車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

第14回 静岡市身体障害者中部交流卓球大会

2020年02月04日 20時36分26秒 | 日記
に行ってきました。

ローカルな試合ですが、車椅子クラスは結構レベルの高いもので、西は関西から東は関東全域の主だった選手が毎年エントリーしているので、日本代表選手も多く出場する濃い大会です。

この時期の大会ですが、体育館には暖房がなかったので毎年寒さ対策を心がけていましたが、今年はなんと暖房設備が整えられていて驚きました。

物凄くありがたかったです。

ただ欲を言えばこの会場、卓球台が車椅子対応ではないので、プレー中に自分の足が台の脚にガツンを当たっちゃいます。

これは人にもよるようですが、僕はブレーキをかけずに車椅子を動かすようにやる方なので、1日を通して6~7回くらい足を当ててしまいました。

怪我はしたくないので、足を当ててしまうプレーはしないことを心がけ、そうした戦術は取らないことを徹底しましたが、それでも当たってしまうのは仕方のないこと。

以前は僕も大丈夫だったけど、数年前から動かし動けるようになったことで、逆に台によるそうしたリスクを感じるようになった自分を嬉しく思ったりもしています(笑)



で、試合の結果。

予選リーグは4人による3セットマッチ。

4人中3人はクラスこそ違えど国際大会経験者。

最もハードなブロックだったようです。

そこで僕は2勝1敗し、2位通過。

決勝トーナメントは各順位ごとに行われるので、僕は2位トーナメントへ。

その1回戦はクラス違いの国内チャンピオン。

でも初戦は無事に突破出来、その後も落ち着いてプレー出来た結果、2位トーナメントで優勝することが出来ました。



今回はあらためて良い気付きを得られた感があります。

負けた試合も「あの2本のミスだよな」と反省していますが、じゃぁなぜそのミスをするのか?したのか?を、「あ、そっか」と自分自身で考えられている。

今まで以上により深く考え分析することが出来ている。

これは今までに無かったもので、それが今回の試合の一番の収穫だったと思いました。



やるべきことをやる、判断をし、行動に移す。

簡単なようで意外と難しい。

でも選手のレベルが上がれば上がるほど、その能力も比例して上がっていくものだろうし、その選択肢もより多い中で、より早くより的確な判断が出来るようになっていくものだと思います。

その為に何をしたというわけではないけど、積み重ねているものがいつのまにかそうして自分のものになっていたのだなと実感できた瞬間でもありました。

その反省を活かし、さらに頑張っていかなければなりません。



お陰様で、毎日の練習は楽しく出来ています。

でも、練習はあくまでも練習。

試合という場だからこそ学べるもの、気づけるものがありますね。

最近は特にそう思います。

練習をしているからこそ、試合がしたくなる。

「ゲーム練習」ではなく「試合」がしたい。

自分を試したい。

最近はそう思うことがより多くなってきました。

もっともっといける。

次に向けてしっかりと取り組んでいきます。

未来の自分が今の自分に「ありがとう」と言ってくれるように。

さぁ、明日もコーチとみっちり練習。

コンディショニング、身体づくり、メンタルのケアも含め、状態を良いレベルに保つこと。

これもまた「練習」の大切な要素。

気を抜かずにしっかり頑張っていきます。

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