風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

「牡蠣のオイル漬け」を作ってみました

2021年01月31日 | 作ってみた
牡蠣が大好きで
今まで家で作るのは、カキフライか鍋くらいでしたが
これは初めて食べたけど、もう感激するくらい
めちゃめちゃ美味しかったです!(#^.^#)


フォローさせていただいているウエスティさんのブログ
牡蠣のオイル漬けを見て
美味しそう!作ってみたい!と思って
まずは、材料にある「ローリエ」を作ろう。
庭の月桂樹の木から葉を採ってきました(笑)


牡蠣を買ってくるまでにできるかなと
干すところから始まりました(^O^)


それが乾かないうちに(^^ゞ


牡蠣の安売りを見つけて(笑)
6パックも買ってきました。


材料は、加熱用の牡蠣と、オイスターソース
オリーブオイル、にんにく、タカの爪、ローリエ。
分量は適当です(^-^)


まず、濃い目の塩水で牡蠣を洗います。
水1リットルに、塩が大さじ2杯くらい。


優しく揺すって洗うと、汚れが出てくるので
水を替えて、3回ほど繰り返します。
ザルに上げて水を切ったら・・・


キッチンペーパーの上に並べて
上からペーパーで挟み
水分をしっかり取っておきます。
(本当にしっかり取っておいた方が良いことが、後でわかる^_^;)


フライパンに油を少量ひいて
強火にして、牡蠣を投入!


しばらくすると、牡蠣から
びっくりするくらい、水分が出てきます。


フライパンを回しながら水分を飛ばして
泡がプツプツしてきたら
オイスターソースを入れて煮絡めました。
大さじ2杯くらい。
味が薄かったら、後で足せます。


余熱で牡蠣に火が通り過ぎないように
お皿に移して、荒熱をとります。


オイスターソースって
本当にいい旨味があります。
もっとお料理に使おうと思いました。


にんにくなどを入れて
ひたひたにオイルに浸して
出来上がりです。


後で瓶に詰めようと思ったら
その日の夜にはほとんど食べちゃって(^^ゞ
こんなに美味しいとは!
昨日、また作りました(笑)

お酒が進みます(^-^)
にんにくの切り方を薄切りにしたり
牡蠣を炒める時間を短くしたり
工夫してみたけど
何度か作ってみて、一番好きな味を探したいと思います(^^)/

ウエスティさん
ありがとうございました(#^^#)

「ツルコレ」!ヤマイモの金色リース

2021年01月28日 | 作ってみた
いつかの寒い朝
近所にある、小さなため池には
薄い氷が張っていました。


そうだ!
池の向こう側へ行ってみよう。
霜の降りた苅草の上を
一歩ずつ、確かめながら歩きます。


生い茂る草がない、冬にしか行けない場所です。
いつも対岸から見ている「あちら側」に立ってるのが
何だか、妙に神聖な感じ(^m^)


池の南側は、森になっています。
葉の落ちた樹木の枝に
ヤマイモのツルが巻き付いているのを見つけました。
髙い位置だけど・・・取れるかな?

引っ張ってみると、思ったよりツルは強くて
途中で切れることなく、スルスルとほどけて
こんなにたくさん、私の手の中に集まりました。
嬉しい!


池を周回して、日向に出てくると
お日さまに当たった所から、種がどんどん乾いて
きれいな金色に変化していきます。


この木には、フジのツルが
ぐるぐる巻きに絡み付いていました。
ツルは欲しいけど、フジの花が咲くのも見たいし・・・

引っ張ろうか、どうしようか考えていたら・・・
「そうそう、このままそっとしておいて」というツルと
「お願い!この巻き付いてる「ヤツ」を全部ほどいてよ」という
木の声が聞こえてくるようで・・・
池のほとりにたたずみ、しばらく物語の世界へ(笑)
やっぱり花がみたいので、ツルをとるのはやめました(^-^)V


池からの帰り道
またまた、ヤマイモのツルを見つけました。


こんなにたくさん!
ひとまず、丸くまとめて持って帰りましょう。


散歩の収獲(#^.^#)
前に一度、ヤマイモの種殻で作った
すごく素敵なリースを見たことがって
いつか、私も作ってみたい!と夢みていましたが
とうとう夢が叶いそうです。


