風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

発芽の予感を夢見て、真冬の種まきをしました。

2022年12月30日 | タネをひろってきたり、まいてみたり
あっと言う間に年末ですが・・・
この秋、いろんな所から拾ってきたり、採ってきた果実が貯まっていたので
種まきをしました(^-^)ゝ


ガガイモ、ムクロジ、モミジバフウなど
大きくて形に特徴がある種は覚えているのですが・・・
う~ん、これは何の種だったっけ?
写真の日付から、その日に行った場所などを調べたら


散歩の途中で採ってきた「アカメガシワ」だと分かりました。


これは同じ木で、7月に見た雌花です。
オレンジ色のピロンとしているのは「柱頭」といって、花粉がくっ付く部分です。
柱頭は種ができる「子房」と繋がっています。
アカメガシワの双葉って、どんな形だろう?発芽するといいな。



公園で拾ってきた木の実たち。


袋状になってる種とか


黒い実も拾ってきました。


これはメタセコイアの実です。


なんだか最近、庭にスズメが群れで来るなぁと思って、飛び立った場所を見てみると
青い果実が熟して割れて、種が地面に散らばっていました。


食べにきてたのかな?
種を拾い集めてまいてみました。


**
散歩の途中で見つけたニシキギの実。


ひとつの果実の中に、何粒の種が入っているか?
種をまくようになるまで、そんなことは特に考えた事がなかったのですが


見た目と勘で予想しておいてから、果実をギューッと潰すと・・・
あらまぁ!
実の中に、極小の種がぎっしり詰まっていたり
意外にも大きな種がひとつきりだったりと、面白いものです。
ニシキギの実には、ツルンとした真っ白な種がひとつだけ入っていました。


***
こちらは庭に落ちていた「カクレミノ」の実です。


花が咲くと、蜜を求めてたくさんの虫たちがやってきます。
うちの庭ではヒメスズメバチの姿を多くみます。
秋に果実が熟してくると、今度はヒヨドリが訪れて実をついばんでいきます。
どんな種が入っているのかな?
見た目では、サクランボみたいな種がひとつかな?と予想していたのですが
指先で潰してみると・・・
柿の種を小さくしたような、半月型の種が5個出てきました。


5個中、2~4個は未熟で白くペラペラです。
熟して形の良いものを10粒集めて・・


5粒ずつまきました。
芽が出るといいな。


散歩のとき、川の土手で採ってきた「ジュズタマ」
首飾りやお手玉を作って子ども頃からよく親しんだ種ですが
この歳になって初めて「まいてみよう!」と思い、土に埋めてみました(^m^)


そしてこれは、どうしても思い出せない種です。


このサイズで、4粒って・・・何だろう?
芽が出たらわかると思うので
一応まいておきました。


年末になると毎年、寒さにブルブル震えながら種をまいている気がします。
春、種が土からちょっとだけ頭を出す「発芽の予感」を感じるのが
いまからもう楽しみです。

ミラクルフルーツ/2022年の成長記録

2022年12月21日 | ミラクルフルーツ
文章の書き方を忘れてしまうくらい
ブログを書くのは久しぶりです(^^ゞ
体調が良くなくて、どうしても気力がわいてこなくて。
でも、そんな毎日のなかでも、朝夕にお水をあげて育てている植物たちは
みんな元気に成長してくれました。
忘れないうちにこの子たちの成長記録を・・・(もうほぼ忘れてるけど)
初心に帰って、またポチポチと書いていきたいと思います。

まずは、ミラクルフルーツの1年間の記録です。
前回のブログ記事は1年前で、2021年の春から秋まで。
庭で育てた鉢植えを11月になって、部屋に取り込んだところまででした。
翌年の春まで室内で冬を越したミラクルフルーツを
6か月後の、2022年5月中旬にようやく庭に出しました。
前にも書いたかもしれないけど、赤ちゃんの日光浴のように
いきなり日に当てて日焼けしないよう
毎日数時間ずつ、明るい日陰から、徐々にお日さまに慣らしていきます。


1週間ほど経って、なんだか葉に元気がなくてしんなりしているので
鉢から抜いてみたところ・・・
スカスカになるほど根っこが無くなっていました。


もしかして!
土の中を丁寧に探ってみると
あー、やっぱり!
コガネムシのサナギと、幼虫が出てきました。
去年の秋、室内に取り込む時に点検したはずなのに見逃していた子がいたのです。
暖かい所で思う存分根っこを食べて、幸せな幼虫時代を過ごしサナギになっていました。




根っこが少なくなってしまった分だけ、枝を剪定して減らして
12号鉢から10号鉢へ、小さな鉢に植え替えました。
復活してくれますように!
せっかく生き延びた子なので、コガネムシも小さな鉢に埋め替えておきました。


今年はコガネムシがここに卵を産まないように
不織布を丸く切って鉢の表面に敷いてみました。


**
1カ月後の6月中旬、日陰で慣らした鉢植えを玄関のところへ運んできました。


しんなりしていた葉もピンッと張りを取り戻して
赤い色をした新芽が伸びてきました!嬉しい。


6月の終わり、気温が高くなったのとコガネムシがいなくなったせいか
目を見張るような成長ぶりです。
赤い小さな新芽が、あっという間に黄緑色の葉に変わり
木が全体的にこんもりしてきました。


