風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

「センダン」種まきから、その後。春~秋

2019年11月17日 | センダン 実生
「これ、なんだろう?」
ある日、土の中から顔を出した謎の芽が「センダン」だと分かって
1本ずつポットに植え替えてから、今日までの成長記録です。
6月、ここからスタートです(^O^)

センダンは成長が早い樹木だそうです。
7月に入って、気温が上がってくると、どんどん新しい葉が展開して
見るたびに、昨日より大きくなっている!そんな感じがしました。


8月、茎もしっかりしてきて、背がだいぶ伸びました。
そうだ・・「観察記録」なら、定規で茎の長さとかを測らなきゃいけなかったかも・・・
いま、ブログを書いていて、初めて気づきました(笑)うちに帰ったら測ってみます。


8月の下旬、樹皮を見ると、センダン特有の模様が出てきています。
見上げるほどの高木の、ミニチュアみたいで可愛らしいです。
足もとに、どこからか飛んできた種から、ユウゲショウが生えてきました。


1か月後、まだまだ成長しています。
成長の早さにも驚きますが、葉にはまったく虫が付きません。
センダンの葉には強い除虫効果があって、昔は農家で虫よけに使われていたそうです。


10月に入ると、新しい葉は出てこなくなり
葉の色が少し変わってきたかな?という感じがします。


10月中旬、黄葉してきました。


チラホラと落葉も始まり
この木は、葉がぜんぶ落ちて、棒のような姿になりました(^^ゞ
足もとのユウゲショウの葉も、赤くなっています。


鳥が種蒔きして庭に生えてきた、樹齢5、6年くらいのセンダンと比べてみました。


小さいながらも、一人前の黄葉です(#^.^#)


猿の顔みたい、と言われている「葉痕」も・・・


よ~く見たら、ありました!


赤ちゃん猿の顔みたいです(´ー`)


これは今朝、仕事に来る前に撮った写真です。

植物を育てる、というより、育つのを見ているのは、本当に楽しいことです。
毎日、楽しかったなぁ・・・

春から夏


秋、そして冬へ・・・
センダンの成長記録でした(^^)/

来年の春の芽吹きが、いまから楽しみです♪
コメント (6)
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「センダン」種まきから、植え替えまで。ナンダロウの芽は・・・まだ出てこない。

2019年06月29日 | センダン 実生
ナンジャモンジャの種を蒔いて、出てきた双葉を喜んで育てていたら
それが「カラスウリ」だったお話を以前書きました。
もうひとつ、同じ時期に他の鉢植えの中で芽生えた謎の葉っぱを
「ナンダロウの芽」と呼んで、せっせと水やりして育てているのですが
ある事がきっかけで、ついにその正体がわかりました!
ナンダロウの芽は・・・・「センダン」という樹木の芽でした(^O^)


なぜわかったかというと・・・
3月のまだ寒い頃に、庭にくるヒヨドリにあげようと思ってセンダンの実を採ってきました。


食べるかなぁと思っていたら、あっという間に実はなくなって


お礼の品でしょうか、地面にセンダンの種が落ちていました(^^)


もしかしたら芽が出るかも!拾ってきて蒔いてみました。


ついでに、紫蘭の種も蒔いてみたけど、後で調べたら発芽には「共生菌」が必要みたいです。


種を蒔いてから3ヶ月後、センダンの芽が2本出ました。
後ろに見えるのは、飛んできた種から先に発芽したアシタバです。


10日後、なんだかワサワサと発芽ラッシュです!
最初に出てきた芽のすぐ隣にも、双葉が顔を出そうとしています。


その10日後、芽を数えたら7本もあります。
蒔いた種は3個なのに、なぜ???
鳥がこっそり追加の種を蒔きに来たとか?(笑)
不思議なので、解体してみる事にしました。


根を傷めないよう、そっと土を落とすと、割れた種から茎が出ています。


あの硬い種を割って出てくるなんて、発芽のパワーって凄いものです。


芽を分けていたら、土の中から割れた種の殻と、小さな黒い粒が出てきました。
ああ、そうだったのか!これを見て、たくさんの芽が出てきた謎が解けました!


ひと粒の種だと思っていたものは、種の入れ物のようなもので
その中に本当の種が数粒入っていたのです。
だから3か所から、数本ずつ芽が出ていたんですね!
知らなかったなぁ・・・
かたまって生えていたとおりに、3つのポリポットに分けて植え替えました。


まだ発芽していなかった、黒い種も再び蒔いてみたら


4日後に芽が出て、よく見ると、双葉の間にもう本草が出ていました。
種の入れ物のようなものは「核」といい、双葉は「子葉」(シヨウ)
子葉の次に出る葉を「本葉」(ホンヨウ)といいますが、植物によっては
子葉と本葉の間に、「初生葉」(ショセイヨウ)と呼ばれる葉が出る種類もあるそうです。
「ふたばと、ほんば」この言葉を言うと、小学校で夏に朝顔の種を蒔いたのをいつも思い出します(´ー`)


長くなりましたが(笑)ナンダロウの正体がわかって、スッキリしました。
センダンの成長速度は、非常に早いそうです。
20メートルもの大木になるらしいので、これからも楽しみに成長を観察していきます(^^)
コメント (2)
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