えー、近所の隠居エコロジジイでございます。さて、温暖化対策としてバイオエネルギーが注目されてます。写真は、バイオエネルギーに使われるアブラヤシです。この土地は泥炭湿地です。湿地というくらいで湿っているので、そのままではアブラヤシは育つことができません。それで、写真のように、溝を掘るんであります。そうすると、泥炭が乾いてアブラヤシが育つ条件としてはいいのですが、厄介なことにもなります。というのは、泥炭というのは、有機物の塊ですから、乾くことで大量の二酸化炭素を排出するんです。この量が馬鹿にならないんだそうですな。一説では、アブラヤシから採れるバイオエネルギーによって削減される二酸化炭素の排出量の5倍以上になることもあるそうです。まあ、それでは何のためのバイオエネルギーかってことになりますな。
それに、アブラヤシの作る環境はいいとは言えないですな。化学肥料や除草剤などがふんだんに使われいてますからな。まぁ、そんなわけで、バイオを選ぶか、環境を選ぶかってのは、難しい問題ですね。
それに、アブラヤシの作る環境はいいとは言えないですな。化学肥料や除草剤などがふんだんに使われいてますからな。まぁ、そんなわけで、バイオを選ぶか、環境を選ぶかってのは、難しい問題ですね。