でも・・・
いざ、まとめたツルを解いて1本にしようとすると
こんがらがっていて、どうしてもダメなんです^_^;


枝に絡んだツルは、大丈夫だったのに
いったん絡み合ったツルは
少しでも引っ張ると、ハラハラと種が落ちて
どうにもなりません。


薄いフィルムにパウチされた
ヤマイモの種が風に舞って、飛んでいくばかり。


仕方ないので、前に作った「ヘクソカズラ」のリース
かたまりを乗っける感じで
巻き付けてみましたが・・・
私が思っているのと、違う~
寝ぐせのように、飛び出したところが直らない(笑)


どうしたらいいかな。
巻き付けるのはムリそうなので
小さな房に切り分けて、リース台に挟んでみました。
カラスウリも飾り付けました。
まあこれでも、素材の美しさでなんとか完成です。

いつか見た、あの素敵なリースは
もしかしたら、種を一つずつ根気よく
リース台に貼りつけていたのかも。
また今度、やってみたいと思います\(^o^)/

水体薬師如来様の森。

2021年01月27日 | お出かけ
車の点検に行った帰りに
思い付いて
寄り道して歩いてきました。


森の入り口は
柔らかなコケの草原が広がっていて
とてもきれい・・・
宝探しみたいで、もう
歩き始めてすぐに足が止まります(笑)


螺旋階段!


野ネズミが登っていそう(笑)


お寺の裏山は
自然のままの、植物たちの
栄枯衰退の姿を見られます。
両手を広げて倒れた人のような木


この木が朽ちて、無くなるまで
ずっと何年も、絡み続けるんだろうな


ふわふわの・・・
なんだろ?
森(笑)にはいろんな生き物がいます。


竹林をしばらく行くと


ぽつんと、石碑が建っています。


「水体薬師如来」
誰かここに来る人、いるのかな?
そう思ってしまうくらい、ひっそりしてます。


ツルに見初められた木。
何年か後に、また見に来たいです。


道なき道を登って


薬師如来様の祀られている
祠につきました。


お花と、お供えがあります。


ぽつんと山の中ですが
大切にお祀りされている感じがしました。
ご縁をいただき、お参りさせていただきました(#^.^#)



そのまま、山道を登っていきます。
道に落ちている丸いもの・・・
鹿のフン?と思って見たら「椎の実」でした。


滝山寺の境内に出ました。


境内には巨大な樽があるのですが
岡崎市の特産品「八丁味噌」の樽かと思ったら
なんと、カルピス!


たがが外れるの「箍」は
桶の枠組みを固定していた輪を指す語、です。


このたがが外れちゃったら
どうなるんだろう・・
たがを固定する器具、めちゃめちゃ強そう(笑)


カラフルな東照宮と


これは初めて気づいた
鬼瓦。


ここは、とても気持ちの良い
気が充満している場所に感じます。
たくさん歩いてきました。


駐車場に戻ってきて、車に乗るときに
靴に付いた湿った砂を、パンパンと払おうとしたら
椎の実がひと粒、靴底に挟まっていました(笑)


水体如来様のとこの子だ(^m^)
一緒に行く?
うん(笑)

種まきしてみます(^^♪

葉っぱの上の綿ぼこりが・・・動いた!

2021年01月24日 | いきものの観察や飼育
春から秋まで、屋外で過ごした「コーヒーの木」を
冬越しさせるために
去年の11月に、部屋へ取り込みました。


以前、同じように部屋で冬越しをする
ミラクルフルーツの木に
「カマキリの卵」が付いているのを発見したことがあるので
取り込む前に、植え替えをして
鉢の中にアリの巣がないか、とか
葉や茎に、虫のタマゴが付いていないか、などなど
ちゃんと点検したつもりだったのに・・・

3日前、水やりしている時に
見つけてしまいました(^^ゞ


最初は「あれ?ホコリ?」と
思ったのですが
つまんで取ろうとしたら、うわ~


「テクテクテク・・」とほこりが
別々の方向へ、早足で逃げていきます└(゚ロ゚;)┘


もしかしたら
写真を撮って拡大してみたら
いや~ん(嬉しい&困惑)やっぱり~
動くホコリは「ハゴロモ」という昆虫の幼虫でした。



春から夏にかけて、庭でよく見る虫です。
でも、詳しい生態は知らなかったので、調べてみました。
すると、卵は、葉の裏などではなく
細い茎の中に産み付けられるそうです。
どれどれ・・あー、これですね(´A`)


