風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

今年も来ました!アケビコノハの幼虫観察スタート

2022年04月29日 | アケビコノハ
アケビコノハの成虫が夜の窓に飛んできたことを
前回、4月11日のブログに書きました。
うちでタマゴを産んでくれると嬉しいなぁと思っていたのですが・・
あら~!タマゴどころか、ずいぶん大きな幼虫を庭で見つけてしまいました\(^o^)/


そして、去年は見られなかったこんなチビ助ちゃんも。


チビちゃんに手を伸ばすと、スーッと糸を垂らして枝から離れました。
えっ!アケビコノハの幼虫って糸を出せるの?
一瞬びっくりしましたが、よく考えればサナギになる時には
口から糸を吐き出して葉を綴っていたので、体内に糸を作る器官があるのでしょう。
急いで手のひらでキャッチしました。
こんなに小さいのに、目玉模様もくっきりあります。


アケビのツルの中で、みんな平和に暮らしているようでしたが


昨年からの越冬サナギがぜんぶ寄生されていて、羽化しなかったので
ハエやハチに寄生されないうちに・・・・
みつけた幼虫を部屋に連れていく事にしました。


午後、もう一度アケビの葉を見上げていると
何匹もの幼虫のシルエットが見えました。
静止したときの形が特徴的なので、他の幼虫より格段に見つけやすいです。
天敵に狙われないかと思うけど、目玉模様を強調するのに一番適したポーズなのでしょうね。
3匹追加です(^m^)


アケビの木の下に居て、ふと気付いたのですが、つい先日までアケビの葉を食べていた
アケビコンボウハバチの幼虫が姿を消しています。
毎年、ここが丸坊主になるまで食べ尽くしてから土に潜るのに、どうしたんだろう?
今年は他の庭木を食べにくる幼虫の数も減っているように感じて
なんだか妙に不安になっています。


花が終わったあとに、アケビの果実が膨らみ始めていました。



去年はアケビコノハを飼育ケースで観察しましたが
一番大きなケースには、まだ羽化していない寄生バエのサナギが貼り付いているので
こちらの100均のネットを引っ張り出してきて使うことにしました。


下にキッチンペーパーを敷いたら、あっという間に新居の完成です。
チビちゃんだけだと、とても広々とした部屋に見えますね(笑)
大きい幼虫が1匹、中くらいの子が2匹、チビちゃん2匹、合計5匹で観察を始めます(#^.^#)


それから今回、食草の吸水に初めて小さな容器を使ってみます。
いつもはオアシスやコットンに水を染み込ませて、アルミホイルで包んで吸水させていましたが
草が長持ちしなかったので、工夫してみました。


ネットに括りつけただけで大雑把ですが、なかなか調子がいいです。
さっき見たら、もう水が無くなっていたので、補給しました。
アケビのツルは朝と変わりなくピンピンしています。


**
うちに来て2日目、今日午前中にアケビの葉を採りにいって、新しい葉と取り換えました。
大きい子はすぐに食べ始めたのですが、中くらいの子2匹がネットの天井にぶら下がったまま動きません。
無理に葉に乗せるのもストレスを与えてしまうと思い、自分で降りてくるのを待ちました。
お昼頃、様子を見に行くと・・・あれ?ナニこれ・・・
なんと、脱皮をしているところでした!


アゲハチョウとスズメガの幼虫の脱皮は見たことがありますが
アケビコノハのは初めて見ました。
一見複雑に見える形でも、背筋を伸ばせば(笑)普通のイモムシ体形なので
ぶら下がった態勢で網に尾脚を固定して、頭から少しずつ脱いでいました。
午前11時半、無事に脱皮を終えました。
頭部と、胸にある脚と、腹脚が透き通るような白色です。


午後4時半、白かった部分が茶色になっていて
脱皮した皮は、できれば観察したかったけど食べたようで無くなっていました。


午後5時、もう一匹の中くらいの子も脱皮しました。


朝からエサを食べずにぶら下がっていたのは、脱皮の前段階だったようです。
アゲハの幼虫は5回脱皮して蝶になります。
イモムシハンドブックで調べたら、アケビコノハの脱皮回数(何齢で羽化するのか)は不明と書いてありました。
まあ蛾ですし、ポピュラーな種でもないので、調べてまで図鑑に載せてはいなのかもしれませんね(^^ゞ
新品のお肌はピカピカです(#^.^#)
脱皮した後はしばらくじっとしています。


午前中に脱皮した子は、葉を食べにツルに戻ってきました。
大きな子と比べるとこの体格差!あと何回脱皮するんだろう?
そして、大きな子は終齢幼虫なのでしょうか?
まだ謎が多いアケビコノハの観察2日目、これから楽しくなりそうです(^^)/


蝶と蛾の越冬サナギから、3種類の寄生昆虫が羽化!

