車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

非効率的だからこその幸せ・喜びがある

2020年06月14日 23時22分16秒 | 日記
コーチとの練習で忘れていたこと、失っていたものを取り戻す。

約2ヶ月間のブランクは想定外のところで傷痕を残していたのだけれど、それをようやく取り戻せたと「実感」することが出来た。

いや、正確に言えば、失っていたけれど取り戻せているという実感は練習を再開した直後から既にあった。

ようやくそれをコンプリート出来たという実感、達成感が得られたというものだ。

それは自粛期間前のものがちゃんと自分のものに出来ていたということでもあり、それもまた嬉しかった。



こうしたところでも、先の2ヶ月間の手応えを得ている。

あの時間は辛いものだった。

多少緩んだとはいえ、それは今も継続している。

けれど、ただ辛いだけではない。

いつもと異なる時間だからこそ、いつもと異なる時間の使い方ができたし、そこから得られたものも大きかった。

その結果、取り戻す時間をそこまで要しなかったのだと思う。



その2ヶ月間の財産。

様々あるけれど、「考える時間」というのもまた大きな価値を生んでくれたように思う。

若い頃に読んだマンガの台詞で「一番ラクな生き方とは、目をそらして考えないようにすること」という言葉を覚えている。

逆の見方をすれば、凝視して考える、考え抜くということはラクの反対、苦労ということになる。

もしかしたらそれは効率の悪い生き方になるのかもしれない。

でも、それでいいのだと思う。

それが良いのだと思う。

先の人生で後悔したくないから。

未来の自分を悲しませたくないから。

もし、自分で考え抜いて出した答えが間違っていたとしても、失敗に終わったとしても、
それが真面目に考え抜いた答えであれば、反省はしてもきっと後悔はしない。

だから、今をどう過ごすべきか考える。

それが正しいのかどうかは分からない。

でも考える。考え抜く。

そして、それを頑張る。懸命に取り組む。

自粛期間中は練習はできなかったけれど、考える時間を得たことで、それこそ自分の足場固めをしっかりとすることが出来たように思う。

その結果が再開後の練習に顕著に現れているように思える。

自画自賛(笑)



でも間違いなく、その時間は僕の財産になった。

その財産をこれから先、有意義に使っていきたい。



次の試合がいつ開催されるのか、どの試合になるのか、現時点では全く見えない。

選手同士の交流すらままならない。

もしかしたら年内の試合は無いかもしれない。

それは誰にも分からない。

でも、今の自分磨きを怠らない。

しっかり考えて、しっかり行動する。

それを積み重ねていくしか無いのだから。

今は何よりもまず、コーチ達と共にきちんと練習出来ることを嬉しく思うし、ありがたく思う。

それにしっかりとついていける自分を作っていく。

小さな一歩という前進を繰り返す。

そんな自分を楽しむ(笑)

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