバンパーレスになっている点や、ヘッドライトを覆うレーシングジャケットが装着されている部分も「グラチャン仕様」を模したものとなっていました。

●アキラくんの「フェアレディZ」

 主人公のハジメの1歳年上で、ダンプトラックの運転手をしている「アキラくん」は日産「フェアレディZ」にぞっこんで、収入の多くを改造費に充てています。

 作中ではキレやすい性格に描かれていますが、仲間に対しては優しい男として描かれており、ボンネットやドアに「Yanky Mate(ヤンキーメイト)」とロゴを貼り付けているのが特徴でした。

 1969年にデビューした初代フェアレディZは「ロングノーズ・ショートデッキ」のルックスと、長いノーズの下に収められた6気筒エンジンが魅力で、日本はもちろん、北米市場では「Z car」としてとくに人気となりました。

 国内仕様のエンジンは2リッター、2.4リッターの直列6気筒SOHCと、「スカイラインGT-R」と同じ2リッター直列6気筒DOHCの3種のみですが、北米市場向けには2.6リッターや2.8リッターエンジン搭載車も用意されました。

 アキラのフェアレディZはGノーズ(240ZGのフロントバンパーの愛称)にワークスオーバーフェンダーを装着し、ジュンちゃんのハコスカと同様に2.8リッターの「L28型」エンジンにオーバーサイズピストンを組み込んだ3リッター仕様です。

 さらに、ハイリフトカムシャフトや吸排気のビッグバルブ化とポート研磨、ウェーバーキャブレターを三連装するという、エンジンチューニングの定番仕様となっていました。

 また、アキラのフェアレディZのアルミホイールが盗難に遭い、自分のホイールが中古パーツ屋で販売されているのを発見するシーンがありますが、これは当時増え始めた自動車部品の盗難に対する作者からの警鐘だったと思われます。

●セブンのマユミの「サバンナRX-7」

 ある日、地元では無敵といわれていたジュンちゃんのハコスカが、峠であっさり抜きさられたという話が伝わります。その相手は「セブンのマユミ」という美女でした。

 じつはスナックのママであり、かつて「ロータリークーペのマユミ」の異名を持っていたベテランの走り屋でもあります。

 マユミの愛車である1985年に発売された2代目「サバンナRX-7」は、2ローターの「13B型」ロータリーターボエンジンが搭載されたピュアスポーツカーとして登場しました。

 日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパーをフロントブレーキに採用。ターボによる力強い加速と優れた運動性能を持ち、発売直後から日本国内はもちろん世界中で人気車種となります。

 マユミのサバンナRX-7は白赤2トーンのボディカラーで、後にリトラクタブルヘッドライトが、当時サバンナRX-7のカスタマイズで流行していた固定式に変更されるなど、作中でもその変化をわかりやすく描いていました。

●ミチアキの「ヨンメリ(4ドア スカイライン)」

 主人公であるハジメの中学時代の同級生である「ミチアキ」は、若者には高価だった日産「セドリック」をローンで購入するも事故で全損となり、ローン返済のためにアルバイトに精を出していましたが、当時の社会問題ともなっていた「ねずみ講」に手を出して失敗するなど、いかにも「昭和の若者」を色濃く描いたキャラクターです。

 そんなミチアキの愛車は、1972年に発売され「ケンメリ」の愛称で呼ばれた日産「スカイライン」の4ドアです。4ドア仕様は「ヨンメリ」とも呼ばれています。

 このスカイラインは、ボディサイドにある「サーフィンライン」と呼ばれるプレスラインで塗り分けられた2トーンカラーに、トランクリッドに装着された単なる板のようなリアウイングなど、やはり昭和50年代の「グラチャン仕様」を模したものでした。

※ ※ ※

「シャコタン☆ブギ」は、いまでいう「マイルドヤンキー」な少年たちの生活が描かれており、クルマ好きでなくても楽しめる作品です。

 また、当時を知っている人ならつい笑ってしまうような言葉が散りばめられています。

 クルマ好きな若者たちのちょっとヤンチャな物語ですので、まだ読まれたことのない人はご覧になってみたらいかがでしょうか。

くるまのニュース編集部
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男は黙ってラッパ飲みが正しい酒飲みの姿。

2019年05月13日 | 料理など


昭和の時代は、一升瓶をぶら下げて、ラッパ飲みしながら歩いている武士が沢山いたが時代は変わったか?

男は黙ってラッパ飲みが正しい酒飲みの姿。

女は黙って、キッチンドランカーが正しい主婦の姿だ。




渋谷駅周辺“路上飲酒禁止”条例を制定へ

5/13(月) 15:23配信

日テレNEWS24

Nippon News Network(NNN)
[ 前の映像 | 次の映像 ]
去年のハロウィーンで酒に酔った人によるトラブルが相次いだ東京・渋谷区は、今年のハロウィーンに向け、渋谷駅周辺の路上などでの飲酒を禁止する条例を制定する方針を固めた。

ハロウィーンを巡っては、ここ数年、渋谷の繁華街でお祭り騒ぎとなっているが、去年は酒に酔った若者らが軽トラックを横転させるなど、トラブルが深刻化していた。

そのため渋谷区は、対策強化のための検討会を設置し、検討会は13日までに、ハロウィーンなどの期間中、渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止するなどの対策を求める中間報告をまとめた。

これを受けて渋谷区は、6月の区議会でこうした内容を盛り込んだ条例を制定し、今年のハロウィーンに備える方針。

年越しのカウントダウンについても条例の対象にするかどうかは、今後、検討するとしている。
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雅子様が酒豪かと思った。

2019年05月03日 | 料理など


雅子様が酒豪かと思った。

日本酒は、冷でビールジョッキでゴクゴク水のように飲むのが良い。





皇后さまゆかりの日本酒が注目 予約で在庫は完売

5/3(金) 8:00配信

日刊スポーツ
皇后さまゆかりの日本酒が注目 予約で在庫は完売

皇后さまのお印・ハマナスの花酵母を使った日本酒「雪華光 大洋盛」

皇后陛下雅子さま(55)にゆかりのある新潟県村上市で、皇后さまのお印(しるし)ハマナスの花の酵母を使ってつくられた日本酒が、注目を集めている。お印と市の花が同じハマナスという縁で、市内の酒造会社が約2年がかりで完成させた慶祝酒「雪華光(せっかこう)大洋盛」。香りも飲み口も華やかな純米吟醸だ。昨秋から今春までの醸造分は、予約で在庫が「完売」に。皇后さまへの期待は高まるばかりだ。

【写真】皇居に入られる皇后さま

   ◇   ◇   ◇

「雪華光 大洋盛」は、全国でも珍しいハマナスの花酵母を使った純米吟醸。ピンクを使ったラベルには、ハマナスのイラストや「慶祝」の文字をあしらった。同市の酒造会社、大洋酒造の村山智社長は「花や果物のような華やかな香り。すっきりした甘さでとても飲みやすい」と話す。発売まで3年近くかけたプロジェクトだった。

皇后さまの実家、小和田家は先祖代々、旧村上藩の藩士を務めた名家。同市にあった皇后さまの本籍はご結婚で除籍となったが、同社は原籍の地に近く、ご成婚や愛子さまご誕生の際も慶祝の酒を発売してきた。

今回は、16年8月に上皇さまが生前退位を表明したのを受け、皇后さまにちなんだ新たな祝いの酒を出そうと始動。皇后さまのお印と、市の花が同じハマナスという偶然に注目し、ハマナスの花酵母を使った日本酒の開発にこだわった。

花には、一定の確立で日本酒をつくることができる酵母があるが、分離作業は「宝くじで当たりを引くくらい難しい」(関係者)。村山社長も出身の東京農大を通じて試みたが、難航。そこでハマナスの酵母を使った日本酒を手掛ける「福司酒造」(釧路市)に、酵母を分けてもらえないかと打診。「慶祝のためなら」と快諾を受け、即位に合わせた仕込みに間に合った。

720ミリリットルを約7000本、1・8リットルを約500本瓶詰めし、先月19日に発売したが、事前の報道で全国から問い合わせが殺到。在庫分は完売。新たな仕込みに入るのは今秋以降だ。

1日には市内で慶祝行事が行われ、お祝いムードいっぱいだ。村山社長は、「おいしいものも多く、ぜひ訪れていただきたい」と、皇后さまの訪問に期待を示した。【中山知子】





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創業184年、「ぬれ甘なつと」の花園万頭が破産したワケ

2019年03月17日 | 料理など

むかしはのう~~~甘納豆、最中、羊羹が日本人の贅沢だったん。

あと、みかんの缶詰や桃の缶詰。






創業184年、「ぬれ甘なつと」の花園万頭が破産したワケ

3/17(日) 11:00配信

日経ビジネス
創業184年、「ぬれ甘なつと」の花園万頭が破産したワケ

東京・新宿にあった花園万頭の旧本店(2018年6月撮影)

「ぬれ甘なつと」で有名な江戸時代から184年続く東京・新宿の和菓子店、花園万頭が2018年5月に破産した。7代目として最後の社長を務めた石川一弥氏は、過去の負債の圧縮に腐心した。だが、ファブレスの新興勢力のスピードに太刀打ちできなかったことなどが原因で再建することができなかった。経営破綻に至るまでの過程や、老舗ならではの内情について、石川氏が自ら語る。

【関連画像】ぬれ甘なつと(写真中央と右)はロングセラー商品だった

*****

――2018年5月31日、自己破産を申請しました。甘納豆の「ぬれ甘なつと」やまんじゅうの「花園万頭」は、東京銘菓として定着していました。それでも存続できなかったのはなぜですか。

石川:先代(6代目社長である父、利一氏)がバブル期に投資した負の遺産を30年以上引きずってきたのが一番大きかったですね。

 僕は学生の頃(1980年代)に花園万頭の店でアルバイトをしていて、会社の状態は何となく知っていました。当時、売上高40億円に対して、有利子負債は18億円という話でした。

 ところが、大学卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤めてから91年に花園万頭に戻ってみると、売上高は40億円台とほぼ変わらないのに、有利子負債は50億円を超えていました。

 バブル期に父が、東京都小平市にあった工場の増改築などのため、立て続けに設備投資したのが痛かった。拡大志向の時代だったのかもしれません。しかし、経営体力を考え、慎重に進めることもできたはずです。

●負の遺産が足かせに

 私は長男でしたから、いずれは会社を継ぐつもりでした。でも、バブル期の投資の詳細は父から知らされていなかった。そもそも老舗ならではのドンブリ勘定で実態が不透明な部分もあったのです。入社後に精査してみると、予想を超えて財務状況は悪かった。

 それでも私が会社を潰したときの負債総額は22億円。かなり圧縮はしましたが、歴史の重みというか、過去の負の遺産が最後まで経営改革のネックになりました。

――過去の負債は、具体的にどの局面で、経営のハンディになったのでしょうか。

石川:従来は老舗同士だけで競争していればよかった。しかし、私が社長に就いた2005年頃から洋菓子を含めた菓子業界全体で新規参入企業が増え、我々老舗との競争が激化し始めました。

 新興企業の多くは製造を外部の下請け菓子メーカーに委託します。固定費がかからず身軽な分、商品開発とパッケージデザインなどの販促策に経営資源を集中し、魅力を高めてきました。