2022年04月25日 | 寄生昆虫
うちで昨年、サナギで越冬したのは
キアゲハ5匹と、道で拾ったセスジスズメ、それからもう1匹は
ガガイモの実をかじっていたチャレンジャー、ヨトウムシでした。
全部で7匹いましたが、サナギになって早々、キアゲハから寄生バエの幼虫が出てきて
2匹は冬を越せませんでした。
前回のブログの最後に、「びっくりする新な動き」があったことと
「誰が羽化するのか?」と書いたのですが、今日その答えが出ました。
結論から言うと、羽化できたのは寄生昆虫のみでした!
美しい蝶が見られず残念でしたが、寄生する昆虫も命に変わりはなく
自然界の中ではなにかしらの役割があるはずです(^-^)ゝ

まずは、びっくりする新たな動きから・・・
4月10日、朝起きたら寄生バエのサナギが小箱から外へ移動していました!


よく見ると、あっちにも、こっちにも。


サナギって歩けるの?
以前、コウモリガのサナギが巣の中を移動するのを読んだので
それもあるのかもと、頭の中が??のままで仕事へ行き、夕方帰宅してから
冷静になってサナギの数を数えて気付きました。
数が増えてる・・・
まだ黒くなっていないものあるし、どうなってるの?


寄生バエは、5か月近くサナギの体内に留まり、冬を越し春になってから這い出してきたようです。
私の短い飼育経験の中ですが、これは初めての体験で本当におどろきました。


秋のうちにサナギになったのが6個、4月になって出てきたのが5個。
どれが誰から出てきたのかは謎です。
この中で、どのサナギが生きているのかも分からないけど
毎日飼育ケースを観察(見張り)しつづけました。



そして今日!ついに飼育ケースの中で動くものを見つけました。
ブンブンいっているので、蝶じゃないのはすぐに分かりました(^^ゞ


中にいたのはお馴染みの「ブランコヤドリバエ」と、ひと回り大きなハエと
それから、これは何??驚く程大きな昆虫がいました!


外から紛れ込んだと思うほど大きい。
飼育ケースから慎重に透明な容器に移しました。
蜂?


黒くて背中に白い点があります。
その特徴で検索したら「シロスジトゲヒメバチ」が出てきました。


触角の中央辺りが白くて、背中にも白い点があり
後ろ足の節にトゲがあるのが特徴だそうですが、ヒメバチの同定は難しいそうです。


蝶に寄生するらしいのですが
キアゲハのサナギを調べても脱出した痕跡がありませんでした。


そこで、セスジスズメのサナギを掘り出してみたら・・・
なんと!頭と胴体のつなぎ目辺りがパックリと割れていて、中身は空っぽになっていました。


4月10日、15日前に確認したときは全く普通のサナギだったのに
この中で蜂が育っていたのですね。


ベランダへ出て、空へ放しました。



2種類目、ブランコヤドリバエは背中に4本の黒い筋があるのが特徴です。
ブランコという面白い名前の由来は「マイマイガ」通称ブランコムシに寄生するハエだからだそうです。
マイマイガは5月に大発生する蛾の幼虫で、その天敵がブランコヤドリバエなどの寄生昆虫です。


蝶を育てている人にとっては、ヤドリバエは憎い寄生虫なのですが
野菜や果物の生産者さんにとってこのハエは「生物農薬」になりうる力強い助っ人なのです。
立場が変われば見方も変わりますね(^_^)
研究機関では寄生バエの人工飼育を試みているけど、飼育は難しいようです。
ウチでは今回100パーセントの羽化率なのに、自然界の妙を感じます(#^.^#)


**
そして、最後の1種類は、ブランコさんより一回り大きなハエでした。


サナギの大きさも、ブランコの1.5倍くらいあります。


名前を調べてもハッキリしません。


ヤドリバエ科のハエは多くて種類を同定するのは難しいみたいです。


ハエですが・・・生物としてみると、生きるために無駄のない
美しい形状をしていると思えます。


元気で子孫を増やしてね・・・と言っていいのか分からないけど(笑)
夕日に向かって飛び立っていきました。


キアゲハのサナギをもう一度よく調べたら、胴体に亀裂がみつかりました。
ここからハエの幼虫が出たみたいです。


ハエは丈夫なイメージがあって、放っておいても羽化しそうなのですが
羽化の条件とかあるのかな?そうでもなくて、なかなかデリケートです。
自然界では、這い出た幼虫は土中に潜るのかもしれません。
残りのサナギ(ハエ)はあと9個、続けて観察(見張り)します(^^♪

