気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰女学園 Sd.Kfz.222 四輪装甲車 作ります!! その1

2016年11月16日 | ガルパン模型制作記

 ガルパンに登場する装輪車輌は幾つか知られますが、黒森峰女学園チームのファンとしては、その所属車輌も作ってみたいと思いました。そこで、テレビシリーズの第5話に登場した、上図のSd.Kfz.222 四輪装甲車の制作にチャレンジすることにしました。

 この車輌に関しては、ガルパンの公式の資料において表記に混乱が見られます。コンプリートブックおよびアルティメットガイドでは「Sd.Kfz.223」となっていますが、これは誤りです。劇中車より砲塔の位置が後ろ寄りになっています。
 エンサイクロペディアおよびモデルグラフィック2013年4月号の記事では「Sd.Kfz.222」とあり、後述するように劇中車の元ネタとされるフジミのキットが「Sd.Kfz.222」であるので、こちらが正しいことが分かります。
 これらをふまえて、今回の制作レポートのタイトルにも「Sd.Kfz.222」と表記しました。


 劇中での登場シーンは、前掲図の他に上図があるのみです。この二カットしかないため、全容は不明です。分かっているのは、左側面の半分ほどだけで、反対側の右側面に関しては全く情報がありません。
 したがって、劇中に見える範囲以外は、他のガルパン車輌の有り方などを参考にして類推的に作ってゆくことにしました。


 劇中車は、その幾つかの特徴から、上図のフジミの製品を元ネタにしていることが判ります。ですが、このキットは1/76スケールなので、1/35スケールで制作する場合は、他のキットを使用します。


 1/35スケールのキットは、タミヤから幾つか出ており、上図の製品が最も知られています。MMシリーズの初期の製品ですが、再販が重ねられて今なお在庫が豊富にあるためか、通販でも店頭でも買える品です。
 このキットで制作する場合は、ガルパン仕様への変更点が幾つかありますが、いずれも小改造にとどまるため、全体としては楽に作れるほうだと思います。


 パッケージの中身です。小型の車輌なので、パーツ数も少なく、一気に組み上げれば半日もかからないと思います。私の制作は、少しずつ作ってガルパン仕様への修正や改造もこなすため、こういった小型車輛でも完成までに数日を要します。


 ステップ1では、車体下部の足回りを組み立てます。最近の製品と違って、古い時期のキットは細かい部分もみんな一体成型でまとめてパーツ化されているため、あっという間に大体の姿が出来上がってゆきます。


 ステップ1で組み立てるパーツを全て切り出して並べました。


 全て組み付けました。


 色々と細かいパーツを組み合わせたような出来上がりですが、これでパーツ数は10個しかありません。5分もかからずに組み上がりましたが、これで四輪車のシャーシ部分が細部まできっちりと再現され、駆動系の様子がよく分かるようになっています。タミヤ製品の精度の良さが、改めて理解出来ます。 (続く)

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