 一方、花園万頭は工場やそこで働く従業員、職人を抱えていて固定費がかさみます。しかも、過去の負債がある。その中で時代の先を捉えた新商品や斬新なパッケージなどを考えていくのは大変で、新興企業とは明らかな差がありました。

 また、小平工場の老朽化により、土浦工場(茨城県土浦市)への移転に10億円の費用がかかった。コストを圧縮するために、120人いた生産現場の従業員を60人に減らすなど、防戦に回らざるを得なかった。

 花園万頭やぬれ甘なつとに続く、ヒット商品をなぜ生み出せなかったのかとよく指摘を受けました。しかし、その裏にはこうした市場構造の変化と固定費の負担が重い老舗の事情がある。うちに限らず、どの老舗和菓子店も直面している問題だと思います。

――経営体制に関して、老舗ならではの問題はありましたか。

石川:身内に対する甘さがありましたね。親族を社内に多く入れ過ぎて、経営体制が不安定になっていました。

 もともと花園万頭には一子相伝で、同世代は1人しか入社させない原則がありました。にもかかわらず、祖父(5代目社長の利夫氏)が息子かわいさに、長男の父だけでなく、次男、三男も会社に引き入れ、株も分散させてしまった。

 その結果、私が入社したときには父が社長、次男は経理担当、三男は工場の生産担当と、役割分担ができていました。3人でうまく連携が取れていれば問題ありません。しかし、それぞれが縦割りというか、自分の領域以外は知らないという雰囲気になっていた。

 3人のうちの誰にどう話を持っていって、誰の顔を立てたらいいのか分からず、社員が迷っていたこともありました。

 私も3人との意見調整が大変だったので、彼らの守備範囲外である人事総務や営業に取り組むしかありませんでした。

 それだけならまだしも、次男や三男の親族も会社の役員にして株を持たせていた。企業統治という意味では非常に不安定な状態だったのです。

 株の分散については、金融機関の指摘で、後になって分かったことです。当時は気付いていませんでした。一時は本家の株の所有が50%を割っており、慌てて60%に引き上げたほどです。

●営業を巡る対立

――複雑な経営体制の中で、改革を進めなければならなかった。

石川:営業戦略を巡って、父と対立しました。父は東京銘菓というブランド価値を守るため、首都圏の百貨店だけに出店を絞っていました。その方針を私は曲げ、90年代後半から首都圏以外での百貨店の出店に踏み切ったのです。

 理由は、売り上げ増によって借金の返済原資を確保するためです。90年代後半から百貨店自体の業績が悪化し、首都圏で閉店するケースが出てきた。このままでは共倒れになると危機感を持ちました。

 東京銘菓という希少性は薄れますが、地方の百貨店からの出店要請もあり、攻めていくしかないと自分を納得させました。

 もし借金の返済負担が軽ければ、首都圏での展開に限ってもよかった。縮小均衡で店舗数自体を減らし、伝統の味を守るという手法も取れたはずです。

――6億円を売り上げていた東京駅構内の2店から撤退を余儀なくされたことなどで、営業赤字が常態化します。

石川:2店のうち1店は家主が代わったこと。もう1店は駅構内の耐震補強工事で撤退せざるを得なくなったことが第一の原因です。ただ、駅売りの厳しさがあったのも事実です。百貨店と駅では、売れる商品が異なります。

 駅でよく売れるのは、一見客が手土産として簡単に買える商品。クッキーなど1000円で10個、20個入っていて日持ちするようなものが主流です。まさにファブレスの新興企業の得意分野です。

 一方、当社の商品は1個350円で消費期限が3日という花園万頭に代表されるように日持ちしないものが多い。しかも、買うのは固定客が中心。駅売りを伸ばそうと思えば、商品構成をもっと変えていく必要がありました。しかし、過去の負債がネックとなって、スピード感に欠けた。

 それでも挑戦はしていました。プリンの上に餡がのった「東京あんプリン」や、スイートポテトの中に餡が入った「東京スイートポテあん」など。どちらもそれなりに売れていたのですが、道半ばで終わりました。




――その後に打開策は講じたのですか。

石川:相変わらず百貨店依存の状態が続いていたので、とにかく販路開拓しかないと考え、トップセールスを続けました。

 コンビニエンスストアや総合スーパー(GMS)にギフト商品などとして扱ってもらおうと足を運んだり、テーマパークに売り込んで取引を始めたり……。ただ、東京駅の2店撤退による6億円の売り上げの落ち込みを補えなかった。

 立ちはだかったのは、日持ちと粗利率の低さの問題です。

 コンビニやGMSは、3、4カ月の賞味期限を求める。ところが、当社の商品は日持ちするものでもせいぜい1カ月でした。そこで、保存期間を延ばそうと、さまざまな脱酸素剤を試すなどして、何とか対応しました。

 しかし、いずれも駅売りに比べると利幅が薄く、資金繰り難を大きく改善するほど十分な利益を確保できませんでした。

●税金などの滞納で破産に

――破産後、管財人の選定で、銀座千疋屋グループが事業を一部引き継ぎ、石川さんは花園万頭の経営から離れます。破産する前に民事再生法を適用し、自ら支援先を募る選択肢はなかったのですか。

石川:税金や社会保険料の滞納という問題がありました。昨年初めから滞納が始まり、必死に打開策を探っていました。

 そんなとき、外資系洋菓子店の日本法人から提案があり、昨年9月から資本提携を含めた業務提携の交渉が始まった。12月には契約を結べる予定でした。実現すればまとまった資金が入るので、その見通しを説明し、税務当局に待ってもらいました。

 ところが、この提携交渉が土壇場でご破算になった。相手側の本社が「相乗効果が薄い」と。それで税金を支払う当てがなくなり、今年5月末までに納税しなければ、資産をすべて差し押さえると通告されてしまった。

 こうなると、民事再生法の適用を申請してスポンサーを探すことなど事実上不可能です。自己破産を選択せざるを得ませんでした。

 実は東京駅の2店がなくなった後に一度、民事再生法の適用申請を検討したことがありました。しかし、取引先や金融機関に迷惑がかかると考え、自力で借金を返済し、老舗の看板を守ることにこだわってしまった。それがかえって傷口を広げました。

 破産から半年がたちました。180年以上石川家で守り抜いた歴史を途絶えさせてしまった。今もショックを引きずっています。

(この記事は「日経トップリーダー」2018年12月号に掲載した記事を再編集したものです)

久保 俊介




qwert*** | 7時間前

東京土産として喜ばれるのは「あなたのために苦労してわざわざ入手した限定品」の雰囲気があるものだから、ここの商品のファンでリクエストされる場合を除いて選択肢には上がりませんでした。
土産という戦場では厳しいというか。

やっぱり老舗だと親族経営で破綻って多いですよね。

392 32

返信2
avl***** | 14分前

老舗にとって、新商品開発で経営不振打開はいばらの道だと思います、まずは既存の生産・流通・販売の見直しで資金回収サイクルをしっかりさせる為に、経営規模のスリム化が先決だったのではないでしょうか。言うのは簡単ですが、かなり内部の痛みを伴うでしょうから、同族経営には無理だったのでしょう。
120人いた工場を60人にした記述がありましたが、販路維持し、拡大したい野望の中でギリギリのつもりだったのでしょう。ならば、問題は流通と販売ですね。そもそも、日持ちしない商品は大量販売出来ないのに、数量を水増しした経営計画を強気だけで進めていたのでしょうね。良い商品でも、戦略に無理があれば消えて行く、厳しい世界の話として参考になります。

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。。 | 5時間前

大変な状況というのは分かったが、やはり言い訳に終始しているのは残念。以前、新聞の記事で、最終段階で原材料の調達価格を下げて品質を大きく損ない、そこで最後の固定客が離れたと読んだ。

債務を背負ったのは大変だったが、起死回生の廉価土産は餡プリンやスイートポテトしか考えられなかったのか。カニバらないために洋菓子にしたのだと思うが、ここは伝統を守るために和系でもっと良いものを考えるべきだった。

経営は頑張ったのだろうが、ものづくりの才覚はないのを自覚して、その才のある人を探すべきだったと思う。或いは、近くにいたのに耳を傾けなかったとすると、経営の才もなかったのかなあ。

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返信1
r29***** | 1時間前

商売ってのは安く買って高く売るもので、安い材料を高くて上手い菓子にするために技術がある。その技術が老舗のブランドの中核だ。
しかし市場が発展すれば、中くらいの値段で沢山売る方が勝つ。老舗だって高級品だけ作るわけにはいかない。ちょっといいものをそこそこの価格で売って、皆が幸せになる。

そんな状況で老舗老舗と持ち上げられ、コストパフォーマンスを考えず設備投資で土地や工場をとんでもない高値で買わされてしまうのは、バブルの病気とだけ言えない、現代人にも通じる病巣かもしれない。
商売人なら、土地や工場も安く買わなければならないのに。

インフレが正しいみたいに騒いでいる人は、同じ病気なんだろう。
経済というのは皆が安く買って高く売ろうとする場所。
それを忘れて変なプライドや共感で高値のババを引かされる人間が酷い目に合う

23 3

返信0
日本はもう無理か?日本人はもう駄目か? | 7時間前

人体と経営は似ている、儲かって贅沢な食生活を送り肥満(経営では過剰投資)、
ガン腫瘍となる前に贅沢肥満に気付いて無駄脂肪分だけ取り除くダイエットだけで済めば良いが、細心の注意を払わないと今件のようにガン細胞を見逃し放置、遂には手遅れ死亡する。
要は人間とは「大丈夫だろう人間」として生きるか「危ないかもしれない人間」として生きるかだけの違いである。
これにより損したから悪かった、得したから良かった云々とはまた別次元の問題である。

137 37

返信0
ふちねこ | 7時間前

老舗には厳しい時代になっているのは確かですね。
消費者は、ブランド力よりも安さや見た目、日もちを重視している傾向がありますからね。

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返信0
fad***** | 7時間前

一個350円どころか500円で売られてる。
最高においしいと思うけど、この値段では
簡単に手を出せない。
なんとか残す方法を考えてほしい。

49 4

返信0
yuu***** | 5時間前

単純に大きくし過ぎたのが問題じゃないの?
小さくてもコツコツとやっていれば今も買い続けてくれる人も居たはず

44 2

返信0
tak***** | 7時間前

親族での揉め事は老舗の宿命ですかね....。

木村屋総本店も先々代の時は揉めてますよね。

ただ、解任された社長の息子さんが、
事業(メゾンカイザー日本法人代表)で成功して盛りかえしているのが違いですかね。

他の株主が協力すれば....なんですかね。

64 1

返信0
sil***** | 6時間前

花園万頭は上品な甘さだったけど、地味で高かったね。
祖父、父、そして銀行が無理な融資で会社を潰したのだと思う。
石川社長ならいつか復活させてくれるかもしれない。


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町中華」がしぶとく生き残る5つの理由

2019年02月25日 | 料理など


どこの町中華やさんは、美味しいね。

レベル高いのも町中ローカルにあり、酢豚や八宝菜など美味しいわ、、’世田谷方面だった。

勿論、タンメンや中華丼もうまいし、ラーメンは昔懐かしい味で、そこらの流行りの野菜マシマシ=モヤシだけが山盛りとは違う。

安定の味=親父さんと奥さんが頑張るお店。


むかし、、日本在住若い頃、通りかかりの中華屋に入ると、少し老齢の夫婦が調理する貧相な厨房だったが<<カツ丼の衝撃的な旨さに、現在も記憶している>>

チェーン店ではつけ麺の店。。後楽園の近くの店に通りがかりで入ると<<普段つけ麺は食べないが、美味かったなあ>>

それから、地元だが、山田装みたいなところに住んでる住民が、隣に仮設のような古い小さな店を開いており、惣菜屋をしてたが、ここの餃子が異常に安い(味は普通)これで生樽ビールを買ってきて友人と飲むのが良かったし、町中中華屋から出前取るのも良かった。