ぷらっとパーク 美合PA (下り)の周りを歩いてきました

2022年04月23日 | 好きな木、好きな場所
今日は午前中仕事に行ってきました。
帰りにとても天気が良かったので、少しだけ歩こうかなと思って・・・
どこへ行こうか?お昼に何を食べようかな
足とお腹に相談して、お気に入りの木を見に行くことにしました(#^.^#)
場所は高速道路のパーキングです。
ここには一昨年に謎の木から正体が判明した「マンサク」の大木があります。
マンサクは樹高が3メートル程で、大きくなると6メートルにもなる小高木で、この木は何メートルくらいだろう?
とにかく、大きい木です。
・2021年2月20日、友達と一緒に見に来た写真です。


・2022年3月12日
 今年はもう咲き終わってしまったかなと見に行くと、まだ満開になっていませんでした。
 例年に比べて花が咲くのが遅いようです。




今日のマンサクさん。
好きになった木は、花が咲いていなくても会うと、やっぱり好きだなと思います。


落ち葉のくぼみに猫さんが寝ていました。


声をかけるとそばに来てくれて、おもむろにゴロンと
お腹を見せてくれて、撫でていいよって?(笑)

ここで可愛がられている猫さんかな。
所作がゆったりしていて貫禄があります。


ここは「ぷらっとパーク」という名前なんだ・・・
何回か来ているのに、今日初めて知りました。
駐車場に車を停めてパーキングの周りを一周してみます。
まず、松が目に留まりました!
これは花?
帰宅後に調べたら、松の雄花だそうです。
ニョキッと伸びた先端に、この後雌花が咲くというか、付くらしいのです。


うわ!!
これはスゴイ。


サルトリイバラの巨大な雌株を見つけました(^^♪
実が赤く色づく秋に、また見に来なくては。


う~ん、これもいい感じ、忍冬のこんもりしたツルです。
花が薬酒の材料になります。
花が咲く5月に、また見に来なくては(笑)


これは・・・
ナンバンカラムシ?
繊維をとる実験と、それから「フクラスズメ」を観察すること
植物を見るとすぐに、やりたい事、見たいものが浮かんできて
散策というより、現地調査みたいな感じになってきます(^^ゞ


**
パーキングの東側の細い道路を行きます。


高速道路の下のトンネル。


もう少し背が高かったら頭を擦りそうなくらい
薄暗い足もとはデコボコで
変な写真が写らないかとちょっと怖かったです。


トンネルをぬけると、ササの藪でした。
歩き辛いので、側溝の中を進みました。


土手の草に埋もれた鉄板。
東芝?
また今度行ったとき、下の文字を見てみます。


***
草むらから農道へでました。
歩きながらふと見ると、アケビの葉に
アケビコノハの幼虫と、巣を作り始めた蜂がいました。
この位置関係だと、巣が付いた葉っぱを幼虫がじきに食べるのではと思って
お節介ですが、幼虫を別の葉へ移しました。


アケビコノハ♡
きれいだなー


こんなにビュービューと風当たりが強い場所の、頼りない葉に巣を作るなんて
でも運が良ければ、秋お終わりに大きな巣になるでしょう。


車道の入り口まで歩いてきました。
左側はパーキングの駐車場へ行く道、右側へ行ってみます。


用水路がありました。
覗き込むと小魚がたくさん泳いでいます。


そこから左へ行くと、道路が途絶えて林道みたいな細い道に入っていきます。


先ほどの用水路に繋がっているせせらぎです。


栗のイガが落ちていました。
見上げると栗の木!秋にまた見に来なくては・・となります(笑)


林道の行き止まりは砂防ダムでした。


行き止まりの脇に細い道を見つけて、恐る恐る登っていったら、池がありました!
うちに帰ったら、衛星画像を見てみよう(笑)
それにしても、ここから転げ落ちたら骨折しそう(^^ゞ一歩一歩慎重に。


元の舗装路に戻ってきました。
冬に来た時は気付かなかった、こんな幼木に出会いました。


植栽ではない、自然に生えた朴ノ木です。
幼木といっても、私の背丈より大きかったです。
花が咲くのは何年後かな?


