見てしまったら、もう欲しくて我慢できないもの・・・
私にとってそれは「スズメガ」の幼虫です(笑)
庭のノウゼンカズラで、葉を食べている巨大なイモムシを見つけてしまいました。
急いで図鑑で調べたら「シモフリスズメ」でした。
シモフリスズメの成虫は、短毛の猫みたいに毛並みが良い、カッコいい蛾です。
さっそく枝ごと部屋に連れてきました。
終齢幼虫で、もうすぐサナギになりそう。
餌をあげての飼育・・・とまではいかないかもしれません。
お腹にある脚を「腹脚」(ふくきゃく)といい、5対あるのが基本です。
幼虫を指の上に乗せた時、この腹脚につかまれる感触は、何とも言えない心地良さです。好きだからこそですが(笑)
しばらくは先住の、オオスカシバと同居して貰いましょう・・・
と、思っていたら、翌目の朝、幼虫の体が紫色になっていて、サナギになる準備が始まっていました!
土を急いで用意して、容器の中にそっと幼虫を入れましたが
何かが気に入らないようで、容器の縁をグルグルまわるだけで、潜っていきません(´A`)
狭いのかな?と面積の大きな容器に取り替えましたが、半分潜っては出てきてしまうの繰り返しです。
今までこんな事は一度も無かったので、どうしようかと思いましたが
飼育ケースに土を敷き詰めて幼虫を置いてみたら
「そうそう!これこれ♪」みたいに、スッと潜っていったので、びっくりしました(@_@)
個体の性格なのか、シモフリさんの性質なのか?飼育経験を積んでいけば、こういうのも分る日がくるのかな(笑)
******************************************
一度も食草を替えなかったので、今回はやっぱり「飼育」ではなくなりました(^^ゞ
何年か前にも、近所で見つけた幼虫は、ノウゼンカズラにいました。
それで、シモフリスズメの食草を調べてみたら、驚くほど色んな植物を食べられる「多食性」だと知りました。
幼虫の食草は、イボタノキ、クサギ、シソ、オリーブ、ネズミモチ、トネリコ、ノウゼンカズラ、キリ、サカキ、ナスなど。
図鑑には更に、ゴマ、キリも食べると書いてありました。
イボタノキ、オリーブ、ネズミモチ、トネリコはモクセイ科の植物。
それから、クサギはゴマノハグサ科、シソはシソ科、ノウゼンカズラはノウゼンカズラ科。
サカキはモッコク科、ナスはナス科。
ナス科が食べられるなら、トマトとかジャガイモにもいそうだけど、なぜかそれは見た事がなくて。
多食性は昆虫にとって、繁栄するための強い武器だと思います。
でも、人間の作る農作物と食草がかぶると、たちまち「害虫」と呼ばれて退治されちゃうんですよね(^^ゞ
やっぱり虫が生き残るのは大変ですね。
*******************************************
サナギになってから15日後の夜中に羽化しました。
大型の蛾なので、羽ばたく音も大きくて、12時半、もう寝ていたけどその音で目が覚めました。
翅も綺麗に伸びていて、無事に羽化成功です!
羽化してからだいぶケースの中で羽ばたいたみたいで、内側に鱗粉が付いていました。
指を差し出すと登ってきて、ヒジの裏側くらいで止まりました。
頭(胸だけど)を撫でたいくらい、可愛い(#^.^#)
カーテンに止まらせて
記念撮影をして・・・
さあ、飛び立つ前の準備体操!
名残惜しいけど、夜の空へ放してサヨナラしました。
一期一会の出会いを、ありがとうございました(^_^)/
私にとってそれは「スズメガ」の幼虫です(笑)
庭のノウゼンカズラで、葉を食べている巨大なイモムシを見つけてしまいました。
急いで図鑑で調べたら「シモフリスズメ」でした。
シモフリスズメの成虫は、短毛の猫みたいに毛並みが良い、カッコいい蛾です。
さっそく枝ごと部屋に連れてきました。
終齢幼虫で、もうすぐサナギになりそう。
餌をあげての飼育・・・とまではいかないかもしれません。
お腹にある脚を「腹脚」(ふくきゃく)といい、5対あるのが基本です。
幼虫を指の上に乗せた時、この腹脚につかまれる感触は、何とも言えない心地良さです。好きだからこそですが(笑)
しばらくは先住の、オオスカシバと同居して貰いましょう・・・
と、思っていたら、翌目の朝、幼虫の体が紫色になっていて、サナギになる準備が始まっていました!