日本はうまいビールやウイスキー(安売り酒の大店舗が有る)、、町中の酒屋も地元で長くやってる二代目の店主が若くて人柄が良いのが多くて、安売り店とは違う良い店もある。

或る町中、酒屋では、ここにしか無い日本酒の一升瓶が有った<<フルーテイナ味わい、、これが確か当時1800円の安さで買えた>>

町中酒屋のレベルは色々あり、二代目が張り切って仕入れ工夫する、珍しくて旨い酒が有る店を探すのも楽しかった。


海外移住25年だが、、こういう良い思い出がたくさんある日本だ。




町中華」がしぶとく生き残る5つの理由
2/25(月) 9:15配信 プレジデントオンライン
「町中華」がしぶとく生き残る5つの理由
『町中華探検隊がゆく!』(交通新聞社)より、京急本線新馬場駅徒歩8分にある町中華「あおた」の「中華丼」(650円)。撮影=山出高士。
かつてはどの町にも個人経営の中華料理店があった。「町中華探検隊」の隊長として、そうした店を訪ね歩いているライターの北尾トロさんは「現在残っている店は、これまでの競争に勝ち抜いた店ばかり。なにかしらのストロングポイントがある。それを探すのが楽しい」という――。

■生き残る「町中華」はなぜ生き残るのか? 

 僕が町中華に興味を抱いたのは、2013年の年末に、学生時代から馴染んできた中華店を訪ねたら閉店していたのがきっかけだった。ショックを受けつつ、一緒にいた友人に僕は言った。

 「こういう町中華はどんどんなくなっていくんだろうね」

 そのとき発した“町中華”という言葉を友人がおもしろがり、町の中華屋をふたりで食べ歩くようになったのが町中華探検の始まりだ。おもしろがる仲間が増えて、2015年から本格的に「町中華探検隊」と称して活動を始めた。活動の趣旨は、消えゆく昭和の食文化を記憶・記録していくことである。

 町中華という言葉は僕の造語ではなく、以前からごく一部で使われていた呼称だったが、それまで“大衆中華店”とか“ラーメン屋”、“中華屋”など、適当に区分けされていた店を、ひとつのジャンルにくくるのにピッタリの呼び方だったのだろう。

 テレビなどがめざとく食いつき、町中華を取り上げる番組が増え、徐々に一般に浸透。ちょっとした流行のようになり、いまではすっかり定着した感すらある。月刊誌『散歩の達人』で始めた、都内各所の名店を巡る町中華探検隊の連載企画も4年目を迎え、これまでの探検をまとめた『町中華探検隊がゆく! 』を上梓したところだ。

 この流れに「待ってました」と反応したのは、昭和生まれのオヤジ世代である。若い頃にさんざん町中華の世話になった50代、60代が、黙っちゃいられないとばかりに町中華体験を語るのは、それが自らの青春の1ページだからだろう。

■チェーン飲食店育ちの20、30代も町中華に関心

 予想外だったのは、チェーン飲食店育ちで町中華体験のなかった20代や30代に新しい食のジャンルとして興味を持つ人が現れたことだ。どうやら若い人はこれまで、町中華に対して入りにくいイメージがあったらしい。

 店主は高齢の上、寡黙。常連客が多く、今の相場からすればとくに安いとも言えない。外観は古ぼけているし、味は店ごとに違い、接客マニュアルなどない。そういう店は彼らにすれば入りにくいのである。でも、メディアに紹介される町中華は、どこかのんびりしたレトロ感漂う雰囲気。いったん足を踏み入れれば、独特の居心地の良さがわかってくる。


■古ぼけた「町中華」がむしろ支持され続けるワケ

 とはいえ、町中華が衰退していく食文化であることに変わりはなく、町中華探検を始めてからの数年間で、閉店する店をいくつも見てきた。潰れるのではなく、店主が体調を崩すなどの理由で急に店を畳むケースが多い。

 昭和30年代からの高度成長期に人気となり、昭和末期の1980年代前半にかけてその数を増やしていった町中華は現在、高齢化が進み、店主の大半は60代以上。重そうに鍋をふる70歳を過ぎた店主がザラである。後継者不足も深刻。チェーン店に押され、かつてのように儲かる商売ではなくなったので、自分の代で終わり、息子にはあとを継がせないと語る店主が大半だ。なかには後継者に恵まれたり、新たに独立オープンしたりするところもあるが、いまのところはまだ少数に留まっている。

 しかし、「ああ、また一軒消えた」と悲しんでいるのは探検隊メンバーくらいのもので、世間的にはそんな気配を察していない人が大半だと思う。なんだか流行っているみたいだし、今が旬のようにとらえている人さえいそうだ。

 なぜ、こんなギャップが生じるのか。それはまだまだたくさんの町中華があるからだ。大都市なら、私鉄沿線の小さな駅でさえ、周辺を歩けばひとつやふたつの店が発見できる。全盛期を知っている者は、かつてはこんなもんじゃなかったと思うわけだが、見方を変えれば、駅前の一等地をチェーン店が占拠する時代にこんなに残っているのは大健闘と言えるかもしれない。

■「町中華」がしぶとく生き残る5つの理由

 ゆるやかに数を減らすことはあっても、一気にはなくならない。その理由は個人店ならではの強みを生かしている結果だと僕は思う。いくつか挙げてみよう。

 【1:今ある店はすべて勝ち組】

 全盛期、過当競争と思えるほど林立していた町中華。現在残っている昭和の時代に創業された店は、競争に勝ち抜いた店ばかりなのである。評価の基準は味だけとはかぎらない。町中華は日常食。住んでいる町や勤務先近くで食べることが多い。味はそこそこだけど立地が良い、すぐできる、安い、量が多い、メニューが豊富、居心地が良い、マンガが揃う、店主の人柄が良い……ストロングポイントはいろいろあり、それを認める人がリピーターとなって支えてきた店だ。固定客中心で、通りすがりの客を当てにしない強さがある。

 【2:旨すぎない味である】

 飲食店で最も大事なのは味という常識も町中華には通用しない。もちろん味は大事だが、旨ければ良いというものではない。カンジンなのは、癖になる味付けであることだ。そこそこ旨くて、なぜだかしらないが週に一度は食べたくなるような店こそ最強なのである。


■味・量・接客・コスト削減……したたかな経営戦略

 【3:常連客は裏切らない】

 町中華の客は、引っ越しや転勤がないかぎり、何十年と気に入った店に通う。昼は定食やセットメニューを注文し、夜は“飲み中華”として愛用する人も多い。寡黙に見える店主だが、話し好きで気さくな人も多く、小さな町では週末の午後など、サロンのようにくつろぐ常連客の姿を見ることができる。彼らは律儀だから、それなりの注文もしてくれるし、知り合いも連れてきてくれる。

 【4:家賃や人件費がかからない】

 全盛期の町中華は「出前だけで食っていける」と言われるほど外からの注文が多かったという。いつもガランとしているのに潰れないのには、そんな理由があったのだ。

 流行っている店では多くの従業員を雇い、出前専門のスタッフもいた。現在、出前の需要は激減したが、生き残り店はそうした変化に対応し、家族経営に切り替えることでコストを節減。開店時の借金は返し終わり、持ち物件で商売する店も多い。いつ店をやめることになってもいいと腹もくくっているが、それでも鍋を振り続けるのは、店の厨房が起きている時間の大半を過ごす“自分の居場所”だからだ。

 【5:行列はいらない】

 地域密着型ですでに客のついている町中華は宣伝の必要がない。ヘタに有名になって、他所からの客が増え、「俺の店」だと思っている常連客が離れてしまうことを何より恐れるのだ。行列なんてちっとも欲しがってない。町中華探検隊でも、ここぞと思う店に取材を断られることはしょっちゅうあり、「悪いけど、常連さんが座れなくなったら申し訳ないから」とスパッと言い切れる町中華の強さを感じている。

 「おかげさまでウチはなんとかやってこれたけど、こういう商売をこれからやるのは大変だよ。メニューが多くて材料のロスが出やすいし、手間もかかる。中華だったらラーメン専門店のほうが当たれば儲かるでしょう」

 ある町中華の店主がそう言って笑った。

 「いつまでやるかって?  とりあえず東京オリンピックまでは頑張るよ」

 町中華は滅多なことで潰れない。静かに歴史を閉じることはあっても。

コラムニスト 北尾 トロ




・・・ | 2時間前
街中華とか昔からあるような定食屋が大好き。
わざわざ検索して、自分の好みに近いような所を探して行ったりする。

子供の頃に家でよく出前を頼んでたラーメン屋が美味しくなくて(笑)
距離が近いのにいつも麺伸びてるし、味濃いし。
でもその味が何か好きで食べたいなって思う時がある。もう店が無くなったからあの味が食べられないと思うと寂しい。

個人的に思うのは、街中華や昔ながらの定食屋さんは手作り感が全面に出てるような完成度が高過ぎない、何処か家庭を思い出させる安心感があるような味と見た目が魅力。

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返信4
kum***** | 3時間前
ラーメンだけじゃない、様々なメニューの選択肢があるのが何よりうれしい。そんな店が少なくなってきています。

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John Foxxx | 2時間前
町中華の魅力は当たり前の味。
昭和の頃からバブルを経て現在まで着飾らない味。
店も客も肩ひじ張らない落ち着いた味。

食べ物にやたらと評論する事が当たり前になった昨今、町中華はこれを強く拒んでいる様に思える。
これは、店と客が対等だからなせる事だろう。
だから、町中華はメニューの端から端まで普通に旨く、普通にゆったり気分を味あわせて貰える。
店も客も媚びる無く、主張し過ぎる事も無い。
まぁ、地元どうしがチョットゆっくりが基本だろう。

だから、行列ある町中華だって、中に入ればマッタリだ。
みんなそう言う心のオアシスが欲しいんじゃないのかな?

