広東省人口計生委の張楓作主任が作成した《広東省大学生性と生殖健康研究報告》によると、広東省の大学生が避妊する(ここではコンドーム装着のことを言う)割合はたったの34.3%に過ぎず、避妊する必要なしと考えているのが28.55%もいるという。性別ごとに見ると男性で毎回避妊するのは5割ちょっと、女性は7割近く。男女の比率が異なるのは男性側が複数の女性と?女性側が複数の男性と?ちょっとよくわからないが、いずれにせよこんな結果が出ている。広東省人口計生委の陳義平副主任は大学生の社会責任感がまだ欠如しているという見方をしている。中国の大学生といえば以前ほどのブランド価値はなくなってきているといわれているが、腐っても大学生だ。そんな大学生の避妊に関する観念があまりにも薄い。これはわかっていないからなのか(そんな訳ないわな)、はたまたこのあたりの観念がルーズなのか。特に男性側の比率が女性と比べて低いというのは男性に自分さえよければいいという考え方が強いからだろうか。どっちであれ大学生も所詮この程度かと感じさせられました。