大きさの目安に、つまようじの先を近づけてみました。
幼虫は約2mmくらいで


体長の約3倍ほどの、綿に見える
ロウ状物質でできた扇形のものを
お尻にくっ付けています。

羽衣(はごろも)は、天女が着て
空中を自由に飛行するといわれる、衣のことだそうです。
幼虫のこの姿が、名前の由来になっているようです。


去年、庭で見たハゴロモの成虫は
こんな姿をしていました。
これは「アミガサハゴロモ」という種類です。


6月頃の、ちょっと大きくなった幼虫。
身体に模様が出てきます。


成虫は、蛾のような姿をしていますが
カメムシの仲間で、正面から見ると同じカメムシ目の
セミとよく似ています。
可愛い顔です(#^.^#)


**
毎日、見るたびに少しずつ大きくなっています。
本来なら、自然界では卵で冬を越して
5月頃に孵化するそうですが
暖房の効いた部屋で、早々に目覚めてしまいました(^^ゞ


この脱出痕から見ると、まだまだいるのかも。


幸い、ハゴロモのエサは植物の汁なので
この木の中で、春まで生きていけそう・・・と
観察を続けようと思っていたら


今朝、床におちている子を偶然発見してしまいました。
ハゴロモの幼虫は、恐ろしいほど
ジャンプするのです。
屋外なら、ジャンプした先に植物がありますが
部屋の中にはこの木しかないので
迷子になったら、もう戻ってこられない。
どうしようか迷ったけど、飼うことにしました。

こんな真冬にまた
飼育ケースを引っ張り出してくることになるとは(^-^)
エサは、これ。


夏に「オオスカシバ」を育てたときのエサの残りを
水差しして、根っこが出たのを鉢植えにした
クチナシにしました。


コーヒーの木から、小瓶に1匹ずつ捕まえ


飼育ケースに移動させました。
息を止めて、神経を研ぎ澄ませて(笑)
めちゃめちゃ、疲れました。


飼育ケースのすき間から出てしまいそうなので
排水溝に被せるネットを挟んで


この中に4匹
いるはず・・・(笑)


移動中に、ネットでこすれて
お尻のモフモフが取れてしまった子。
再び生えてくるのか?という疑問の答えが
わかるかも。
春まで頑張ってくれたら
庭に放したいと思います。


まだこの葉の裏にいるかな(いるはず(笑))
ふと目が合う瞬間があるかも。
それもまた、日々の楽しみになりそうです(#^^#)

「ツルコレ2021」も、始まってしまいました。

2021年01月21日 | 作ってみた
暖かくなると天気予報で言っていたので
その前にどうしても「ツララ」が見たくて
山あいにある寒い場所
岡崎市の「自然観察の森」に出掛けてみました。

あらー(ll゚д゚)
こんな屋外でも自粛なんですね・・・


残念。
入り口手前のビオトープまで
行ってみました。


今年いちばんの冷え込み、らしかったのですが
水面には「餃子の羽」みたいな、パリパリの薄い氷が張っていて
ツララは見られませんでした。


それでも、ここの木は好きです。


冬の、この姿は特に好き。
ヤナギかな。



森の中を歩こうと思ってたのに
入ることができなかったので
仕方なく、近所を散策してみました。


歩いてみると森のすぐ隣は
予想外に車通りが多い住宅街で
ビックリしました。
道路と家しかないなぁ・・
帰りかけたとき、小さな空き地に
ん?ツル?


地に這う「クズ」のツルを
見つけてしまいました。
木に巻き付いているツルは
クルクルと、うねっているのですが
地面のそれは、スーッと真っすぐで
とても状態が良いツルなんです!
これは欲しい!と体が反応してしまい・・・
また「石器」の出番です(笑)


ゴリゴリ擦ったり、叩きつけたりして
丈夫なクズのツルを、なんとか切り離しました。


スパンッと切れている
切り口とは違って、剥いた電線みたいです。
中央の導管を取り囲む繊維の束が
このツルの、しなやかさを物語っています。


**
空き地にしゃがみ込んで
一心不乱に石で地面を擦っているのは
住宅地だし、さすがに変な人なので
ゴチャゴチャのツルを持ったまま、急いで移動しました。
それでも、手袋に歓びがにじみ出ていますね(笑)


途中、ずっているツルが引っかかります(^^ゞ


怪しい影(笑)


***
やっと駐車場まで戻ってきました。
ここでツルの解体作業をします(笑)


太い根元から先に向かって、枝分かれしている部分を切って
1本の長いツルにしていきます。
一番長いのは、約4.5mもありました!