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kon***** | 2時間前
幼稚園児の頃、家の近くにあった中華屋は小さな店だったし駅からも離れていたが、二度の移転を経て、30年経った今も、元の場所とは全然違う場所で、店は大きくなって昔からの常連に加え、新天地でも新たな顧客つかんで混雑してる。
1000円以内で味が良ければ、多少場所が悪くても生き残れるんだなと思う。

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tqk***** | 3時間前
町の大衆食堂は絶対に大事だ! 最近はやけに、こだわりのラーメン屋が増えているが、こだわらなくて良いから、普通のラーメンを食わせろ! …っと言いたい時がある。

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Circle | 1時間前
カウンター6席と二人掛けテーブル2つの古くて小汚さそうな店があって(掃除されてはいるが、経年劣化)、誰を連れていっても感動されたことがある。
愛想はないし、メニューも10種類前後。が、600円のチャーハンは女性は一人で食べきれない量。二人で行って二品注文して分け合うのが基本の店だ。一人当たり予算は600円で、腹いっぱいになる。
だから夕方には男子高校生が一人で食べて帰っていく。夜にはビジネスマン。
女の人を連れて行くと、「なんでこんな店に」と、最初は不機嫌そうになったが、食べさせれば喜ばれる美味しい店だった。かなり狭く小さい店だったので、取材お断りでもあった。
だが、店主の体がもたなくなって閉店した。

今にして思えば「めちゃくちゃ安くて美味しいっ」と、客が喜ぶのを見たくての商売だったんだろうなと、懐かしく思い出す。金儲けだけが仕事の喜びじゃないのだろう。

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sss***** | 3時間前
【2:旨すぎない味である】とあるが、私が常連の店はアッサリで本気で美味しい。他県からくる常連さんもいるほどである。店も常に清潔で、ランチのコスパが素晴らしい。

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FjJKOy**** | 26分前
飲食業でお客さんを大切にする事は重要な事なのだが、どの客を大事にするか、そのための味付けや店の佇まいなどポイントでしょうね。
無闇に店舗拡大すればリスクも伴う、無闇にビギナー客を増やせば良いというものでもない、そのあたりのさじ加減を知っているからこそ残っている(客が残したい)という店なんだと思う。

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iad***** | 3時間前
わかる。自信を持って他人に薦めるほどの味ではないんだけど、そこそこの値段だしなぜか週一で食べたくなる店というのが確かにある。サラリーマン相手に店をやるとしたらそれが最強かも。
新入社員が入ると、仕事よりも先にまずランチの店を教えると言っても過言ではないぐらい、社員行きつけの店って代々受け継がれていくし。


あ | 1時間前
子供の頃から通っている町中華がまだ残っている自分は幸せだ。初めて行く町中華では必ず餃子を頼む。餃子は作るのに手間がかかるから、餃子の旨い店は何を頼んでもハズレがない。

文中にもあるように、今は従業員を多く雇う余裕のある店は少ないから宣伝はいらない所も多い。行列ができても客を捌けないし何より常連さんの店だからね。

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eve***** | 48分前
中国人の旦那さんが厨房に立ち奥さんが接客をしている中華料理店があって時々行っていた。
カウンターに座ると店主が大きな中華鍋を操り炎をコントロールしつつ手早く料理を作る姿を
間近で見ることができてカッコいいな~と思っていた。チャーハンや天津飯、澄んだスープのラーメンなどが美味しかった。
しかし地域の再開発か何かでいつの間にか一帯が更地になり店は消えた。経営者の高齢化だけでなく再開発事業やマンション建設などの影響を受けることもある。

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bit***** | 2時間前
美味すぎないというのは実は事業を続ける上で重要だと思う。
7分くらいの力で作れるものをやってれば、自分の体調があまり良くない時でも、客が多めに来ても、対応できる。常に全力疾走してるとバッタリ倒れかねない。

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nak***** | 2時間前
メニューが豊富で定食・麺類・丼物・おかずの単品、そして飽きさせない味。手軽に出前も頼める値段。そんなバリエーション豊かな料理を短時間で作るのは、ラーメン専門店の料理人には真似出来ないと思う。
自前の家屋でもそんな技術が必要な自営業は大変だし、閉店を余儀なくされるのは店主が高齢ってのがほとんど。私が好きだった街の中華屋さんも、それが理由で去年いっぱいで閉店してしまった。
太麺のカタ焼きそば、街の中華屋さんでしか食べられないのに残念過ぎる。スポーツ新聞読みながら出来上がりを待って、カラシをたっぷり付けて頬張る。あの味が忘れられない。

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for***** | 3時間前
東京で学生やってたころ、家から10分くらいの距離にある中華料理屋がメニュー豊富なんだけど、一品一品おいしくてちょっと驚いた記憶がある。
メニューになんとか麺とかいうラーメンが何種類かあるが、その辺のラーメン屋のラーメンよりおいしい。
でも行列ができるような店ではなく。たぶんこういう店のことだろうなあ。

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立春 大吉 | 4時間前
永六輔が
「ラーメンは、
少し下品な方がうまい。」
って言ってたが、
良い意味で
その通りだと思う。

サンダル履きで
入れるのがいいんぢゃないかい?

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tkw***** | 49分前
確かにここ何年もラーメンは進化してきましたか、味とか内容が偏ったものが増えてしまった。それはそれで美味しいと感じる時もあるけど、だからなおさらバランスのとれた町中華が食べたくなるときがあります。原点回帰ていうのか、ホッとするしおじさん世代には懐かしい。

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gbjikuih | 2時間前
とても良い記事。
自分も、餃子以外は全く美味しくない大手チェーンよりも、
個人店に行きます。
店主や常連客との会話が楽しいし、
一見さんにも疎外感がないように、
常連客が軽く話しかける事で、
新しい常連客になったり。
名店で修行して、
独立してこじんまりと長年やってる店もあるし。

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ひげ | 1時間前
チェーン系は安くて良いけど、どこの街に行っても同じ店で飽きてくるんだよね。
ただ食べるだけだったら冷凍食品と同じだし。。。

街の景色としても、食文化としても、風情のある個人店を利用する事により、人生豊になると思うので、なるべく利用して楽しんでいます。

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b_b***** | 4時間前
家系とか二郎系とかもいいと思うが、近所の中華屋さんが結局は一番好きかも。
毎日でも食べられる。



コメント
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囲炉裏を囲んで、サバ缶をつまみに、、ドブロク、焼酎。

2019年02月18日 | 料理など

囲炉裏を囲んで、サバ缶をつまみに、、ドブロク、焼酎。

ヘビメタ聴きながら実に風流ズラ~

厳しい豪雪地帯の生活にもロマンがあるら~? 住んだら大変ズラ~

雪下ろし、雪かきがヤバイズラ~、、過酷ズラ~。じいちゃん、婆ちゃんだから大変ズラ~




長野でサバ缶“愛”猛烈なワケ…売り切れ続出、買い置き当たり前、名物にも!?【長野発】

2/17(日) 11:32配信

FNN PRIME
長野でサバ缶“愛”猛烈なワケ…売り切れ続出、買い置き当たり前、名物にも!?【長野発】

写真:FNN PRIME
長野・飯山市で以前からサバ缶人気…なぜ?

体に良いとしてブームになっているサバ缶。
長野・飯山市ではブームになる前から1年中人気で、多くの人が買い置きをしているという。その理由と様々な食べ方を取材した。

【画像】人気の理由は「豪雪地帯」だから?様々な工夫料理も

長野・飯山市内のスーパーでは、サバ缶の売り切れが相次ぐ…。

A・コープみゆき店・清水力店長:
トップシーズンは春だが最近は注目も高く、1年を通して売れている。原料不足というのもあるがずっと品薄が続いている。

サバ缶の生産量はツナ缶などのまぐろ・かつお類を抜いてトップ。

理由は健康志向だ。EPAやDHAが豊富で、血液をサラサラにする効果や認知症予防が期待できると人気に火がついた。
特に長野県民は缶詰好き。交通網が発達していなかったころ、海のない信州では水産物の缶詰が重宝され、今でも消費ランキングは全国4位だ。
中でも飯山は、消費量が全国トップクラスと言われている。
サバ缶をどう料理する?“夕食”取材

市民はどのようにしてサバ缶を食べているのか、ある家族の夕食を取材させてもらった…

慣れた様子で、炒めた野菜と豚肉にルーを入れて煮込む小林裕美さん。サバの水煮缶を取り出して、汁まで丸ごと投入。

小林裕美さん:
旨みが増す気がする。サバ缶とお肉を入れるとおいしい。

出来上がった「サバ缶カレー」は小林家の定番メニューなんだそう。

長男・虎之助くん:
おいしい。

夫・正和さん:
旨みが出ている。臭みはスパイスで消えて。(サバ缶は)家には絶対ある。調味量みたいな。

「調味料感覚」だと言うサバ缶。確かに納戸には買い置きがあった。

さらに・・・

坪根登美子さん:
明日から雪まつりだから差し入れにサバ缶の大根煮物を差し入れしようと、孫と一緒に。

この日、坪根登美子さんと孫の見有さんは「いいやま雪まつり」のスタッフに差し入れをしようと、地元でお馴染みの大根の煮物を作った。
大根を煮たら、砂糖と醤油を入れ、最後にサバ缶のサバを入れる。

坪根登美子さん:
(味付けは)これだけです。さば缶の出汁も入っているし。冬場はストーブに乗せておけば味も付く。ばっちりです。

大根を煮込む間にもう一品。
サバを炒めて塩・コショウで味をととのえる。あとは、キャベツやトマトと一緒にパンに挟むだけ。僅か5分ほどで「サバサンド」が出来上がった。

坪根登美子さん:
鍋もって来たで。ご苦労さん。

雪まつり会場で、坪根さんが差し入れた煮物が振舞われる。冷え込みの中、作業で疲れた体にサバの旨みが染み渡った。
作業する人からは「うまい」「よく味が染みている」、アメリカ人ボランティアからも「おいしい」との声が聞かれた。

なぜこれほどまでに人気?「豪雪地帯」が関係か

カレーに煮物、パンにまで。なぜこれほど飯山でサバ缶が人気なのか。
長野県の歴史や地理に詳しい長野大学の市川正夫特任教授は豪雪地帯であることが関係していると言う。

市川正夫特任教授:
冬場はきちんとしたタンパク源がない。実際に食べられるものが缶詰に限られていた。特に雪の深い飯山ですので。サバ缶は安くて、簡単に食べられるタンパク源として家庭にストックしてある。

深い雪に閉ざされ食品の流通が滞ると、備蓄のサバ缶が貴重なタンパク源として重宝されていたと言う。

また、飯山のサバ缶料理を名物にしようという動きもある。JR飯山駅で売られているのは「さばごはん」。300円という安さもあって人気だ。

丸山紘平記者(長野放送):
サバの甘みがご飯を包んでいる。食欲を誘う味でとてもおいしい。

「さばごはん」を考案したのは、伝統食の「笹ずし」などを販売する「ぜにがめ堂」。味付けは醤油と自家製の出汁、そしてサバ缶。

ぜにがめ堂・岩崎孝典代表:
普通のサバじゃおいしくない。使ったことはあるが、旨みがない。サバ缶のほうがうまい。

実は、この「さばごはん」、コンクールで最優秀賞を受賞した逸品。飯山の名物にしようと「ぜにがめ堂」はレシピも公開している。

ぜにがめ堂・岩崎澄子さん:
誰でも作れる。みんなに作ってもらって、飯山にきたら、さばご飯をたべなくちゃとなってほしい。

ブームになる前から飯山で愛されてきたサバ缶。様々な料理は豪雪地を生き抜く知恵から作り出されたものでもあった。





tyuuou | 1日前

長野県でも飯山や長野市など北信地方はねまがり竹と鯖缶で味噌汁を作る風習があるから鯖缶はシーズンになるとスーパーやドラックストアで山積みになってます。中信、南信地方は一般の地域と変わらないとおもいますが?