この後の3枚の写真は、まったく同じように見えると思うのですが
毎日毎日、朝昼晩と葉っぱを見続けていたせいか
私だけには成長具合がわかる、親バカ写真です(^m^)
▼7月16日


▼8月8日 葉が大きくなって、つぼみが付いてきた。


▼9月8日 新芽が更に伸びて、花が咲き出しました。
肥料は置き肥を一度だけで、あとはHB101を水で薄めて葉に霧吹きしていました。


▼10月18日 ひとつだけ実がなりました(#^.^#)
剪定したり植え替えたりした年は、実が成らないそうですが
頑張ってくれました。


***
▼11月19日 庭で過ごすのも最後です。
暖かい日が続いていましたが、夜間に冷えるようになりました。
そろそろ今年も部屋へ取り込みます。
そこで、取り込む前の身体検査をします。


昨年は枝にカマキリの卵があって、大変なことになるところでした。
外で冬を越す生き物を部屋に入れないように、丁寧に点検をします。
蜘蛛の巣はみんな空き家になっていました。


一枚ずつ、葉の裏も見てみたら、ハゴロモの抜け殻が付いていました。
こんなものにも愛おしさを感じてしまいます。


おっと!こちらは生きてる虫さん。
カメムシは冬でも、暖かい日には活動をしていてます。
一緒に部屋に入りたそうでしたが、ごめんねーといって、庭に置いてきました。


点検を終えて、重たい鉢をやっとの思いで居間に運んできました。
ネコのフーちゃんがいきなり木に登りました(^^ゞ
今年のネコ除けはどうしよう・・・


寒さで傷んだ葉が黄色くなって、しばらくの間に散っていきます。
それから徐々に室内に順応して、冬の間も元気に暮らして春を待ちます。


****
室内に取り込んでから1カ月後、なんと果実が成りだしました。


こまめに霧吹きで葉水をあげて
鉢の土が完全に乾いてからたっぷり水やりします。
こんなに葉が大きくなったのは初めて。


果実の隣には小さな花が咲いています。


夜間は暖房を切っているので、室温は低くなりますが
木がもうだいぶ大きいので、大丈夫みたいです。
つぼみがたくさん付いていますが、実がなるのか観察したいと思います。


コガネムシに根を食べられて、ピンチでしたが
復活してくれて良かった。
来年の春まで、部屋で一緒に過ごす友だちみたいな存在です(#^.^#)

冬が始まる!

2022年12月07日 | お出かけ
久しぶりに山歩きをしてきました。
出掛けたついでに、思いつきで歩いてきたのですが
懐かしくて、ココロオドル(変換が変(笑))散策になりました。
まずは、子ども美術館のコアラ母さんからスタートです(^m^)

なぜかお母さんの鼻の穴だけに、蜂が巣を作りがちだったのですが
久しぶりに見たら両方の鼻の穴に巣立った跡がありました。

ユリノキは葉を落としていて、種(ぼっくり)がなっていました。
あらためて、こんなに花が咲いたんだ!とびっくりです。


種を拾ってきました。
何度まいても芽が出ないのですが、今回も挑戦してみます(^^♪


「サル出没注意!!」の看板。
いつかまたご一緒に(^-^)ゝ




燃えているような落ち葉。



夏に小学生の子たちがザリガニ釣をしていた池も静かで
生き物の気配を探していたら・・・


かすかに動くものがあって、見たらトンボがおぼれていました。
長い棒を探してきて、膝をついて手を伸ばしてすくい上げました。


成虫で越冬するトンボかな。
日だまりの枯れ葉の上に置き、気を付けるように注意事項を言って別れました。


**
冬になったら行こうと思っていた山の道に入ってみました。


夏のあいだは草がボウボウだし、スズメバチに追いかられるので
なかなか侵入できない場所でした。
少し行くと鉄塔があります。


鉄塔の奥へ行くと、開けた場所へ出て
しばらく歩いていくと、赤い実がなっていました。
南天の実くらい大粒です・・・なんだろう?


うわ~、これは!
サルトリイバラの実です\(^o^)/
サンキライとサルトリイバラは同じものだと思っていましたが
サンキライにはトゲがなくて違う植物だそうです。
それにしても、こんな立派なツルは久しぶりに見ました。


赤い実をつける木のことを「誘鳥木」(ユウチョボク)と言うそうです。
こちらはツルウメモドキ。


鳥でなくても誘われそうな魅力的な果実です。


***
久しぶりの誘惑。
この黄色い三角の道しるべに、私は誘われてしまいます(笑)


この先に鉄塔があるよという標なのですが、これを見ると行きたくてたまらなくなるのです。
なので、行ってみました。


枯れ葉の中に見える黒いのが、設置された階段なのですが
何もない山の中に、この人工物があることに興奮します(^^ゞ
レゴブロックみたいです(笑)


山の中に入ると、遠くから見ていた山の、なだらかな稜線の中身はこうなっていたんだ!と
あちらこちらに倒れた木や、そこから生き残って伸びている木などの内情が分かります。


ぐるっと回って「リスの森」と名付けた場所へ出てきました。


いつも、なにかのついでに思いついて行く散策ですが
新しい発見があり、これから冬は鉄塔に行こう!とか思いました。