土を急いで用意して、容器の中にそっと幼虫を入れましたが
何かが気に入らないようで、容器の縁をグルグルまわるだけで、潜っていきません(´A`)
狭いのかな?と面積の大きな容器に取り替えましたが、半分潜っては出てきてしまうの繰り返しです。
今までこんな事は一度も無かったので、どうしようかと思いましたが
飼育ケースに土を敷き詰めて幼虫を置いてみたら
「そうそう!これこれ♪」みたいに、スッと潜っていったので、びっくりしました(@_@)
個体の性格なのか、シモフリさんの性質なのか?飼育経験を積んでいけば、こういうのも分る日がくるのかな(笑)
******************************************
一度も食草を替えなかったので、今回はやっぱり「飼育」ではなくなりました(^^ゞ
何年か前にも、近所で見つけた幼虫は、ノウゼンカズラにいました。
それで、シモフリスズメの食草を調べてみたら、驚くほど色んな植物を食べられる「多食性」だと知りました。
幼虫の食草は、イボタノキ、クサギ、シソ、オリーブ、ネズミモチ、トネリコ、ノウゼンカズラ、キリ、サカキ、ナスなど。
図鑑には更に、ゴマ、キリも食べると書いてありました。
イボタノキ、オリーブ、ネズミモチ、トネリコはモクセイ科の植物。
それから、クサギはゴマノハグサ科、シソはシソ科、ノウゼンカズラはノウゼンカズラ科。
サカキはモッコク科、ナスはナス科。
ナス科が食べられるなら、トマトとかジャガイモにもいそうだけど、なぜかそれは見た事がなくて。
多食性は昆虫にとって、繁栄するための強い武器だと思います。
でも、人間の作る農作物と食草がかぶると、たちまち「害虫」と呼ばれて退治されちゃうんですよね(^^ゞ
やっぱり虫が生き残るのは大変ですね。
*******************************************
サナギになってから15日後の夜中に羽化しました。
大型の蛾なので、羽ばたく音も大きくて、12時半、もう寝ていたけどその音で目が覚めました。
翅も綺麗に伸びていて、無事に羽化成功です!
羽化してからだいぶケースの中で羽ばたいたみたいで、内側に鱗粉が付いていました。
指を差し出すと登ってきて、ヒジの裏側くらいで止まりました。
頭(胸だけど)を撫でたいくらい、可愛い(#^.^#)
カーテンに止まらせて
記念撮影をして・・・
さあ、飛び立つ前の準備体操!
名残惜しいけど、夜の空へ放してサヨナラしました。
一期一会の出会いを、ありがとうございました(^_^)/
今年、私が勉強したのはアメリカミズアブ(便所蜂)です。いくらでも増える、あのパワーを利用(昆虫食・餌として)できないかと思ったのですが、とりあえず保留となってます。
密かに期待を寄せているのですが(笑)
幼虫ブームが来るのは難しいでしょうね(#^^#)
アメリカミズアブを検索してみました。
成虫はどこにでもいるようなアブなんですね。
幼虫の含有する栄養が量、バランスともに大変優れているそうで
将来いろいろな可能性を秘めていますね!
ウジ虫が動物の死骸を、あっという間に骨にしてしまうのを見て
その能力にめちゃめちゃ驚いた事ががあるので
廃棄物の処理分野でも今後発展したらいいと思います。
「今年、勉強したのは・・」のみねさんに見習って、これからも観察などを続けたいと思いました\(^o^)/
私は、トマトの葉の裏で幼虫を見つけました。害虫!?と思ってはがそうとしましたが、葉に食らいついていて無理でしたので葉ごと切り取ってトマトからは離したのですが、先にこちらのブログを見ていたら、私も羽化させたかったです。鱗粉は苦手なのですが。
触って手に乗せたりしてもだいじょうぶなんですね。お尻の方に尖ったトゲのようなものがあったのですが、あれは私たちにとって安全な突起なのかご存じでしょうか?
あと、この蛾はシモフリスズメガ、なのか、それともただの、シモフリスズメ、という名前なのでしょうか?
お尻の方にある尖ったトゲのようなもの「尾角」を初めて見たときは、刺される?と私も危険なのかと思ったのですが、触ってみると柔らかくてまるでゴム製の歯間ブラシのようで安全でした(笑)スズメガの幼虫には必ずあるのですが、何の役目を担った突起なのかは謎です。
スズメガの名前はどれも「〇〇雀蛾」と漢字で書かれますが、呼び方は「〇〇スズメ」です。霜降りスズメなんて、命名した人のセンスが光ってますね^m^またいつか幼虫を見つけることがあったら、ぜひ羽化まで観察してみてください(^O^)/
ずっと前に書いたブログ記事にコメントを頂けて、嬉しかったです!ありがとうございました。
改めて写真を見ると、とても美しい蛾かもしれません。
どうもありがとうございました!