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返信37
iyz***** | 1日前

サバ缶はメディアでも色々取上げられて人気があって品薄だし、サバは不漁の様で少し心配。確かに骨ごと食べられて健康にもいいので人気があるのも納得です。最近は代替えとしてイワシ缶も人気が出てきたみたい。昔からの庶民の缶詰が見直されてるのは良い事だけど、あまり値上げはしないで欲しいですね。

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返信18
nek***** | 1日前

今はどこでも品薄状態ですよね。
スーパーの棚に貼り紙がしてあります。
ブリ大根の代わりにシャケ大根も美味しいけどサバ缶だと手軽でいいですね、今度是非やってみます。
サバ缶が手に入り辛いので、イワシ缶で混ぜご飯を作ったら美味しくできました。
イワシ缶も味がしっかりしていてとても美味しいです。
缶詰めは手軽で災害時にもいいので買い置きは必須ですね。

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bel***** | 21時間前

流通がよくなった現在はさほど意識していなくても、かつて缶詰は保存がきくので長野県と限らず全国どこでも人気だったと思います。特に、魚などの蛋白源がなかなか手に入らない山間地や山菜をよく食べる地域では、昔からなじみ深いもの。
だから、今更人気なのではないと思う。山菜を盛んにためる春の時期、山間地のスーパーで、サバ缶は良く品切れをおこしています。

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ysk***** | 1日前

味もあまり濃くなくて美味しいし、体にもいいしね。
缶詰に頼りきりはよくないけど、あると重宝するよね。

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fro***** | 1日前

北信地方はブームになる前から春になるとスーパーに鯖缶が山をなしていて驚いたことがあります。
大学教授があれこれ言ってるけど、結局は美味しい郷土料理に使うからじゃないかなあ。

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mit***** | 22時間前

サバの水煮は昔から大好きだった。
これがあればご飯2杯はいける。
最近になって身体に良い、頭に良いなど言われてるけど普通にうまいから日常的に食べれます。

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jack | 22時間前

民放であっちこっち体に良いと流されたら、あっ
と言う間に売り切れ現象。でも、サバ缶はロング
ヒット続けてますね♪
でも、便乗して中国サバ缶出回ってるので注意。
他と比べて安いのと、売れてないのが目印。
購入の際には、産地確認を必ず見てから買ってね。

どんな薬剤が入ってるか分からないし、落ちても
洗ってないかもだし、第一、汚い中国の海で捕れた
鯖とか・・・食べたく無いよね?。

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返信2
rao***** | 22時間前

さばの消費の多い地域とそうでない地域、高血圧やなどの疾患に有意差があるのか知りたいところですね。

医療機関などと連携して、是非調査してもらいたいです。

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tzx***** | 9時間前

大学進学で上京するまでは南信(長野県南部)に住んでいましたが、私の家庭ではサバ缶愛はありませんでしたし、地元の友達や先輩後輩からも記事のような話は、一度も聞いたことがありません。

長野県は南北200キロメートル以上あり、飯山がある北信(長野県北部)と南信では、歴史的背景や気候が全く違いますし、方言、慣習、食文化が異なることも多いです。
テレビ番組のケンミンショーで紹介される長野県の食文化や慣習が、初耳だったことも少なくありません。

記者には誤解を招くようなタイトルにしないように、心がけて欲しいです。


t19***** | 21時間前

昔から食べてた者からすれば早くブームが去って欲しいと思う。

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八代目太郎丸 | 21時間前

実家が長野市ですが、子供の頃から根曲がり竹の鯖缶味噌汁を食べて育ってきました。なので鯖缶は大好物で、20数年前の学生時代は鯖缶を使ったサバカレー、鯖缶パスタ、鯖缶ラーメンで自炊してました。安いのに日持ちして美味しいので、常備してました。
鯖の水煮缶は何に入れても美味しいですし、鯖の味付け缶はカレーに凄く合います。鯖の味噌煮缶はポン酢とネギと合わせたパスタがめっちゃ美味しいです。

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ken***** | 17時間前

おれは生活苦の時期にサバ缶を買いだめしてた。サバの切り身を2回に分け、さらに最後はご飯にかけてと1缶で3食行ける。ご飯だけ炊いてたけど、一食100円未満だろう。この記事を読んでサバ缶で3食、またやってみたくなった。懐かしい。体にいいとかは全く知らなかったけど、考えてみたら体調は良かった気もするし。

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ice***** | 22時間前

多分、一時的なものでしょう。

過去にもココアやらいろいろありましたけど、せいぜい持って
一ヶ月くらいでしたし、長野県の北信地域は時期になると習慣
的に食べますがそれ以外の地域で定着するとも思えないです。

あまり高くなってしまうのは、とばっちりで困りますね。

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安全靴 | 21時間前

1缶98円が自分の基本だったから、品切れ続出で1缶168円になってた時は全く食べなかった。
今は1缶118円までは我慢して買って食べてます。
関係ないけどアジも高くなって食べなくなりました(泣)

16 0

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貴様と俺とは同期の桜 | 22時間前

ブームが去ればサバ缶の品薄状態が解消されると
思っている人が多いけど、それはあり得ないことです。

元々、アフリカでサバは大人気で、
アフリカはヨーロッパからサバを輸入していた。
でも大きなサバは取れなくなり、
数少ない大きなサバは、金のある日本へ流れ、
日本で取れた小さなサバを、日本はアフリカに
大量に輸出している。

日本のブームが少し落ち着いたとしても
世界におけるサバ需要が下がるわけではないので
もう2度と以前のような値段には戻りませんよ。

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san***** | 1日前

骨まで食べれるので買いだめしてあります。レンジで温めたら良いだけなので便利です。一度ダイエットに効くと聞いたことありますが毎日は食べていません。

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tom***** | 21時間前

長野県全体でない事を理解していただきたい。飯山市独特の文化ではないでしょうか?
物流が発達して都会と変わらない食文化になっています。
そういえば最近、塩イカ食べてないな~
イカは、お刺身の方が美味しいですからね~
それでも、イナゴの佃煮を売っていたり、
蜂を佃煮にしたりしてますが…
黄蜂が美味しいらしいです。

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yom***** | 1日前

健康思考で人気があるのは良いことです。で・・・同じ仲間の青魚のイワシ、アジ、サンマ、ニシンなどは比べると栄養含む様々な点でランクが落ちるのでしょうか。そのあたりも知りたいものです。今はサバ、それも水煮の缶詰だけだから・・・。切身パックなどつい最近まで半額残りだったような?オークションは半年前のペヤングソースみたいに高い出品価格のものばかり。あれはビジネスかな(笑)。

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あかさたな | 1日前

昔からのファンなので、早くブームが去って欲しいのだが、、、



sho***** | 1日前

地元は長野県の飯山よりだけど、昔、コーチというドラマあったけど、その中でサバカレーが出てきたけど、うちら普通に食べてるけどおもった。
もれと、春には竹の子と一緒に煮で食べていたから今さらと思ってしまう。

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cwg***** | 1日前

鯖缶いつ行ってもスーパーでは売り切れてる
それと前はもう少し安かった気がする

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誰だなZ | 1日前

こういう事もあるからサバ缶が品薄状態で、特に体に良いから水煮缶も品薄で、今後もこういう事で値上がりするのか。

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c62***** | 22時間前

サバ水煮缶詰めはやっぱり人気商品になりましたね。
スーパーでも品切れの表示がなされており、入荷したら、この前は早速5個買ってきました。
レシピ本を昨年買ってきましたが、メニューも豊富で料理も簡単なので、水煮缶詰めにはまっています。

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danーikeda***** | 20時間前

サバ缶は昨年秋から値上げしてますがそれでも入手困難になっています。
ディスカウントストアでも強気の価格設定になったので、昨年夏より3割くらい上がった感じですがそれでも手に入りません。

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mur***** | 21時間前

鯖缶は安くて美味いので昔から贔屓にしていたけど、最近は値段も上がって気楽に買えなくなってしまったなぁ。 近所のスーパーにはタイ産の鯖缶もあるけど、微妙に風味が違う。 不味い、とかではないんだけどね。

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DOV/S | 21時間前

健康に良いと聞き過剰摂取で健康を害す悲しみ。

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min***** | 21時間前

江戸時代には越中(富山)から飛騨を経由し信州(長野)にたどり着く「ぶり街道」といわれるルートがあり、そこを通って塩ぶりが流通されていた。記事にある通り冬場は寒いだけでなくたんぱく源が不足する。そんな信州にとって、保存のきく塩ぶりは重宝されていた。元々「保存のきく魚介類」に親しみのある県民性があるのだろうと思う。

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mur***** | 10時間前

カラダに良いとなるとすぐブーム。設備投資までして量産したらブームが去って在庫の山・・いつものパターンだけど、いろんなものを満遍なく食べるのが、いちばんカラダには良いはず。

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返信不読 | 23時間前

鯖が身体にいいのはわかっているけど、
切り身を買っても日持ちしないし、缶詰は料理も簡単で便利。
でもブームで集中して、売り切れ品薄は困る。



pow***** | 23時間前

さすが「新潟は信州の海!」とか勝手に言うくらい無駄に海に憧れる県民性。
黙って川魚だけ食べてればいいのに。

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*** | 22時間前

私も長野県北部の出身です。小学生のころ、皆で鍋、鯖缶、青菜、おたま、みそ、お弁当、味噌汁の容器を持って山へ1時間半位かかったかな?到着後皆がそれぞれの分担にわかれ竹の子の鯖缶入りの味噌汁を作って皆で青い空のもと食べました。楽しい思い出です。皆~覚えてるかい?

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jap***** | 21時間前

ブームに乗っかることで結局品薄や価格高騰・過剰生産など…自分たちの首を絞める結果にしかならない事は幾度と無く経験しているはずなのに、日本人は学習能力がつくづく無いよね。
懲りないというかバカバカしい。
食生活にすら自分を持っていないような根無し草はみっともない。

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******* | 1日前

貧乏学生のころ 常備食だった(笑) 鮪のフレークも好きだなぁ!プリッツにのせて食べていた 後 コンビーフと魚肉ソーセージ!牛乳にトマト そして キャベツにサッポロラーメン!

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sch***** | 19時間前

きのう普通のおにぎり買ったら、さばエキスが調味料に使われてたので食べられなかった。
カップうどんとかふりかけ類(「どん兵衛」も「赤いきつね」も「のりたま」もアウト)はしっかりチェックして買うのに、まさかスーパーのおにぎりまで(怒)
今は長野県民ですがアレルギーなのでサバとは無縁。当地はいい魚が手に入りにくいので、身内から生まれ育った瀬戸内の魚を送ってもらってます。



OldItanium | 1日前

美味いのは知っているが数年前から青魚アレルギーが出る様になり身体中痒くなるから食べられない。
アジやサンマ、サワラもダメでマグロとカツオだけセーフ。

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mik***** | 1日前

こぞって今ごろ馬鹿みたいだと本当に思う。
資源枯渇もすぐ先だと思う。
アホな番組に踊らされて、今までは見向きもしなかったくせにね(笑)

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kom***** | 21時間前

そんな事は聞いた事も無いですよ?長野市内に実家在りますけど鯖缶売切れ等見た事も聞いた事有りません
1部の地域だけじゃないかな?味噌汁も至って普通ですし鯖など入ってるの見た事も聞いた事も無いです

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ぬ | 22時間前

以前から好きで食べている。
しっかり煮込まれているので骨もそのまま食べられる。
味付けも濃すぎたりせず、絶妙。
それでいながら値段も安い。

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fwq***** | 21時間前

鯖缶を糞メディアが持ち上げまくるせいで品薄値上げで困ってるんだが?

