<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

環境か、バイオか?

2007-12-12 00:39:22 | エコロジジイの落ちない噺
えー、近所の隠居エコロジジイでございます。さて、温暖化対策としてバイオエネルギーが注目されてます。写真は、バイオエネルギーに使われるアブラヤシです。この土地は泥炭湿地です。湿地というくらいで湿っているので、そのままではアブラヤシは育つことができません。それで、写真のように、溝を掘るんであります。そうすると、泥炭が乾いてアブラヤシが育つ条件としてはいいのですが、厄介なことにもなります。というのは、泥炭というのは、有機物の塊ですから、乾くことで大量の二酸化炭素を排出するんです。この量が馬鹿にならないんだそうですな。一説では、アブラヤシから採れるバイオエネルギーによって削減される二酸化炭素の排出量の5倍以上になることもあるそうです。まあ、それでは何のためのバイオエネルギーかってことになりますな。

それに、アブラヤシの作る環境はいいとは言えないですな。化学肥料や除草剤などがふんだんに使われいてますからな。まぁ、そんなわけで、バイオを選ぶか、環境を選ぶかってのは、難しい問題ですね。


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