風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ツマグロヒョウモン、あっという間に羽化!職場の庭にいた幼虫

2022年08月20日 | ツマグロヒョウモン
職場の庭の草取りをするとき、蝶や蛾の食草だけは密かに残しておきます(笑)
そのおかげか今年も「ツマグロヒョウモン」の幼虫を見つけることができました(#^.^#)
スミレの葉をかじっているこの派手な姿!他の人に見つかったら捕殺されそうな
毒々しい感じのイモムシですが、不思議と草に紛れて目立たないのです。
全身のトゲは見掛け倒しで、触ってみるとゴムの歯間ブラシのように柔らかく
もちろん毒は無くて、大人しい?イモムシちゃんです。
辺りに生えている葉はもう、これ一枚でした。


まだまだ葉を食べそうな様子だったので、仕方ないなぁ・・
家へ連れて帰って、羽化まで飼育観察することにしました(^m^)


ツマグロヒョウモンはタテハチョウ科で、幼虫はスミレ科の植物を食べます。
大切に育てられている、お庭やプランターのパンジーやビオラなどに生まれてしまうと
害虫として駆除されてしまうけど、道端に生えている普通のスミレなら
うわ~変な虫がいる(ll゚д゚)くらいで、無視されてこっそり無事に育つことができるようです(^^ゞ
何年か前に、この幼虫を大量に見つけてしまった時、エサに困った経験があってから
家の近所でスミレが生えている場所を探しておいて良かったです(#^.^#)


最近ずっとスズメガを育てていたせいか、スズメガの幼虫と比べると
この子は食が細いというか、食欲が無いの?大丈夫?というくらい・・・
ゆっくりとしたペースで、お上品に葉を食べています。


家に来て5日後の夕方、食べていた葉にぶら下がって動かなくなりました。
サナギになるようです。
飼育ケースの蓋裏に行くと予想していたけど、移動せず近い場所を選んだみたいです。


翌朝、起きて見るとサナギになっていました。
足もとに最後に脱いだトゲトゲの殻が転がっています。
サナギにも立派なトゲがあって、その一部分はメタリックに輝いています。
金色なら生まれてくる蝶はメスで、銀色ならオスといわれていますが・・・
この子は金色っぱいけど、どうかな?



7日後の午前中、部屋に行った時、ケースの中に蝶がいるのを見つけました。
良かった!翅もきれいに開いていて、無事に羽化できたようです。
ケースから出して、網戸に止まらせました。
きれいなメスの蝶です。

ツマグロヒョウモンは漢字では「褄黒豹紋」と書きます。
褄とは「物のはしの部分」のことで、翅の端が黒くてヒョウ柄をしたという意味です。
南方系の蝶で、地球温暖化の影響で生息域を広げているそうです。
1年の間に、卵から成虫までを4~5世代も繰り返す「多化性」の蝶で
3月下旬から12月上旬頃まで、飛んでいる蝶を見る事ができます。

ベランダへ連れてきて、干してあったタオルに止まらせました(#^.^#)


翅の裏側の模様を見たくて、いろいろ角度を変えて写真を撮りましたが
なかなか見せてくれません(^^ゞ
しばらくして、タオルからパッと脚を放して、ひらひら空へ飛んでいきました。


サナギになってから羽化するまでたった1週間、あっという間でした。
トゲトゲのイモムシがきれいな蝶に変身する様子は、何回見ても不思議でワクワクします(#^.^#)
今年は、出会う蝶や蛾の幼虫の数がいつもより少ないように感じていますが
無事に羽化する姿を見られて良かったです。
また家の庭に戻ってきてくれると嬉しいです(#^.^#)


以上、ツマグロヒョウモンの飼育観察の記録でした(^^)/

年末に出会ったツマグロヒョウモンの幼虫

2022年01月25日 | ツマグロヒョウモン
2021年12月30日、仕事納めの日のお昼休みに
職場の花壇を見てから、ちょっと歩道に出たとき
向こうからズンズン歩いてくる幼虫に出会ってしまいました。
「つ、つまぐろさん・・・」こんな時期にどこへ行くの?