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tak***** | 4時間前

私は南信ですが、北信で暮らしていたことがあるので根曲がり竹とサバ缶の味噌汁は知っています。個人的には、味噌汁というより、もっと煮込んで根曲がり竹とサバ缶の味噌煮風にしたほうが好きです。

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ewi***** | 22時間前

チョウノ

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taimahara | 22時間前

「理由は健康志向・・EPAやDHAが豊富で、血液をサラサラにする効果や認知症予防が期待できると人気に火がついた。」

世の中馬鹿な人々が多いね、EPAやDHAで頭が良くなったり、
血液サラサラ、認知症予防効果があるなら、俺たちのように

漁業街の人間は天才、秀才だらけ、健康寿命日本一だぜ(大笑)。

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med***** | 20時間前

我々貧乏人が細々と食べ続けてきた貴重な食品「鯖缶」に市民権を与えてもらったのは良いが、私たちの手の届かないものにしてしまった。
これまで,鯖缶などには目もくれず「鮭缶」などの高級品を食べていた金持ちが怒濤のごとく「鯖缶」を買い始めたからだ。
早く貧乏人に「鯖缶」を返してくれ。

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nan***** | 20時間前

長野はハチでも食べていればいい。
鮒ずしで味噌汁作ると美味いの知ってるかい
大雑把にぶつ切りにしていっしょに煮込む
少し油が浮いてきて出来上がり
酸味が効いてて鮒ずし自身も酸味が下がりふっくらして
食べられる。

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おフランスざんす~~~~ フランスかぶれ~~~

2018年11月15日 | 料理など

おフランスざんす~~~~

フランスかぶれ~~~



フランス人の「朝・昼・夕食」が日本とここまで違う理由
11/15(木) 9:00配信 現代ビジネス
フランス人の「朝・昼・夕食」が日本とここまで違う理由
写真:現代ビジネス
フランス人の食事は意外と質素
 我が国の食事は一汁三菜が基本とされ、ご飯、汁物のほか3種類も作ることがよいとされる傾向にある。共働き世帯が専業主婦世帯を上回っている現在、家事の負担は妻の肩にのしかかることがほとんどだ。

 一方、フランスでの食事は、大きなお皿にトリュフやこってりしたソースがかかった料理が美しく盛られているイメージだ。しかし、イメージ通りの食事を毎日食べている家庭はまずない。フランス人の食生活は意外に質素である。

 日本でもフランスでも食事作りは女性の役割となっていることが多いが、フランス女性はなぜ仕事と食事作りの両立が上手なのかを考えていきたい。

朝から卵、ベーコン、ソーセージなどは食べない
 2017年の労働力調査によると、男性雇用者世帯に占める共働き世帯の割合は約63%。とくに日本の場合、妻が家事や育児をこなすという「家庭での労働」に時間を費やされる傾向にある。国立社会保障・人口問題研究所の全国家庭動向調査(2013年)によると妻と夫が行う家事の総量を100とすると、その85.1%が妻の負担となっているのが現状だ。

 妻にとって大きな悩みは食事作りだ。毎日同じメニューを出すわけにもいかないし、子どもが中学生になるとお弁当が始まる。夫の帰りは遅いし、1日に何回も食事を作り、後片付けが途切れることはない。仕事と家事の両立に悩んだ挙句、退職する人も多いという。

 だからといって専業主婦では家計が立ち行かず、結局はパートに出る。給料は下がった挙句、家事の負担が増えてしまいがちだ。結局夫はフルタイムで働いていない妻に、家庭での労働を押し付ける形になることが多い。日本の妻たちは疲労している。

 バラエティ豊かな食事を作るのが、母や妻の務めのように言われることもあるが、女性の就業率約9割のフランスの食事はとてもシンプル。

 朝食は、フランスパンとコーヒーが基本だ。

 コーヒーにミルクを加えれば、カフェオレが出来上がる。アメリカやイギリスのように、朝から卵にベーコン、ソーセージなどを食べることはない。

 そもそも、子どものときから朝はパンとドリンク、あってもヨーグルトや果物だけであり、とてもではないが、朝から重い食事を食べられないのが実情だ。


「1ユーロのバゲット」がフランス人の主食
 フランス人の朝食というと、焼き立てのクロワッサンが真っ先に浮かぶのではないだろうか。だが、クロワッサンは少し贅沢だ。

 クロワッサンの値段は約1.2ユーロ。1ユーロ130円の場合、1つ156円もかかる。クロワッサンを家族の人数分以上買う必要があり、どうしても割高になってしまう。

 普段の食事は、朝、昼、晩とバゲットを食べる。バゲットはフランス人の主食であり、値段も1ユーロと安い。クロワッサンに比べて経済的だといえるだろう。

 バゲットは「棒」という意味で、70~80㎝のフランスパンを指す言葉だ。日本のバゲットよりはるかに長いため、1本で家族分のパンを賄うことができる。バゲットを切り分けて、バター、ジャム、はちみつなどをつけると立派な朝ごはんの出来上がりだ。バゲットをちぎって、カフェオレやショコラ(ココア)に浸して食べるのがフランス流である。

 バゲットのデメリットは、時間が経つと硬くなってしまうこと。そのため、食事のつどパン屋まで買いに行かなければならない。共働き家庭にとって、朝からパン屋まで買い物に出かける余裕はないだろう。そんなときには、スーパーで売っているスライスした袋詰めのパンやシリアルを食べることも多くなってきている。

食後の洗い物はコーヒーカップだけ
 家庭内では、子どもが少し大きくなると家事の役割が与えられる。

 朝起きて、テーブルにお皿とナイフを並べる。バターやジャムを冷蔵庫から出す。戸棚からパンを出す。夫はお湯を沸かす。

 家庭によってはお皿を使わず、紙ナプキンや布ナプキンの上にバゲットを乗せいただくこともある。食後の洗い物はコーヒーカップだけ。食洗機にコーヒーカップを入れて朝食が終了する。

 ここだけの話だが、布ナプキンは数日間にわたって同じものを使用するため、洗濯物が出るわけではないことをお伝えしておこう。

 同じ柄の布ナプキンでも、たたみ方や結び方で誰のナプキンわかるように工夫をしているのだ。

 しかし、週末を迎えると、事情は変わってくる。ゆっくり起きてからパン屋へクロワッサンやパン・オ・ショコラなどの甘い菓子パン買いにいくのだ。そして普段とは違う朝食を楽しむ。

 いずれにしても朝食は火を使った料理をすることはない。鍋もお皿も汚れない。日本のように母親だけが早起きをして、朝食の支度や後片付けに追われることは考えられないのである。


お昼も軽めだが、学校の給食はフルコースをいただく
 共働きが多いため、幼稚園にも学校にも給食がある。親はお弁当を用意する必要はないことがうれしい。給食といえども、前菜、主菜(メイン)、副菜(付け合せ)、デザート、パンのフルコースだ。

 バラエティ豊かなフランス料理が提供されている。野菜や肉・魚はたんぱく質などの栄養をきちんと取れるので親としてはありがたい。給食費は1食1ユーロから7ユーロ程度、家庭の収入に応じて負担するしくみとなっている。

 まれに給食を作ってくれる人がストライキで、お弁当を用意するときもある。しかし、心配はいらない。フランスのお弁当はパンにハムかチーズを挟んでおしまい。サンドイッチにリンゴを1つ持たせれば完璧だ。どちらかというと、パンとチーズを別々に持たせて、子どもが自分で挟んで食べる家庭の方が圧倒的に多数である。

 大人たちはレストランやカフェで日替わり定食を頼んだり、軽く済ませたいならサンドイッチを買って歩きながら、天気がよいなら公園で食べる人も多い。

夕食でもほとんど料理はしない
 朝食と昼食がここまでシンプルだとグルメで名高いフランスでは、さぞかし豪華な夕食をとるのではと思われるかもしれない。期待を裏切るようで申し訳ないが、平日の夕食も質素である。

 たとえば野菜スープとチーズ、キッシュとサラダ、パスタやピザで簡単にすませることが多い。肉の加工食品も豊富でパテやハムなどのテイクアウトの食材もフル活用する。

 野菜スープは、冷蔵庫にある野菜を茹でて、ハンドミキサーで混ぜるだけだ。基本はジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、長ネギだが何でもよい。あればローリエやパセリも入れる。味付けは塩のみ。あっという間にできるのがよいところだろう。

 少し調理が必要になるが、牛肉や鳥肉などを塩こしょうして焼き、温野菜や生野菜を添える。結局、フランス人の普段の食事は、時間のかかる料理をすることはなく、品数も少ない。「妻が食事作りに忙殺されることはない」というらやましい状況なのだ。


ただし、週末にはご馳走をたらふく食べる
 普段の質素な食事を補うように週末になると、豪華の食事をいただく。前菜からデザートまでのフルコースを作り、ワインを飲みながら時間を掛けて食べるのだ。昼食が終わったらもう夕方の5時過ぎていることも珍しくはない。

 週末は遅めの朝食をとってから、家族そろってマルシェ(市場)へ買い物に出かける。季節の新鮮な野菜や果物などの食材、ジビエ(いのしし、鹿など野生鳥獣の食肉)は秋にしか食べられない。

 フランス人はなによりも季節感を大切にする。家族だけで食べることもあれば、親戚、友人を招待してのホームパーティも頻繁に開いて、おしゃべりを楽しむ。

 もちろん、食事の準備は家族総出で行うことになる。前菜を妻が担当したら、メインは夫が肉を焼いたり、お皿を並べるのは子どもたちの仕事だ。普段は質素な食事だけど、特別な時にご馳走を作っていただく、というメリハリがある。

 日本だと「週末は食事作りから解放されたい」と外食をしがちだが、フランスでは外食は一般的ではない。その理由のひとつは外食が高いことが挙げられる。マクドナルドのビッグマックは日本で380円だが4.2ユーロ(546円)だ。

 スターバックスなどのファーストフードはもちろん、ランチでも3000円以上、ディナーだと飲み物を含めて最低でも8000円程度。食材を買って自分たちで作る分には食費は安くあがるが、外食はビックリするほど高くなる。

 フランス人は基本的にケチなので、ムダなお金は使わない。節約した分は誕生日などの記念日に外食をしたり、夏のバカンスに備えて貯蓄を行う。

 しかし、日本の朝ごはんをバゲットとカフェオレにすると高くつく。さすがにご飯とふりかけで食べるわけにはいかないが、夫に家事をやるように頼むのではなく、家事自体を減らしていく工夫が必要なのかもしれない。

 少し前に土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を読んだ。一汁は具だくさん味噌汁。一菜は漬物を指している。フランス人の食事感に近いものを感じた。自分の時間、家族の時間を作るという意味で、フランス人を見習っていきたい。

横川 由理



海苔弁でも食べてれば?