ゆっくり歩いて約1時間の楽しい旅でした(笑)
駐車場の入り口で、猫さんが「お帰り」と待っていてくれました。


一年を通して同じ場所を散策(徘徊)すると、いろんな発見があるのが分かりました。
見に行かなくてはならないものを、たくさん見つけたので今年も忙しくなりそうです(#^.^#)

ソテツ、2年ぶりの成長記録(^^ゞ

2022年04月21日 | ソテツ 実生
2020年、2年前に種をまいたソテツの成長記録です。
2年って、こんなに短かったかな?もう、あっという間に過ぎました(^^ゞ
ソテツの実を探しに行って、見つけて、種をまいてから芽が出て・・・
その後のこと、自分でももう忘れちゃってるので写真を見ながら書きます(笑)

・2020年4月30日、ずっと探していた種を発見して

喜び勇んでうちへ持ち帰る。


・果肉を剥いて


・5粒、種まきしました\(^o^)/


・一か月後また公園へ種を採りに行って、追加でまきました。
 きっと、この種が好きなのね(笑)


・6月18日、10粒追加。


・約3か月後、9月のになって子豚のしっぽみたいな根が出ました


・長細い黒い鉢に植える。


もう一つ、根が出たのを、白い鉢に植えて
残りは大きなプランターに植えました。
2020年11月
前回のブログはこの辺りで終わっていていました。


*****
2020年11月、ソテツに新芽が伸びてきました!
その脇に、ポツポツと出てるのはクララです

11月の終わりころ葉がピンッと伸び、触ると痛いくらい硬くなりました。


12月から翌年の3月まで、夜間は暖房のない部屋に取り込んで、昼間はベランダで日に当てるようにしました。


暖かくなってきた3月の下旬、白い鉢に植えた子。


黒い鉢の子も元気に冬を越しました。大きくなるかな。


2021年5月、去年芽が出なかった種が、一年ぶりに発芽し出して・・


約1ヵ月で、こんなに葉を広げました(#^.^#)


2021年7月、それぞれ葉が大きくなりましたが、暑くなってしまったので
植え替えはせずこのまま成長を見守ります。


*****
黒い鉢の子








白い鉢








大鉢の苗はこんな感じです。


2020年の春に15個の種をまいて、無事に苗になったのは約半分の8本でした。
発芽する前に腐ってしまったのと、根は出たけど種の殻から葉を出せなかったり
生まれるのは人も植物も命懸けだと思いました。
以上、ソテツの成長記録、2年分でした(^^ゞ
今年はどれくらい大きくなるかな?もう少しまめに記録しようと思います(^m^)

真っ赤な蝶が舞うような オオバベニガシワ

2022年04月20日 | オオバベニガシワ
買い物に行った帰りに、たまには違う道で帰ってみようと
大通りを抜けて田んぼの農道を通り、山道へ入ってみました。
土手にはいつの間にか草が生い茂っていて
冬から春へ、季節が移り替わっています。
そんな緑色の景色の中、急に真っ赤な色が目に飛び込んできて
急いで車を停めました。

うわ~、赤い葉っぱの木だ!(まだ名前を知らず(^m^))
この木は前にも見た事はあるけど、こんな群生は初めてです。
車を降りて近寄って見ると、これは花?枝に直接咲くの?


黄色い花びらと思ったものは、オシベのようです。
海にいるヒトデみたい。


ヘンテコな花だなぁと、他の木を見ると・・・
更にまた、変わった形のものがベロンと出ていました。


これは何?頭の中は???ですが(笑)あまりにもきれいなので
母に見せたくて、少し枝をいただいてきました。
葉の表面はツルツルで、台所のシンクの前に活けたらとても華やかです。


名前を調べたら、オオバベニガシワ(大葉紅柏)でした。
「アカメガシワ」によく似ているので、似た木で検索したら出てきました。
同じトウダイグサ科で、アカメガシワが高木なのに対し、オオバベニガシワは低木でした。
そして、花びらだと思った黄色いものは雄花で、ベロンと赤いのは雌花だそうです。
雌雄同株ですが、雄花だけの木、雌花だけの木と色々あるみたいです。


葉の美しい紅色は、飾っている間に
アッという間に薄緑色に変わってしまいました。


せっかくいただいてきたので、挿し木をしたら、1本だけ根付きました。
9月中旬の葉。


こちらは別の日に撮ったアカメガシワの葉なのですが
葉脈の走り方がそっくりです。


冬の初め頃、葉が落ちて休眠期にはいりました。
年が明けて、2022年3月。
なんとも頼りない細い幹ですが、一緒に冬を越した他の木に先駆けて
頂点にある芽が、なんとなく動きだしたようです。


3月14日の写真です。
アカメガシワはもともと熱帯性の植物なので、冬芽は何にも覆われず「裸芽」といって
小さく縮こまった葉の形のまま冬を越すそうです。
オオベニガシワもそうみたい、いきなり葉が出てきました。


3日後の3月17日、小さな葉の形が分かります。
裸でよく頑張って冬を越したね(ビニール温室だったけど)偉かったね(#^.^#)