わき目も振らず進んでくるツマグロさん・・・
すれ違うまでのほんの数分間に、心の中で葛藤が始まりました。
「目的があって、歩いているんだからそっと見送ろう」
「いやいや、この歩道は犬の散歩や、チビッ子の自転車が多いから危険だよ・・」
あ~、どうしよう(´A`)

踏まれてしまうのも運命なら
私のうちに連れて来られるのもこの子の運命だと
都合のよい判断をして、歩道から拾い上げてしまいました(^^ゞ
車に積んである「拾った子専用」の紙コップに入れて、午後のお仕事に戻りました。

お客さんのおじさんが「それうちの庭にもいっぱいいるけど、なに?」と聞くので
こんな姿をしているけど毛虫と違って毒はないし、美しい蝶になるのでどうか見逃してあげてくださいと言うと
庭のなんだか勝手に生えてくる草(たぶんスミレ)を食べてるから放ってあるとのこと。
そうか~、これは蝶だったのか。大事にするわ、と言ってくれました(#^.^#)


12月30日の夕方5時。
仕事が終わってうちに連れてきたのはいいけど、さてエサはどうしよう?
庭のスミレはもう枯れちゃってるし・・・
あ!!なーんだ!ビオラでいいじゃない!(笑)
ということで、先日買ってきたビオラの苗をあげる事にしました。


大きな飼育ケースをひっぱり出してきて、ビオラの鉢を入れて新鮮な葉のうえにツマグロさんを乗っけました。
ゆっくり、たくさん食べてね。
幼虫のエサを確保できた安心感のあと、夕飯の支度にとりかかりました。
年末なのですが、平日とまったく変わらない我が家です(^^ゞ


翌日様子を見てみると、葉をひと口だけかじった跡があって
ひと粒だけフンをしてありました。
寒いから食欲がないのかな?
よくよく思い出してみれば、ツマグロヒョウモンは沢山育てたけど
それはみんな、暑い夏の事でした。
8月のツマグロさん。

真夏にスミレの葉を集めるのが大変だった記憶があるけど
旺盛な食欲のあと、蛹になって順々に蝶になって飛んで行きました。
初めての越冬、ツマグロヒョウモンはどうすればいいのか?
食べるのを拒否して、飼育ケースの蓋にぶら下がって動かなくなってしまいました(ll゚д゚)


もしかしたらと思って、検索してみたら
市販の花の苗は、農薬が抜けるまで1ヵ月くらいかかるらしくて
だから食べなかったのかな?本能すごいです!
秋に植えた鉢植えに取り換えて、また様子をみていたら
葉と、花びらがちょっとかじれていました(^-^)ゝ


調べたらツマグロヒョウモンは、幼虫で越冬するとありました。
年が明けても変化はなく、ビオラの葉の中にいたりフタにぶら下がっていたり
どうしたいのか、分からないような行動で静かに動いていましたが
ある日、最後の脱皮をしてサナギになっていました。


アゲハチョウはサナギでの越冬は経験があるけど
ツマグロさんは初めての経験です(。・Д・)ゞ
幼虫はマイナス5度まで大丈夫らしいけど、サナギは?
中身が液体だから凍ってしまうかも(アゲハも同じだけど、心配(。・Д・)ゞ)
数年前に真冬に羽化して、行き倒れていたツマグロさんを拾ったことを思い出して
春になるまでサナギでいてくれるには、どうしたら良いのか
どこに置けばいいのか迷って更に調べたら、昼と夜の温度差がないような場所がベストなようで
とりあえず、ベランダで待機です。
鉢植えのビオラさんは暖かい日の当たる場所にいたいでしょうから、植え替えをしようか思案中です。

無事に冬を越して、春に蝶になった姿で再会できると嬉しいです。



ツマグロヒョウモン、飛んでいきました

2019年08月28日 | ツマグロヒョウモン
仕事の休み時間に、職場の庭で草取りをしていたら、きれいな蝶がいました。
ツマグロヒョウモンという蝶のメスです(^_^)
カメラを取に行って、写真を写していたら、蝶の傍らに毒々しい色をしたイモムシがいました。
この蝶の幼虫です!


さあ、どうしよう(@_@)
他の誰かに見つかったら、きっと処分されてしまう・・・だってこんな容姿なんだもん。
私も最初に見た時は、さすがに触れませんでした。
でも、幼虫のトゲに毒はなくて、この毛虫みたいな突起も毛ではなく、柔らかくて刺さったりしません。


今の時期にスミレの葉を大量に集めるのは大変だし、連れ帰るかどうか悩みましたが
前に、ヤナギの葉にいたイモムシを、食草が確保できるか探してから、と思って数日後に迎えに行ったら
全部処分されていた苦い思い出があるので、草の中から探し出して、家に連れてきました。
葉っぱはまた明日、探しにいきましょう。なんとかなるさ(^_^)/