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コーヒーを飲むと不眠や不安になるのはなぜ?

2018年11月08日 | 料理など


コーヒーを飲むと不眠や不安になるのはなぜ?
11/8(木) 7:13配信 ナショナル ジオグラフィック日本版
コーヒーを飲むと不眠や不安になるのはなぜ?
コーヒーが大好きな人、逆に我慢できない人の違いには、遺伝子が影響しているのだろうか。(Photographs by Mark Thiessen & Rebecca Hale, NGM Staff)
興奮状態や不眠、不安への影響、苦味の感受性が異なるわけ
 1杯の熱いコーヒーがなければ朝が始まらないという人は多い。一部の国では、サマータイムが終わったばかりのこの時期、睡眠パターンの乱れからいつもよりコーヒーの量が増えるかもしれない。

ギャラリー:動物たちの寝顔にホッとする 写真24点

 その一方、いくら睡眠不足でもコーヒーは飲めないという人もいる。コーヒーに限らず、カフェインを少し摂取しただけで興奮したり一晩中寝られなくなってしまう。人によってなぜこれほどの違いが出るのだろうか。その一端は遺伝子にあるようだ。

「私たちにカフェインの摂取量を左右する遺伝的な要因があることが、明らかになってきています」。米イリノイ州、シカゴのノースウェスタン大学の薬学部でカフェインを研究しているマリリン・コーネリウス氏は言う。「その影響の大きさは興味深いです」

 コーヒーを日常的に飲む人は、ある程度まで体がカフェインに反応しにくくなるが、毎日の摂取を控えるだけでその状態は逆戻りする。しかし、ある遺伝子のDNAに変異がひとつでもあると、コーヒーを飲んで不安感を抱いたり、眠れなくなったり、胸がむかつくという症状が起こり、摂取を避けるようになるのではないかと考えられている。

コーヒー遺伝子
 体内に入ったほとんどのカフェインの代謝を左右するのは、たったふたつの遺伝子だ。CYP1A2という遺伝子は、摂取したカフェインのおよそ95%を代謝する酵素を肝臓で作る。また、その酵素をどれだけ作るかを決める遺伝子がAhRだ。このふたつがセットになって、血流中のカフェイン量が制御される。

「カフェインの代謝が低い遺伝子型の人は、高い遺伝子型の人に比べてコーヒーの摂取量が少ない傾向があります」と、コーネリウス氏は説明する。

 言い換えれば、代謝が速い人や喫煙者(喫煙は代謝を高める)の場合、カフェインは体内に残りにくいため、脳がそれほど強く刺激されない。対して、カフェインを代謝する酵素の少ない人は、より多くのカフェインが体内に長時間残り、その影響も長引く。


カフェインで眠気が減る理由
 他にも、脳の活動や報酬系へカフェインが与える影響や、不安症、不眠症、胃のむかつきといった副作用を引き起こす別の遺伝子の組み合わせが見つかっている。

 DNAの構成要素で、朝や昼食後に眠気を引き起こす一因にもなるアデノシンという物質がある。アデノシンが眠気をもたらすのは、ドーパミンやノルアドレナリンなど、脳を興奮させる物質の放出を減らす「興奮抑制作用」があるからだ。しかしカフェインが血流に入ると、アデノシンの代わりにアデノシン受容体と結びついてしまい、興奮の抑えがきかなくなって目が冴えてしまうのだ。

 アデノシン受容体の発現は、ADORA2Aと呼ばれる遺伝子によって制御されている。この多様性が、体がカフェインにどう反応するかに影響していることを示す研究が多くある。一日の早い時間にたったひと口コーヒーを飲んだだけで眠れなくなる人がいるのは、これが一因ともいわれている。また、不安症との関連を調べた2008年の研究では、一日150ミリグラム、レギュラーコーヒーなら2~3杯分のカフェインで、特定の遺伝子型の人々に破壊的な不安症を引き起こすことが分かっている。別の研究でも、アデノシン受容体遺伝子の変異とパニック障害の関連性が示唆されている。

 カフェインが好ましくない副作用と関連付けられているというだけで、コーヒーを避ける人がいるのも頷ける。薬理学専門誌「Pharmacological Reviews」の2018年4月号に論文を発表した、フランス国立保健医学研究所のカフェイン研究者アストリッド・ネリーグ氏は「カフェインの摂取量は、国によって、また個人によって大きく異なります。一部の人がカフェイン摂取後に不安症や頻脈、神経過敏といった副作用を経験しているという事実が、この違いに関係しているのかもしれません」と書いている。

 他にも、ドーパミン受容体遺伝子DRD2の多様性もコーヒーの好き嫌いに影響を与えるとされる。さらにABCG2という遺伝子は、脳の中枢神経系へ到達するカフェインの量を制御している可能性があると、コーネリウス氏は報告している。


飲めば飲むほど苦く感じる
 カフェインだけでなく、特にコーヒーはその味と香りで好き嫌いがはっきりと分かれる飲み物だが、これにも遺伝子が関係している。

 米ペンシルべニア州フィラデルフィアにあるモネル・センターで味とにおいの研究をしているダニエル・リード氏は、コーヒーを飲む人を対象に、苦みの感じ方に関係するとされている遺伝子の状況を調べてみた。被験者に純粋な液体カフェインを味見させたところ、コーヒーの毎日の摂取量が多い人の方が少ない人よりも「苦みが強い」と回答した。

 それぞれの回答者の苦味受容体遺伝子を調べてみると、コーヒーをたくさん飲む人の方がこの遺伝子が活発であることがわかった。しかし、カフェインの苦みを感じる遺伝子型がまったくない被験者もいた。ということは、こちらの人々の方がもっとコーヒー好きになるのではないだろうか。

「カフェインは、コーヒーの苦み成分のほんの15%にすぎません。残りの85%の苦みは、まったく別の化合物によるものです」と、リード氏は説明する。「苦味受容体には様々な種類がありますが、コーヒーに含まれる苦み成分にも様々な種類があります。コーヒーによっても違いますから、コーヒーの種類ごとに遺伝子を調べる必要があります」

 リード氏によると、カフェインは感覚の伝導路にも影響すると考えられているが、詳しいことはまだわかっていない。カフェインの化合物は受容体細胞の表面に結びつくばかりでなく、細胞のなかにも入り込むが、その影響がどこまで続くかも定かでない。

「苦みにとても敏感で、コーヒーの苦みを人よりも強く感じるとしても、コーヒーが好きということもあります。コーヒー豆の製造法によっては飲めるようになったり、カフェインの薬理効果を期待して飲むという人もいるかもしれません。あるいは苦い食べものが好きという嗜好の持ち主もいるでしょう」

文=Michelle Z. Donahue/訳=ルーバー荒井ハンナ




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ユーチューブで「酒場放浪記」というのを沢山見てる

2018年10月29日 | 料理など


ユーチューブで「酒場放浪記」というのを沢山見てるが(国際政治経済などは、それ以上に見て勉強してるが@@)日本は旨いものがたくさんあり良い店もたくさんある。

フィリピン移住して25年位だが、当初はサンミゲールビール(まずい)などケースで買って飲んでいたが、日本の生ビールのほうが遥かにうまかった。

ある時、ピザ屋に生ビールの本物があり飲んだら旨かった!!それで3日後に行くと「まずい!!中身をレッドホースに入れ替えてるのだ!!」さすがイカサマが好きなフィリピンだ。

むかし、皆んなで中国料理屋に行くと(ここは旨かったが、海沿いで侵食され閉店した)紹興酒を飲んだが旨かったので「お代わりすると!@@やたらまずい!!さっきのとは違う!!」混ぜたのだ、、安物ラム酒を、、、最低。

流石、フィリピンだ。


日本なら、旨い店で旨い酒が飲める。

酒場放浪記を見て懐かしんでいる。


現在、人工透析とリウマチで禁酒=10ヶ月禁酒。

食事制限で鶏肉と白身さかななど、、牛豚は禁止。刺し身も禁止、、、


元気で酒飲めるうちが花だ、、、、、、、、


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中ジョッキ持った男性、新快速に乗り込み通報される 兵庫・明石

2018年07月18日 | 料理など
中ジョッキ持った男性、新快速に乗り込み通報される 兵庫・明石
7/17(火) 22:23配信 神戸新聞NEXT
中ジョッキ持った男性、新快速に乗り込み通報される 兵庫・明石
JR明石駅
 17日午後5時すぎ、兵庫県明石市大明石町1、JR明石駅のホームで、ビールの中ジョッキを持った60代の男性が播州赤穂発野洲行き新快速の車両に乗り込み、明石署に通報された。

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 同署によると、男性は同駅構内の牛丼店で飲食をし、会計を済ませた後、注文していたビールジョッキを持ったまま駅のホームへ。驚いた周りの乗客が駅員に通報した。

 男性は駅員らに促されすぐに車両を降りた。明石署が事情を聴き、ビールジョッキは牛丼店に返却した。この影響で当該新快速が約4分遅れたという。後続に影響はなかった。

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「ちょい飲み」増えてます 立ち飲み人気、居酒屋は苦戦

2018年07月05日 | 料理など
「ちょい飲み」増えてます 立ち飲み人気、居酒屋は苦戦
7/4(水) 19:19配信 朝日新聞デジタル
「ちょい飲み」増えてます 立ち飲み人気、居酒屋は苦戦
「立呑み晩杯屋」の店内では、客同士の距離が近い=東京都品川区
 首都圏の駅前や繁華街で立ち飲みの居酒屋が増えている。出店や運営のコストを下げて低価格の酒や料理を提供。幅広いメニューをそろえる大手チェーンの居酒屋が苦戦するなか、節約志向や残業削減で早帰りする会社員らの「ちょい飲み」客を取り込む狙いだ。

【写真】テーブル代わりにドラム缶を使う「せんべろ」の立ち飲み居酒屋も人気

 アクティブソース(東京都品川区)が運営する「立呑(たちの)み晩杯屋(ばんぱいや)」の五反田東口店。平日午後6時の店内では、肩が触れそうな間隔で会社員らが立ったままジョッキを傾けていた。会社員の男性(28)は「めちゃくちゃ安いけど、うまい。ちょっと飲みたいときに使っています」と話す。少人数で長居せず、少し飲んで帰る客が目立つ。

 晩杯屋は2009年に1号店を開業。約40店舗を年内に50店舗へ増やす。食材の旬に合わせてメニューを頻繁に変え、低価格のメニューを提供。つまみの大半が100円台で、「煮込み」(税込み130円)が最も人気のメニューだ。「『安かろう、悪かろう』ではない」(広報担当者)。

 ドラムカンパニー(東京都千代田区)が運営する「ドラム缶」はメニューの9割以上が300円以下。「チューハイ」は税込み150円で、千円で酔える「せんべろ」の店だ。テーブルの代わりにドラム缶を使用。神田店では酒とフードの受け渡しは、客がカウンターまで取りに行くセルフ方式で、人件費をかけない。都心部では家賃が安い2階以上に出店し、こうしたコスト節約で値頃なメニューを出している。