寒いと思って、厚着をしていましたが
もう、汗びっしょり。
上着を脱いで、次にツルを丸めていきます。
これは本当は、基本的なやり方があるのかもしれないけど
もうツルの、こっち方向に「丸まりたい」という
気持ちに沿って、巻いていくだけです(笑)
二つできました。


作業をしていた近くに
棕櫚が生えていたので


思いついて
葉を貰って、リースの掛ける所を作りました。


この日は、寒いと思っていたら、暖かくて
歩こうと思ったとこには入れなかくて
でも、思いがけずツルを見つけられて
楽しく夢中な時間が過ごせました。
なにが起こるか、おしまいまで分からないところが
おもしろいですね(^m^)


ツルの採取が
しばらく続きそうです(^^)/

種まき「キササゲ」と・・「カエデ?それともモミジ?」

2021年01月20日 | タネをひろってきたり、まいてみたり
種まき(#^.^#)
続いては「キササゲ」です。


この長いサヤには
小さな豆がぎっしり詰まっていると
思っていたのに

こんな形の種が
行儀よく整列して、収まっていました。


綿毛だ~\(^o^)/
種から生える毛は
「種髪」(しゅはつ)と言います。
同じような毛でも、タンポポの綿毛は
「冠毛」と呼ばれています。
その違いは、毛のついた種が
果実の中にあるかどうかだそうです。
キササゲの種はサヤ(果実)の中にあるので
この毛は、ガガイモなどと同じ「種髪」です。


でも、髪質が全然違う(笑)


綿毛とは言えないような剛毛ですが(笑)
飛行実験では、ガガイモみたいにホワホワじゃなくても
かなりの飛距離が出ました。
この毛の生え方も個性(笑)
航空力学的には完璧なのでしょうね(^m^)



観察といいながら
いつも適当なのですが、珍しく測ってみました。
種の本体は約1㎝。
本体と同じ長さの種髪が両脇に生えているので
全体で3cmほどになります。
髪、長いね(笑)


発芽率はどうなんだろう?
わからないので、とりあえず
5個、まきました。


**
それから、この種も。
モミジだと思うのですが、本当はなんだろう?


「モミジ」と「カエデ」の違いって
種類が違うんだろうなぁ・・と思っていましたが
調べてみたら、意外な理由でした!
それは・・・
葉の切れ込みが、深いが浅いかで呼び方が違うとのこと。

切れ込みが深いと「モミジ」
浅いと「カエデ」なのだそうです。

「森林・林業学習館」の画像をお借りしました。

種の片方にプロペラが付いていて
翼は、トンボの翅の形にそっくりです。


こちらは水に沈むか、確認せずに
ぜんぶまきました。


春になったら、民芸館に行って
種を貰った母樹が、モミジなのかカエデなのか
見に行ってみます(#^.^#)
芽が出るといいなー


「種コレ」2021年 種まきが始まりました!

2021年01月19日 | マンサク 実生
先日、廃墟のレジャーセンター跡地と
豊田市民芸館で採取してきた種をまきました。
余談なのですが・・・
「コレクション」には「採取」という意味もあるんですね。
なんだか嬉しい。
調べてみるまで知らなかったです(^^ゞ

まずは、欲しくて、1年越しで手に入れた
「マンサク」の種から!
数えると、20粒もありました。
拾ってきた種をお皿に広げてみたら・・・
あら?これは(笑)
種に瓜二つの、黒い小石が混じっていました。
分かるかな?(^m^)


拾った時の写真を見直すと
手袋の上で、種と一緒に
そっくりさんの石も、写っていました(笑)


水に沈めてみます(小石も参加)