3月23日、葉が開きそうです。
葉が少しずつ開いていく様子は、産まれたばかりの子ヤギが自力で立つところを見守っている・・・
なんだかそんな気持ちになっています(笑)


3月27日、いちばん最初の葉が開きました!
小さいけれど、とても美しい赤色をしています。


3月31日、背丈を測ったら約12cmでした。
幹の色の違いをみると、挿し木後に伸びたのは約4cmほどです。
葉の落ちた跡の、葉痕の上にポチッと付いている小さな冬芽も
なんて可愛いんだろう(#^.^#)


4月1日、まだ寝ている、他の幼い樹木たちの中で
一番早く目が覚めて、友だちを待ちながら春の日差しを楽しんでいるみたいです。


でもね・・・葉が色あせ始めると早いの(^m^)
4月3日、朝ベランダで見たら、え?って思いました。


4月7日、セピア色とまではいかないけど・・・色あせた昔の写真のようです。


4月12日・・・紅色だった頃の面影もないくらい
普通以上に、地味な色の葉っぱになりました(笑)


一般的に、植物の新芽が赤いのは、葉の中にあるアントシアニンという色素で
幼い芽が強い紫外線の害を防ぐために、太陽の光を遮る
人に例えるなら「日焼け止め」的な作用があるらしいです。
野山で植物の芽吹きを見てみると、新芽が赤い樹木があるのに気づきます。
でも、オオバベニガシワの赤は、ちょっと違うような気がするけど、どんな理由で赤いのでしょう?
こればかりは本人に聞いてみないと分からないですね。
後から開いた新芽は、鮮やかな赤ではありません。


今年はこの子がどれくらい成長するのか
育てた事がないし、あまり近所で見かけない木なので楽しみです!


こんな赤い葉っぱを、来年の春にまた見たいです(#^.^#)



キアゲハと、セスジスズメと、寄生バエ、冬を越して羽化するのは誰?

2022年04月15日 | 蝶の観察や飼育
去年の秋遅くに、庭の明日葉には大量のイモムシがいました。


「キアゲハ母さん・・・何でこんなに遅くタマゴを産んだの?」
色んな事情はあるのでしょうが、10月になってから100匹近いキアゲハの幼虫が
明日葉の上で葉をかじっている状態になりました。
この時期に幼虫なら、この子たちはみんなサナギで越冬するでしょう。
部屋に保護したいけど数が多すぎます。
2021年10月8日の朝。


それが、日を追うごとにどんどん幼虫の数が減っていきました。
最初はどこかでサナギになっているのかと思ったのですが
見るたびに、減り方が凄まじいのです。
鳥に食べられているのか?それともアシナガバチ?
あっという間に5匹にまで減ったので、飼育ケースに入れて部屋へ持ってきました。


10月14日、前蛹になり、みんなサナギになりました。



キアゲハの他にも・・・
8月の終わりころ、車を運転中に
灼熱のアスファルトの上を歩いて横断している幼虫を見つけて
慌てて車を停めて拾ってきた「ピコピコさん」


セスジスズメの幼虫もサナギになっていました。


**
蛹化して2週間経ちました。
そそろろキアゲハのサナギを整理をしようと思い
飼育ケースのフタにくっ付いたサナギを見たら


5匹のうち2匹の色が変です。




もしかして・・ケースの中を確認したところ
寄生バエ「ブランコヤドリバエ」のサナギが転がっていました。
集めると6個もありました。


何年か続けて蝶や蛾を育てていると、寄生生物と出会うことが何度もあり
このブランコヤドリバエは、常連さんになっています。
とりあえず、ハエのサナギは置いておいて
変色していない3匹の「サナギポケット」を作ります。
割りばしなどの枝にくっ付けるポケットよりも簡単に作れて
実際に羽化の際にも支障なく、蝶が無事に巣立ったサナギポケットです。
用意する材料はキッチンペーパーとマスキングテープだけ。


キッチンペーパーを4等分に切って


それをまた半分に切り、二つ折りにして折り目を付けます。
サイズが合うように、この辺りは適当で大丈夫。


サナギのお尻の毛(糸)を飼育ケースの壁面などから上手に剥がして
ペーパーにマスキングテープで貼り付けます。


その後はお包みみたいに巻いて、端をテープで止めたら出来上がり。


羽化する季節(4月)までは、このようにコンパクトにまとめて管理できます。


***
さて、寄生バエのサナギはどうしましょう。


蝶が生まれると思って幼虫を育てても、思い通りにいかないこともあります。
それでも何度も寄生バエに出会うと、憎きハエめ!とは思えなくなってきて
同じ命だしね、それにハエより蝶が好きかといえば
ハエのずば抜けた飛行能力とか、知れば知れるほど興味深くて
同じくらいの好きさなので
蝶のサナギと一緒に春まで観察することにしました。