 「1回千円の利用でも、毎日のように来てもらえれば経営していける」(広報担当者)。16年に1号店を出し、現在13店舗。年内には30店舗に増やす計画だ。立ち飲み業態は、狭い面積でも出店しやすいという。

 たこ焼きチェーンのホットランド(東京都中央区)も首都圏を中心に立ち飲み業態の「築地銀だこハイボール酒場」を43店舗展開。1人平均1500円前後の支払いで、滞在時間は1時間半ほどと回転率を高くすることで収益を上げる。「会社員が立ち飲みでより気軽にコミュニケーションを図っている。『ちょい飲み』の利用が増えている」(同社)と言う。

 居酒屋業界では、メニューの幅が広い「総合居酒屋」が苦戦している。大手外食チェーンなどで組織する「日本フードサービス協会」によると、「居酒屋」の店舗数は17年まで7年連続で前年を下回った。居酒屋大手のワタミは「わたみん家」を今年度中に廃止する。総合居酒屋から、から揚げや焼き鳥に特化した業態へ転換を進め、売上高を回復させた。

 ホットペッパーグルメ外食総研の稲垣昌宏・上席研究員は、会社員の飲み方の変化を指摘する。「働き方改革などで、同僚と飲む機会が減っている。団体客相手の『大箱』の居酒屋は苦しい。立ち飲みは客にとってコストパフォーマンスがいい。好調な中食(なかしょく)とも価格で戦える」と分析する。(長橋亮文)
7/4(水) 19:19配信 朝日新聞デジタル
「ちょい飲み」増えてます 立ち飲み人気、居酒屋は苦戦
「立呑み晩杯屋」の店内では、客同士の距離が近い=東京都品川区
 首都圏の駅前や繁華街で立ち飲みの居酒屋が増えている。出店や運営のコストを下げて低価格の酒や料理を提供。幅広いメニューをそろえる大手チェーンの居酒屋が苦戦するなか、節約志向や残業削減で早帰りする会社員らの「ちょい飲み」客を取り込む狙いだ。

【写真】テーブル代わりにドラム缶を使う「せんべろ」の立ち飲み居酒屋も人気

 アクティブソース(東京都品川区)が運営する「立呑(たちの)み晩杯屋(ばんぱいや)」の五反田東口店。平日午後6時の店内では、肩が触れそうな間隔で会社員らが立ったままジョッキを傾けていた。会社員の男性(28)は「めちゃくちゃ安いけど、うまい。ちょっと飲みたいときに使っています」と話す。少人数で長居せず、少し飲んで帰る客が目立つ。

 晩杯屋は2009年に1号店を開業。約40店舗を年内に50店舗へ増やす。食材の旬に合わせてメニューを頻繁に変え、低価格のメニューを提供。つまみの大半が100円台で、「煮込み」(税込み130円)が最も人気のメニューだ。「『安かろう、悪かろう』ではない」(広報担当者)。

 ドラムカンパニー(東京都千代田区)が運営する「ドラム缶」はメニューの9割以上が300円以下。「チューハイ」は税込み150円で、千円で酔える「せんべろ」の店だ。テーブルの代わりにドラム缶を使用。神田店では酒とフードの受け渡しは、客がカウンターまで取りに行くセルフ方式で、人件費をかけない。都心部では家賃が安い2階以上に出店し、こうしたコスト節約で値頃なメニューを出している。

 「1回千円の利用でも、毎日のように来てもらえれば経営していける」(広報担当者)。16年に1号店を出し、現在13店舗。年内には30店舗に増やす計画だ。立ち飲み業態は、狭い面積でも出店しやすいという。

 たこ焼きチェーンのホットランド(東京都中央区)も首都圏を中心に立ち飲み業態の「築地銀だこハイボール酒場」を43店舗展開。1人平均1500円前後の支払いで、滞在時間は1時間半ほどと回転率を高くすることで収益を上げる。「会社員が立ち飲みでより気軽にコミュニケーションを図っている。『ちょい飲み』の利用が増えている」(同社)と言う。

 居酒屋業界では、メニューの幅が広い「総合居酒屋」が苦戦している。大手外食チェーンなどで組織する「日本フードサービス協会」によると、「居酒屋」の店舗数は17年まで7年連続で前年を下回った。居酒屋大手のワタミは「わたみん家」を今年度中に廃止する。総合居酒屋から、から揚げや焼き鳥に特化した業態へ転換を進め、売上高を回復させた。

 ホットペッパーグルメ外食総研の稲垣昌宏・上席研究員は、会社員の飲み方の変化を指摘する。「働き方改革などで、同僚と飲む機会が減っている。団体客相手の『大箱』の居酒屋は苦しい。立ち飲みは客にとってコストパフォーマンスがいい。好調な中食(なかしょく)とも価格で戦える」と分析する。(長橋亮文)


立ち飲み屋、、、自分は経験がない。

見るからに汚い店で、下品な客というイメージが有る。

時代は貧民激増=政治が悪いので庶民は首しめられ状態です。
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今年の夏は屋上バーベキュー 仕事帰り、街中で楽しむ

2018年06月18日 | 料理など

今年の夏は屋上バーベキュー 仕事帰り、街中で楽しむ

6/17(日) 10:12配信

NIKKEI STYLE
今年の夏は屋上バーベキュー 仕事帰り、街中で楽しむ

REALBBQは都心エリアを中心に、より本格的なメニューも展開(東京・渋谷の千駄ケ谷店)

 今年の暑気払いはどこに行こう。ビアガーデン? ナイトプール? 今夏の注目株となりそうなのが「屋上バーベキュー」だ。ビルオーナーが使っていない屋上の活用策としてバーベキュー場を開く例が増え、メニューや施設も多彩だ。仕事帰りに手ぶらで行ける気軽さと、都会でバーベキューを楽しむ非日常感が人気だ。
 ◇   ◇   ◇
 午後7時、少し強い風にのってジューという食欲をそそる音と香りが広がる。JR立川駅に直結した商業施設、ルミネ立川(東京都立川市)の屋上に、バーベキュー場「BBQPIT」が今年オープンした。仕事帰りに同僚と集まった美容師の女性は「昨年はナイトプールに行ったけど、バーベキューの方がお得で満足」と、グリルの前で笑顔を見せる。
今年の夏は屋上バーベキュー 仕事帰り、街中で楽しむ

食材などは階下のルミネ立川で一通りそろう(東京都立川市)
■持ち込み食材、施設内店舗で

 ルミネ立川のBBQPITの場合、食材は持ち込み形式だが、階下の店舗でも一通り集められる。1グリルあたりの利用料は1時間3000円で、8人まで席につける。これと別に1人1500円払えば、飲み放題を付けることができる。飲み放題の料金は、ルミネ立川の対象店舗で食材を買えば同じグループ全員が500円値引きされる。4人が参加した美容師のグループは、食材と飲み物代を合計して「1人3000円弱の予算で済んだ」とうれしそう。
 BBQPITを運営するヒーロー(東京都武蔵野市)は、植物園の京王フローラルガーデンアンジェ(東京都調布市)に隣接するテラスや、アトレ目黒(東京・品川)の屋上でもバーベキュー場を運営して来た。マネジャーの矢ノ中聡氏は「近場で簡単に非日常の雰囲気を楽しめることが人気を呼んでいる」と話す。
 こうした都市型の屋上バーベキュー場の出現で、バーベキューのイメージ自体にも変化が表れている。日本ハムが運営する情報サイト「BBQ GO!」の調査では、これまでバーベキューをしたい場所の上位は「川・河畔」「海・海辺」が定番だった。しかし17年度の調査では「屋上」が大きく伸び、7位に浮上した。
 このように屋上がバーベキュー場として定着しつつある背景には、ビルオーナーが遊休地を活用したいという思惑がある。
 東京都心では銀座の紙パルプ会館(東京・中央)が屋上をバーベキュー会場として貸し出している。アクセスの良さもあり、平日夜もほぼ100%近い稼働率という。同会館の田中淳夫専務は「屋上を夜の空き時間に収益化しようと考えた」と話す。
 紙パルプ会館にバーベキュー会場の運営を提案したのはバーベキューの専門ベンチャーであるREALBBQ(東京・杉並)だ。福山俊大取締役は「都心でバーベキューをするギャップや、SNS映えする景色が人気を呼んでいる」と分析する。20~30代の利用が多く、特に銀座の会場では女性からの人気が高い。
 REALBBQが参画するバーベキュー会場は、1会場1組のみの完全予約制だ。1人あたり4000~5000円程度かかる割高な設定だが、追加で骨付き肉や塊肉を注文する団体も少なくない。福山取締役は「肉ブームの盛り上がりに合わせるように、消費者の好みもより本格化している」と話した。




何でジャパニーズは迷惑がるのかね?

こちら海外では隣近所は煙匂いを嗅いで飯を食うので近所の多く有り難がるのである。


******** | 20時間前

その辺のビルの屋上とか
マンションのルーフバルコニーとか

火の粉が飛んだ時に床面が対応してなかったりするから
気を付けた方がいいと思う。

601 79

返信8
m*y*** | 20時間前

新宿の屋上もバーベキューガーデンになってガッカリ。
別に火起こしとか食材集めとかやりたくない。
ふらっと行って普通にビールが飲みたいだけなのに。

679 106

返信9
k*i* | 19時間前

お向かいさんの奥さんはとっても綺麗好き。
家の中が煙たくなったり油汚れが付くのが嫌で
月1駐車場で息子一家とバーベキューされます

が、わが家に全部煙が…

始まると全部窓を閉めなきゃいけないし
翌日は飛んできた灰殻をホースで流さなきゃいけません
毎回うちも翌日清掃に出動していますが
10年以上何とも感じない様子

自分だけ綺麗好きってどうよ?と思う

336 27

返信14
ali***** | 20時間前

公園で砂被りながら肉焼くよりも屋上のほうがマシかもしれないけど、酒が進んでいくと声がデカい人間や、やたら奇声を発する人間が増え、はやりBBQは好きではありません。

301 30

返信0
balancingtone | 19時間前

仕事帰りのバーベキューなんて、自分で焼かなきゃいけないし、気を遣って食べられないし、大して美味しくもないし、後片付けは大変だし、何一つ楽しめる要素なんてないと思うのは自分だけ?

227 28

返信8
フォルマッジョ | 19時間前

数年前からチラホラか見かけるよね。後輩が後片付けしなくていいから楽だと言ってたな。
でも屋上BBQ場近くのマンションに住んでる人は、昼間オープンの時は油や臭いがつきそうで外に洗濯物が干せないと言ってた。

168 9

返信1
Tjmaj**** | 19時間前

近所の家は夕方からハ屋上でよくバーベキューしてるけど、匂いが。。。夕方風下になるうちは窓から開けてると思うん炭や肉の匂い家のなかに入ってきて苦痛。ビルの屋上ならいいのかもしれないけど、2階建てではやめてほしい。庭もしかり。

221 29

返信5
wat***** | 19時間前

屋上のすぐ横に住居有ったら、住んでる人は大迷惑やろうね。屋上バーベキューが広まると、トラブル増えるやろうね。
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