『前に○○さん(←私のこと)のおうちで食べたアレ(もう少し具体的な表現だったと思いますが)の作り方、教えて』と突然、korikuさんに言われてから、既に2ヶ月くらい経ってしまったでしょうか。
『ウチで?』『アレって何だっけ?』そんな疑問符ばかりの返答の末に、korikuさんの言うアレが何だかわかりました。
それは・・・”とろとろ寒天!!”(勝手にそう呼んでます)
寒天を煮溶かすと冷めて固まりますが、酸性の強いものを加えると冷めても固まらず、トロトロとした状態になります。そのトロトロとした甘酸っぱい寒天のことをkorikuさんは言っていたのでした。
2年くらい前に始まり、しばらく私の中でブームが続いて、冷蔵庫の中に切らしたことがなかったはず。きっと、そのマイブームの最中に我が家に遊びに来てくれたkorikuさんにもお出ししたのでしょう。
いつの頃からか、ぱったり作らなくなり、そういうものがあったことすら忘れてました。今回、話題に出なければ、私の記憶から消えていたかもしれません(笑)。korikuさん、感謝です♪
作り方はいたって簡単です。
【材料】
水 2カップ
粉寒天 4g
レモン汁・砂糖 各大さじ2
【作り方】
1 鍋に全ての材料を入れ、ひと混ぜしてから火をつける。
2 沸騰するまで木べらで混ぜ続け、沸騰したら火を弱火にして木べらをはずす。
そのまま3分加熱して、火を止める。
3 容器に入れて、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
固まっても、スプーンで混ぜると、トロトロになります。
沸騰後の加熱時間が長くなると、トロトロからトロントロンへ。食感が変わりますので、お好みでどうぞ。ただし、長すぎると単なる甘酸っぱいレモン水のようになってしまいますので、ご注意下さい(笑)。
そのまま食べてもさっぱりしていて、(夏は特に)美味しいです。食感も面白い。
お料理に使ってもいいようですが、私はもっぱらデザート感覚。
↑冒頭画像は、ヨーグルトにかけたもの。
ガラスの器にカットしたフルーツを入れて、とろとろ寒天をかければ、おもてなしにもOKかもしれません。
これは、我が家のこの季節の定番、りんご煮にとろとろ寒天をかけたもの。
ルクルーゼの白のラムカンの中は、ローズヒップ入りのとろとろ寒天。プレーンと同様にりんご煮にかけたりして食べてます。
寒天は食物繊維だけでなく、ミネラルも豊富。その上、この固まらない寒天には、抗がん作用も期待されているとか。
健康のためにも、またとろとろ寒天を復活させようかな。
*いろんなこと、忘れてしまっているんだなぁとあらためて思いました。始めて1年しか経っていないこのブログだけど、さかのぼって読み返してみると、忘れかけていたことが記録されていることに、懐かしさを感じると同時に、恥ずかしいような複雑な気持ちになります。