アゲハの母と同じくらい、ハエの母も種の保存に命を懸けてタマゴを産んだのでしょう。


セスジスズメのサナギも、一応土から掘り出して点検したけど
ハエが開けた穴なども無く、きれいな状態でした。


変色したキアゲハのサナギを割ってみると、中身が空っぽになっていました。


11月初旬から3月まで約4か月間、北向きの窓の外へケースを置いて管理しました。
時々霧吹きで水分補給をしたけど、これは飼育に必要なのかいまだに謎です。

そして先日!ビックリする新たな動きがあったので
急遽、去年からのキアゲハたちの観察記録を思い出しながら書きました。
今月中には誰か羽化するのか、答えが出るでしょう(#^.^#)

「アケビコノハ」冬を越して里帰り、ヤモリも出てきました!

2022年04月11日 | アケビコノハ
夜、居間の窓の外で動くものがあって
何の気なしに見たら
えーーーーっ!アケビコノハだ!!


なんで?
なんでこんな時期に成虫なの?
それより、早く、カメラ、カメラ!
晩ごはんが済んで洗い物の途中だったのですが、急にバタバタ走りまわる私を何事?と見ている家族に
興奮しながら、ほら!見て!アケビコノハ!これはね、枯れ葉に擬態した蛾でね
幼虫の姿は摩訶不思議で・・などなど早口で説明をしましたが
興味があるわけもなく、窓のところに来て見ようともしない。
そんな中「どうしたの?」と、猫のチロちゃん(だけ)妙な雰囲気を察知してやって来ました。


すぐにカメラの先に蛾を見つけて
私以上に興奮するチロ。


庭ネコ時代、狩りの名手だった頃の本能がよみがえるのでしょうか(笑)


調べたらアケビコノハは成虫で越冬するそうです。
知らなかった~
もしかしたら、去年育てて庭に放したあの子かもしれない。
アシナガバチのように、生まれた場所に戻ってくる習性もあるのかな。
里帰りだとしたら嬉しいです(#^.^#)


窓ガラスに張り付いているので、普段はなかなか見られない
翅裏のステキな模様を観察できます。


咲いているアケビの花も、窓から見られました。


翌日、庭に出てアケビのツルを見てみると
なんだかすごい・・・
こんなにモリモリと茂ったのは初めてで、花の数がすごいです。


アケビには種類が3つあるそうで、うちのはミツバアケビと、アケビです。
毎年こちらのミツバアケビの方が優勢だったのに


今年はアケビの方の花数が圧倒的に多くて
窓を開けると、ミカンの花に似た素晴らしく良い香りがしてうっとりします。
また今年もこの中から、アケビコノハの幼虫を見つけらるといいな。


写真を撮っていたら、こんな子も写っていました。
もう一種類、アケビが大好きな「アケビコンボウハバチ」の幼虫のようです。
大発生しても養えるくらい、今年は葉が茂っているから安心です(笑)


翌日の夜には、お久しぶりのヤモリが出てきました。
しっぽの根元がふくらんでいるので、オスみたいですね。
うちでタマゴから孵ったヤモリのチビちゃん、大きくなってるかなぁ。
ヤモリは寿命が長いので、もしかしたら今年も会えるかもしれません(#^.^#)



庭に出ると、植物も生き物もいっきに活動し出していて
急に賑やかになっていて驚きます。
ヒラヒラと舞うイトトンボ!
翅が新品みたいにきれいだから、越冬隊じゃないのかな。


この子には、水まきしていて水を掛けてしまいました。


水生植物のアサザも目を覚まして、小さな葉を展開し始めました。


そこへ水を飲みに来ていたアシナガバチに出会って
そーっと写真を撮らせてもらいました。
セグロアシナガバチ?
この女王バチも里帰りなら、うちは生き物たちの実家になりますね(#^.^#)



庭の植物もどんどん変わっていきます。
真冬に植えたビオラは、もりもりと膨れ上がって
「おじさんビオラ」の大集合になりました(笑)
ずーっと誰かに似てると思っていましたが、ハッと思い付いたのが
男はつらいよに出ていた、佐藤蛾次郎さん!
若い頃の、顔をクシャッとして笑った時にそっくりだと思いますが、どうでしょう?(^m^)


うさぎ耳のビオラも楽しそう。


去年のこぼれ種から生えてきたうさ耳さんも
日を浴びて気持ちよさそうにしています。


さあ、今年も生きもののドラマがはじまりまります♪
どんな出会いがあるかな、楽しみです(#^.^#)

