気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

青師団高校 Ⅱ号戦車F型 作ります !!  その3

2019年11月06日 | ガルパン模型制作記

 車外装備品は、キットのパーツと劇中車のそれとでは異なります。キットのパーツに無いものが劇中車に色々積まれていますから、ジャンクパーツより該当品を調達しました。その内容を改めて列挙しますと、ワイヤーカッター、消火器、S字シャックル2個、クランクシャフト、パール、長パール、警笛、バックランプ、車間表示灯の9点となります。
 さらにノテックライトはパーツが甘いのでこれも交換していますし、左右のフェンダ―の前後も移植していますので、今回の製作では多数のジャンクパーツのお世話になった形です。

 ガルパン戦車に限らず、AFVを長く作っていると、次第に余りパーツが増えて溜まってきます。特にガルパン仕様への再現製作においては、時に二つのキットを合わせたり、複数のキットより部品取りを行なったりする必要がありますので、無駄になるキットを抑える方向でブラ材での自作やジャンクパーツの購入などを定期的に行っています。それでも自然に色んなパーツが増えて行き、幾つかは色々役に立っています。

 なので、使えそうなパーツはもちろん、使わない余剰パーツでもブラ材になるので全部捨てずにとっておきます。私の場合は中古ショップで古い海外メーカー品を安く買う機会がかなりありますが、海外メーカーの製品は大体においてかなりの余剰パーツを含みます。ドラゴン系列の品はその最たる例でしょう。
 そうしてジャンクパーツが豊富になってくると、今回のような大幅な作り替えでも多くのパーツを調達出来るので助かったりします。備えあれば憂いなし、の一例でしょうか。

 

 背面部では、キットにて省略されているバックランプと車間表示灯、およびリベット2個を追加しました。

 

 予備履帯の13は、元パーツは12枚連結ですが、劇中車は10枚連結です。そこで、上図下のように改造しました。

 

 履帯留めの片端を丁寧にカットし、それから履帯2枚分をカットし、最後にカットした履帯留めの片端を付け直して、上図の状態に仕上げました。

 

 砲塔における改造に進みました。まずは、キューボラ周囲の5本の円柱の除去です。

 

 続いて、天板のリベット穴を合計11ヶ所、劇中車の図を参照してピンバイスで薄く浚います。

 

 リベット穴は、全て貫通してはいけませんので、穴を開けるのではなくて窪みを付ける感じで作りました。

 

 右後方と背面のクラッベ27の上下にリベットを2個ずつ配しました。左右前方の28は、出っ張りをそのままにすると校章デカールの貼りつけに苦労するので、出来るだけヤスって薄くしておきました。

 

 以上で、塗装前の全ての組み立て、追加工作の作業が完了しました。

 

 塗装に移りました。軽くサーフェイサーをかけておいた後、本塗装を行ないました。車体カラーは、モデルグラフイックス2019年9月号の20ページの特集記事に述べられる、ミスターカラー513番のジャーマングレー/グラウにホワイトを混ぜての色を使用しました。
 ただ、私の色彩感覚ではやや青みをおさえるのが良さそうに思えましたので、ホワイトの量を多めにしています。それで上図のようになりました。

 

 転輪のタイヤゴム部分はポスカの黒で塗りました。

 

 塗り終えた転輪を、上部の小さな4個から車体に取り付けました。

 

 続いて転輪5個もセットしました。タミヤ製品でおなじみのポリキャップ使用ですから、全ての転輪が回ります。転輪が可動であるのは、元々これがモーターライズキットであった名残です。だから、履帯もベルト式であるわけです。

 

 並行して、車外装備品のほうも塗っていきました。金属部分は28番の黒鋼色で、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。
 これらの塗装作業は、サークル仲間のT氏の自宅でやりましたので、テーブルの上に白い光沢紙を敷いています。それで、デジカメの色調調整によって光沢が抑えられて、暗めの画像になってしまいました。  (続く)

 


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