風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

真冬のたねまき、ピンオーク!

2021年01月01日 | ピンオーク 実生
明けましておめでとうございます
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします(^^♪

起きたら雪が積もっているかもと
少しドキドキしながらガーテンを開けたのですが
東の空に太陽が輝いていて、雪はありませんでした(^^ゞ


拾ってきたピンオークのどんぐりを
大晦日にまきました。


今までそんな事はしたことがなかったのですが
どんぐりは、水に沈んだものだけをまくと良いそうです。
水に浮くどんぐりは、中身を虫に食べられてスカスカになっていたり
落ちてから時間が経ちすぎて、実に水分がなくなっているらしいです。
へえーと、試しにどんぐりを水に入れてみました。


えー?こんなに?
けっこう浮くので、びっくりしました。
沈んでいるのは、半分くらいしかありません。
そう思ってしばらく見ていると・・・


どんぐりたちが、プカリ、プカリと
次々に浮きあがってきました。
もしかして、水に浮く「コツ」をつかみだした?(笑)
水面が渋滞してきたので、ビンから出してボウルに移すと
あらら、みんな泳ぎが上手なのね(^^ゞ


プカリと浮かんだどんぐりの
頭をつついて、水の中へ入れてもダメ(笑)
21個中、沈んでいるのは6個だけになりました。


**
精鋭のカナヅチ君たち!
発芽をよろしくね(#^^#)


浮いてしまった子たちも
2日くらいは水に漬けておくと良いらしいのですが
中にいる虫が溺死するとイヤなので
このまま、まいてみます。


春になって出てくるのは、芽か?それとも虫さんか(^-^)
どんぐりは横向きに寝かせてまくそうです。
これも知らなかった!いつも土の上に転がしておくだけでした。


沈んだどんぐり「シズ」ちゃんと
浮き浮きどんぐり「ウキ」と「ウキウキ」ちゃんたち。


そして、最後にどんぐりが隠れるくらいに
上から土をかけます。


あの独特な形をしたピンオークの新芽って
どんな顔をしているんだろう?
今からもう、めちゃめちゃ楽しみです(#^^#)

ピンオークに会いに

2020年12月31日 | ピンオーク 実生
年末に妹の家へ行く用事があって
その帰りに、ちょっとだけ寄り道してきました。
今年の春から「行こう!」と思っていて
なかなか行けなかった、安城デンパーク!です。


園内はクリスマス一色でした。


温室のツリーが素敵。
夢のような気持ちになります(#^.^#)


でも・・・
やっぱり、冬の寒々としたこの景色に
心がときめくのはなぜでしょう?(笑)
温室にいても心がはやる。
早々に、冷たい風が吹く屋外へ出てきてしまいました(^^ゞ


ハンモック!
前に来た時に寝転んでみました。


寒いけど、今回もね(#^.^#)


頭の上の梢に、小さな鳥がたくさんいて
賑やかに鳴いていました。
いい景色です。
毛布を持ってきたら、半日でも寝ていられそう。


すぐ横を「メルヘン号」が通り過ぎました。
うわー、みんなこっちを見てる(笑)
私も寒いけど、乗客の人たちも寒そうです。



ハンモックを降りて「四季の花木園」へ。
デンパークに来たかった理由のひとつが
ここにあります(^m^)


ピンオーク!
この木に会いたかったのです。


一昨年の春にきたとき
枝には瑞々しい葉が茂っていました。


ピンオークのピンとは「杭」の意味で
牧場などの杭に、硬い材が使われるそうです。


カナダ原産の、ブナ目ブナ科コナラ属の落葉性広葉高木。
独特な葉の形と、丸っこいどんぐりがとても好きです。


どんぐり、あるかな・・・
落ち葉をかき分けて、地面を探したら
あったーーー\(^o^)/


どんぐり目(まなこ?)(笑)で探したら
あるある!
冬眠まえのリスになった気分、嬉しくていっぱい拾いました。


このどんぐりの「帽子」がまた可愛いの。
落ちてるのを被せてみたけど、こんな感じです。


これはピンオークかな?
木の根元に生えている幼木を見つけたけど・・・
ちょっと違うみたい。
虫が上手にかじって、どんぐりもどきの葉になっていました。


**
来てみて良かったです。
計画を立てて行動するのが苦手で、いつも
思い付きの「寄り道」ばかりですが、そのたびいいものに出会えます。




アブリルさんに教えていただいて、春に見に来た
ベニバナトチノキの木


冬芽が青空に映えていていました。
一年は、長い夢をみているようで
目が覚めると、あっという間だったことが分かるような(笑)
たくさんの出会いがあった、楽しい毎日でした。

ブログを読んでくださったみなさま
今年一年、ありがとうございました。
来年もまた変わらず
季節ごとに咲く花をみられますように。