お花見よりも、気になる木に目がいってしまう(刈谷市洲原公園)

2022年04月09日 | ひとりお花見
今週の月曜日4月4日に、子どもを送っていく用事があって刈谷市へ来ました。
車で約50分くらい、だいぶ遠出(笑)に慣れてきました。
ひとりで帰る途中、ついでにお花見をしていこうと思い
2月にも子どもを送った帰りに訪れた、洲原公園(すはらこうえん)へ行ってみました。
桜まつりが開催されているそうです。
温水プールがある所の駐車場へ車を停めて、池のほとりまで歩いてきました。
遠くに煙るような桜色が見えます。


2月に来た時の写真を引っ張り出してきたら
こんな寒々しい風景でした。


桜の咲いている所まで、ゆっくり歩いていきます。
枝垂れ柳と枝垂れ桜、仲良く並んだお内裏様とおひな様みたいです(#^.^#)


大きな駐車場の土手はユキヤナギが満開でした。
雪柳の名前のとおり、雪が積もったように一面真っ白です。


ところで、匂いに好き嫌いはあると思うのですが
私は前から、ユキヤナギの花はクサイと思っていました。
どんな香成分なんだろう?と検索して調べてビックリ!
ユキヤナギの花について、ほとんどの人が「甘い香り」とか
「ハチミツの香り」「いい匂い」と言っているんです。
その中で、クサイと言ている方がいて
「周りでは自分ひとりで、誰か同じ感覚の人いませんか?」と書いていました。
カメムシの匂いがクサくない私も変だけど、感覚はひとそれぞれなんだなぁと感心しました。



桜の木のところに着きました。
平日のせいか、人はまばらです。


屋台が6軒ほど出ていました。
コロナ禍になって以来、どこもお祭りは中止で
懐かしくなるような風景でした。


でも、立ち止まらずにずんずん歩きます(^^♪
遊歩道の上にある芝生広場には、ソメイヨシノが植えられていました。
この木が大木になる頃には、もっと自由にお祭りを楽しめるようになっているといいな。


桜と紅白の垂れ幕、気持ちが弾みます(#^.^#)


刈谷市の洲原公園は、16ヘクタールの広大な洲原池と
その周辺の自然を生かした総合公園だそうです。
池の周辺は2.2㎞の遊歩道になっていて、園内には温水プールやテニスコート
デイキャンプ場などの設備もあります。


16ヘクタールって、どれくらい?
調べたら、東京ドーム3.4個分だそうです。
東京ドームに行った事がないから実感はわかないけど
見ただけですごく大きな池だと分かります。


風が吹くと花びらが雪のように舞います。


**
お花見ゾーンを後にして、ここからまた遊歩道をいきます。
ここで、池の周辺を行く道と、林の中へはいる道に分かれます。


もちろん、林のなかへ!
松を中心に、色んな種類の樹木で形成された雑木林で
ウグイスやヒヨドリ、シジュウカラなどの鳴き声が賑やかです。
前回来た時に見つけた木に、また会えました。

何かの事情で一度倒れたけれど、途中で踏ん張って持ち直し
空へ向かって力強く伸び、樹冠の一角を勝ち取って日を浴びていました。

背中に乗れそうですね。
山の中でこんな木に出会うと、勇気を貰えるというか
とても好きになります(#^.^#)


樹皮に特徴があるけど、何の木だろう?
背が高すぎて葉の形も分からずです。


こちらもよく見かけるけど、名前がわからない木です。
木肌はなめらかで白く、なまめかしい感じ。


ゴツゴツした松にからみつくように、真っすぐ伸びていました。


林を抜けた所にも、気になる木があります。
こちらは公園に植樹された、モミジバフウです。


公園には珍しい木ではありませんが、近寄って見ると・・・
枝に突起のようなものが出来ていて、全体に広がっています。

実は、うちで育てている鉢植えのフウにも去年、この突起が発生して
最初知らないから病気だと思って、かさぶたみたいに剥がしてみたのです(^^ゞ
それで調べたら・・このような記述がみつかりました。
「モミジバフウの若い枝には、翼と呼ばれるコルク質の板状突起がみられることが多い」
なるほど・・・これを「板状突起」と表現するんだ・・・
変なところに感心しながら、剥がしてごめんねとフウに謝りました。

***
橋を渡って、また池の周回へ戻ります。


ぼんやり水辺をみながら歩いていると、カラスが水際で何かしています。
水浴びかな?
カラスも好きなので、じっと観察していたら、何かをくわえて砂地へ来ました。


もしかして、魚を捕ったの?
ズームで写真を撮りましたが、よく分かりません。
くちばしで何度もほぐしてから、それをくわえて林のほうへ飛んで行きました。
カラスはいま繁殖期なので、巣にいるメスへのお土産かも。