街中では、アスファルトの割れ目というか、歩道の脇の隙間にスミレが生えていることが多いです。
それは、スミレがアリに、種をそういう隙間にできた巣に運ばせて繁殖するからです。
歩道を歩きながら、「落し物を探している人」っぽく振る舞いながら葉を素早く摘んで
小さなビニール袋に一杯にして帰宅しました。

お腹を空かして待っている子たちのために、採ってきた葉を急いで水洗いをしていたら・・・
うわ~、やってしまった!葉の裏に、チビちゃんが2匹くっついていました(;´д`)ゞ


返しに行くわけにもいかず、一緒に飼うことになりました。


きれいなトゲ・・・


家にきてから3日目のお昼に、大きい幼虫の1匹が葉を離れて、飼育ケースのフタに登りました。
サナギになるようです。


翌日の朝、1匹目は最後の脱皮をしてサナギの形になっていました。
そして、2匹目も少し離れた場所に、逆さまになってぶら下がっていました。


お昼に、2匹目もサナギになりました。


サナギの下に、幼虫の抜け殻が落ちていて、昆虫の変態って不思議だな、スゴイなと毎回思います。


ツマグロヒョウモンのサナギの背中には、メタリックに輝くとても綺麗なトゲがあります。
5対10本のトゲが金色ならメスで、銀色だとオスの蝶がうまれてくるそうです。
このサナギは金色?銀色?よくわかりません。


暑い室内で飼育するのに、ケース内に熱がこもらないよう、100均のすのこにネットを被せてフタを作ってみました。
逆さまにぶら下がってサナギになるツマグロヒョウモンに、ちょうど良かったです(^^)


7日後の朝8時半頃、1匹目がサナギから出てきました!


無事に羽化してくれました\(^o^)/翅を伸ばしています。


ケースから出したら指に止まって、翅を開いたり閉じたりしています。


1匹目は、オスのツマグロヒョウモンでした!


翌日、2匹目が羽化しました。今度はメスです。
オスとメスは、翅の模様で見分けられます。
メスの翅はツマグロの名前の通り、翅(褄)の先に美しい黒い模様があります。


旅立つうしろ姿(笑)
イモムシから育てると、普段はひらひらと飛んでいる蝶を、手に乗せてゆっくり観察できるのが嬉しいです。


短い間でしたが、楽しい時間をありがとう(^_^)/


金色、銀色だったトゲの部分は、透明になっていました。
どうしてここだけをスケルトンにして、中身が見えるようにしてあるんだろう?
もしかして、メスの蝶が出てくる金色の目印を、先に羽化したオスが見つけて待つためかな^m^


まだまだ、食べ盛りのチビちゃんたちがいます^^
スミレの葉をまた探しに行かなくては・・・
とりあえず、来年のために種を蒔いておこうと思います(笑)


「ツマグロヒョウモン」を拾いました

2018年12月18日 | ツマグロヒョウモン
数年まえの冬のお話です。

仕事のお昼休み、公園に散歩に出てみました。
12月にしては暖かい日で
子どもさんたちが元気に遊んでいます。

運動場を一周したら事務所に戻ろうと歩いていたら
砂場のわきにきれいな色の蝶が落ちていました。

暖かいとはいえ、もう真冬です。
可哀想に・・・寒くて死んじゃったのかな。
【12月10日】


人に踏まれないように
草むらへ移そうと思って拾い上げると
微かに動きました。
生きてる!


手のひらで包んで温めていたら
蝶の脚に力が入るようになったので
公園に咲いているサザンカの花にとまらせてみました。




そのまましばらく様子を見ていたけど
蜜を吸ったり、飛んでいくこともできないようなので
職場へ連れて帰ることにしました。


いつも車に積んである(笑)プラスチックの飼育ケースに入れて
蝶に蜜を吸わせる方法をネットで調べました。

クルクルっと丸まった蝶の口?を爪楊枝でそっと伸ばして
蜜のある場所へ付けてやれば良いとのことなので
ちょっとドキドキしながら、やってみました。

お腹が減っていたのか
すぐに吸い始めました(^-^)V

このまま外へ放しても
たぶん死んでしまうだろうなぁ・・・

蝶の成虫を飼ったことはないけど
出会ったのもご縁なので
短い間かもしれないけど命があるだけ飼うことにしました。

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家の庭にもサザンカが咲いているので
スポイトで毎朝蜜を集めます。

サザンカにこんなに玉のような蜜があることを
初めて知りました。

けっこう大量に採れます。









懐いているわけではないけど・・・
蜜を吸っている時に私の顔をじっと見つめているような気がして(笑)
すごく可愛いです(^^)

蝶は年を越して
3週間くらい生きました。