これはスゴイ。
浮いたのは2粒だけで
残りの18粒は、小石と共に沈みました。


直径9㎝、高さ10㎝のプラスチック鉢に
全部一緒にまいてしまおうか・・・と思ったけれど
去年2粒だけまいた種が1粒、発芽したので
もしかしたら、発芽率は良いのかもと思い直し
適度に距離をとって、1鉢に7粒づつ


それを2鉢と


残りの沈んだ4粒と、浮いた2粒ちゃんを
一緒にまいてみました。


去年の冬にまいたマンサクは
3月の中頃に発芽したのですが
残念ながら、双葉のまま枯れてしまいました(’A`)
今回は無事に育って欲しいな・・
でもその前に、無事に芽が出てくれますように


大晦日にまいたピンオークさんたちと
身を寄せ合って、春を待ちます(#^.^#)

霜の降りた朝

2021年01月18日 | 散歩
一面の「霜景色」でした。
自然の芸術を鑑賞しに
少しだけ、散歩に行ってきました。
消えないうちに
早く、早く・・・(^^♪


農道沿いの植え込みの
ミノムシにも、霜が降りていました。
でも、このログハウスの中は
きっと暖かいんだろうなぁ・・・


水滴も葉の上で凍っています。 


塀に沿って、ぽろぽろと
小さな氷のかたまりが落ちていました。
何だろう?


拾い集めてみました。
水滴が落ちてできた、しずくの氷です。
きれいだなぁ


木製の塀にも
びっしりと霜が!


近づいて見てみると
霜の形が長細く伸びた柱状で
キノコが生えているみたいでした


霜の形には、そのときの気象条件によって
いくつか、パターンがあるそうです。
両腕を伸ばして、朝日を待ちわびている子。


大豆の鞘についた霜は
まだ豆が新鮮で、青かった頃にあった
産毛みたい(#^^#)


クサギの実にも。
霜って、ありとあらゆるものに
分け隔てなくくっ付いて
氷の花を咲かせている。
それが、とても素晴らしく思えてしまって・・・

今朝「霜を見に行ってくる」と言ったら
母に呆れられたけど(笑)
やっぱり冬は大好き。


山のため池も見に行ったら
氷が張っていました!
寒い季節に見られるきれいなものを
もう少し、楽しみたいと思いました(#^^#)


種コレ2021開幕! 豊田市民芸館で種探し

2021年01月15日 | タネをひろってきたり、まいてみたり
今年の「種コレ」が1月早々、始まりました(笑)
2021年も元気に
いろんな種を採取していきたいと思います(^^)/

今年最初のコレクションは・・・
これ!
30㎝以上ある長いサヤです。


初めて見たのは数年前
こんな姿でした。
背の高い木で
垂れ下がった枝に
ささげ豆のようなサヤがなっていました。


「樹木・ささげ豆」で検索したら
キササゲ(笑)という名前の木でした。
ああ、そう言えばあのサヤどうなってるかな・・と思いだして
木を見にいったら、硬い種になっていました!


どんな豆が入っているのかなぁ・・・
飛び散らないように、そーっとサヤを割ってみると・・・
えっ?なんだか想像と違うものが詰まっています(ll゚д゚)


薄っぺらくて、両側に毛が生えている
これは風に乗って「飛ぶ種」の仲間です!


後で調べたら、キササゲはマメ科ではなく
ノウゼンカズラ科の、落葉高木でした。

背が高くて、水気を好むために避雷針代わりに
雷除けの木として、神社や仏閣などによく植えられたそうで
実は、利尿作用が強力なので、腎臓病の妙薬として利用されるそうです。

どんな飛び方をするんだろう。
さっそく飛行実験をしてみました(^-^)ゝ


ビュンビュン風が吹く
橋の上から飛ばしてみると・・・
うわー、すごい!
平行な態勢を保ったまま
素晴らしい安定感で、どんどん遠くへ飛んでいきました。
(写真には写らなかったけど)

種の設計者って、本当にスゴイなと
いつも思います。


2つ目の種は、地面にたくさん落ちている
こんな果実でした。


見上げても、実がなっている樹木はないし・・・
何だろう?
ミニトマトみたいです。


ひっくり返して見ていると
痛い!
指にトゲが刺さりました。


分かったー!!
これは「悪魔のトマト」
ワルナスビです!
命名した牧野富太郎氏が
「こんな草を負い込んだら災難だ」と言ったという
植物の実でした。

持ち帰るのは止めます(笑)
この広場は、春から秋まで
ワルナスビの園になっているのでしょうか・・・
それは、ちょっと見てみたい気がしますが(^m^)

**
次は民芸の庭園で
お目当ての種を探すことにしました。
狛犬さん、元気そうでなによりです(#^.^#)


その種は、マンサク!


