呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

総工会がやってきた

2009年09月23日 | 未分類
  工会(労働組合)を設立するように促すことを目的として工会組織の人がやってくるという話を聞いたことがあるが、こういう人たちが我が社にもやってきた。上海浦東新区総工会の陸家嘴金融貿易区工会聨合会というところからやって来た。現在我が社には工会は設立されていないが、現状を説明したところ特に無理やり工会を設立するようなプレッシャーをかけられることはなかった。せっかくの機会なので二点ほど聞いてみた。

Q1.総経理のような管理層の人間が工会の主席になれるか?
  管理層の人間が主席になるのはかまわない。ただし、出資者が主席になってはいけない。

Q2.工会の主席は外国人でもいいのか?
  外国人の工会主席は認められない。その理由としては外国人は当たり前の話だが中国人ほど中国の文化背景や風習をわかっていないため、工会主席としてふさわしくないから。香港・マカオ・台湾人に関しては工会主席になるというような話が出たことがそもそもないので即答はできない。