気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

プラウダ選抜 カチューシャ義勇軍 T-70(リボンの武者版) 作ります !!  その5

2019年07月07日 | ガルパン模型制作記

 ガルパンコミック「リボンの武者」に登場するプラウダ高校選抜チームの「カチューシャ義勇軍」は、戦車の投入数が32輌の最多となっています。ニーナ率いる第一梯隊に16輌、アリーナ率いる第二梯隊に16輌を分けてボンプル高校チームに二重包囲作戦を仕掛けてゆきます。
 その有様は、数をたのんで押し寄せるソ連軍戦車部隊の基本ドクトリンをそのままなぞったかのようでした。とにかく数、です。

 したがって、その戦車をプラモデルで再現するにあたっては、1輌だけでは物足りないと思い、最低でも2輌は作ろうと決めました。
 しかし、適応キットを購入する段階で、同じメーカーの製品を二つ揃える事が出来ませんでしたので、異なるメーカーの品を同時並行で作ってなるべく仕上げを合わせる、という方針に切り替えました。そうして1つめのキットであるトーガの製品を組み立てて、塗装前の工程を全て終えました。

 

 続いて、2つめの適応キットの組み立てに移りました。上図のミニアートの製品です。作中車がT-70Mであることを確認した後、数日かけて中古リサイクルショップ数軒を探し回り、神戸三宮のショップで2000円で買いました。
 ミニアートからは、軽戦車T-70のキットは5種類ほど出ています。前期型、後期型、改良型があり、T-70Mは改良型にあたります。そのキットは3種類ありますが、私が確保したのは商品番号35056の、T-70M前期型にZIS-3 76.2mm野砲および兵士フィギュア5体がセットされたものです。

 

 今回の製作では、ZIS-3 76.2mm野砲および兵士フィギュア5体は対象外ですので、戦車のパーツ群のみを並べてみました。上図の通りです。パーツ構成は、トーガの製品よりも少し細かくなっているかな、という程度でした。

 

 組み立てガイド図です。かなり細かい描写ですが、見辛くはありません。組み立て工程が分かりやすく示されていますので、あまりストレスを感じません。

 

 このキットでの組み立ては、ステップ17から始まります。ステップ16までは、ZIS-3 76.2mm野砲の組み立て工程であるからです。
 ここでは、まず砲身部分を組み立てます。砲塔内に隠れる部分でもきちんとパーツがあり、砲身の横に付く同軸機銃も再現されています。

 

 砲身の各パーツです。1つめのトーガのパーツより精密に出来ています。

 

 組み上がりました。やっぱり1つめのトーガのキットとは全然違います。パーツの精度が良いので、組み上げてからの雰囲気も異なって見えます。

 異なるメーカーの製品の作り比べ、というのであれば単純に楽しめるわけですが、今回のテーマには、仕上がり状態を出来るだけ近づける、という方針も含まれます。トーガのキットの独特の大らかさを、いかにしてミニアートのキットの精密な姿に近づけるか、という課題が次第に重くのしかかってくるのでした。  (続く)

 


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