ここで採取した種が
去年発芽したのですが
うまく育たなかったので、再挑戦です(^^ゞ
マンサクの種は「爆ぜる」仲間で
発射台の角度から、種が飛んだ方向と距離を推測して
地面を這うように探してみます(笑)


あったー!
黒くてピカピカしてるから
落ちていさえすれば、すぐに見つけられます。


親株から3メートル以上離れた場所に
ぽつぽつと、いくつも見つかりました。


つぼみはまだ硬く
花びらが見えているのは1個だけでした。
この花の咲き方も楽しいの(#^.^#)


****
庭園には人影もなく
寒々しい景色でしたが
木々が、着々と春に向けて
準備している気配がしていました。


カエデの枝に残っていた
プロペラも・・・


少しだけ、いただいてきました(#^.^#)


木瓜の花が咲いていました。
たしか5月頃にも花が見られると思ったけど・・
調べてみたら、晩秋から春にかけて咲くものを
「寒木瓜」と呼んでいるそうです。


来月にはマンサクが咲くかな。
また来てみたいと思います(*^^)v


以上「種コレ2021」開幕!でした。

冬の遠足、廃墟へ

2021年01月14日 | お出かけ
冬枯れの景色と
冷たい川の流れが見たくなって
遠出のドライブをしてきました。
遠くと言っても、お隣の豊田市まで
車で1時間と少しですが(^^ゞ
ふだんは近所に買い物に行くくらいなので
運転はかなり緊張しました。
珍しく、気まぐれではなく
目的地の決まっている「遠足」(笑)
「勘八峡」という渓谷へ行ってきました。

赤い「勘八水管橋」を渡って・・・



まず初めに向かったのは
「勘八峡レジャーセンター」跡地です。
前に来たのも、やっぱり真冬でした。
ここは廃墟なのですが
きれいに手入された広場のかたすみに
ここだけが、ポツンと取り残された廃墟で(笑)
ちょっと面白い場所です。


お邪魔します・・・
昭和40年頃までは営業していたらしくて
ちゃぶ台とか、お銚子などがその時代を感じさせます。


この前見たときとは、並べ方が違ってる・・・



建物の反対側へ回ってみました。
込み入ってって
よく分からないですね・


冷蔵庫と


アイスクリームのケースが転がっていました。
「協同乳業株式会社」名糖アイスクリーム
子どもの頃によく食べた
「ホームランバーアイス」の会社です。


レジャーセンターに遊びにきた子どもたちも
ここでアイスクリームを買ってもらって
笑顔で食べていたんだろうなぁ・・・


これは電気のメーターかな。
なぜかここだけ新しいように見えて
不思議な感じ。
「有効期限満了の年」は94。
1994年?
平成6年ですが・・・
廃墟でも通電していて、
更新しているとしても、中途半端な年月で
謎です。



広場へ行ってみました。


ゴーカートのコースがあって
植え込みの樹木が枝を広げています。


コース沿いに植えられているのは
たぶん桜の木です。


今年は花の咲く季節に
ぜひ訪れてみたいと思います。


**
広場の樹木
カイヅカイブキって
自由になると
こんなに大きくなるんですね・・・


垣根しか見たことないのに
こんもり、森のようです。


フェンスの根っこ(笑)


宇宙に浮かぶ
ここだけの世界みたい


この星で
命を終えた虫さん


ここから始まる命も!
鳥さんの落としたセンダンの種(^m^)


***
何度も来た場所なのに
初めて見つけた看板


「賜冠田舎家」調べたら「しかん」
豊田市にある清酒のメーカーでした。


ここが賑わっていた頃の
様子を見てみたい。
来るたびにそう思う、好きな場所です。


自由に伸びた「桑の木」も元気でした(#^.^#)
2時間ほど
あちこち歩いてみて回り
楽しい時間を過ごせました。


この後、隣接する「民芸館」へ行きました(^^♪