もう少しでスタート地点へ着きます。
いろんなものを見て歩き、2.2キロはあっという間です。
ふと右手側の金網フェンスに目をやると
うわ~、喰う木だ~(^o^)


まえに「#もの喰う木」というタグをネットで見つけて
色々な人工物を食べている(包み込む)木の写真を見ました。
「この棒、美味しいねー」


みんな並んで食べてます(笑)
「ホント、いい味だよね」という会話が聞こえてきそう。


横を通り過ぎる人が私を見てから、木を見上げていきます。
きっと野鳥の写真を撮っていると思うのでしょうね(^m^)
喰う木の面白さを言いたくなります。


****
刈谷市のマンホールは、カキツバタの花がデザインされています。
近くでも市外へ来たら、その土地のマンホールを見るのも楽しみです。


池を一周してきました。
せせらぎに沿って植えられた木に、ピンク色のつぼみが付いています。
桜?これは八重桜のようです。


咲いたら賑やかな眺めだろうなぁ・・・
花が咲く頃にまたタイミングが合って、運よくお花見に来られますように(#^.^#)
お花見半分、木を見るのも楽しい洲原公園でした。


マンサク2度目の種まき、2021年その後の成長

2022年04月08日 | マンサク 実生
前回のブログでは・・・
2020年に2粒まいた種から、1本だけ発芽したけど
それは双葉のまま枯れてしまい
2021年1月にまた種を拾ってきて、今度は20粒を再びまき
芽が出るかな~ところで終わっていました(^^ゞ

今回のブログは
2021年(去年)の冬にまいた種が発芽したところから
1年間の成長を書きたいと思います。
もう今年の成長が始まりそうなので、毎度のことながら慌てています(笑)

4月7日、土の中からチラッと、芽が顔を出しました。
こういう状態のときのことを、恋の予感ならぬ「発芽の予感♡」と呼んで
これから始まる日々を想い(笑)胸のトキメキを感じます。


約2週間後、双葉が開きました!
樹木の双葉は幼くてもがっしりしていて、まるで大型犬の子犬のようです。


5月になり、これ以上待ってももう芽は出てきそうもありません。
20粒の種をまきましたが、この鉢に2本、もうひとつの鉢に1本で、芽が出たのは3本だけでした。
やっぱり発芽率はよくないようです。


5月7日、日々気温が上がり、本葉が見え始めました。
葉の縁がギザギザしていて、とっても可愛いです(親バカ)


約10日後、毎朝水をあげるたびに葉が大きくなています。


5月26日、もう一つの双葉にも本葉が出ました。


6月18日、前回は双葉のまま枯れてしまったので、心配でしたが
ここまでくれば、順調に育ちそうでホッとしました。


7月になりました。
3枚目の本葉が背丈の割にとても大きくて
頭でっかちの恰好になって、それも可愛らしいです。


日中の強い日差しを避けるために、ベランダで日よけをしています。


8月7日、2本生えた鉢を1本ずつに植え替えようか迷いましたが
暑い時期の植え替えは幼い苗に負担がかかるかと、このまま育てることにしました。


8月12日、ああ、そうだ!と思いついて
身長を図りました。
一本育ちの子は約13センチ。


同居の子たちは・・・ひゃ~!たったの5センチです。


10月の終わり頃、黄色く色あせた葉が落ち始めました。



春から夏にかけてが成長期のようで
8月の測定から約2か月経ちましたが、背は伸びませんでした。
マンサクは発芽から3、4年で花が咲くそうです。
庭に木を植える場所がないので、なるべく長い間鉢で育てられるように
小さいままで居て欲しいと思うのですが、早く花を見たいし。
育てながらおいおい考えていきたいと思います。


芽生えて、赤ちゃんみたいに柔らかな葉から、よくここまで成長しました。
11月15日、最後の一葉になりました。


11月24日、最後の葉が落ちて、冬芽がポチッとある
一本の棒になりました。
3月の終わり頃までまで約4か月間、この姿でひたすら春を待ちます。



年が明けて2022年になりました。
マンサクと他の鉢植えの苗は、ベランダの簡易温室で冬の夜を過ごしました。


今年はどんな成長をみせてくれるのかな(#^.^#)
ここからスタートです。

マンサクを育てるのは初めてのことなので
ワクワクしています(^^♪

よそのお庭に生えている好きな木と、神社の桜(幸田町)

2022年04月05日 | ひとりお花見
車を降りてすぐに、道に落ちているクスサンのマユを見つけました(#^.^#)
どこの枝から落ちてきて、今日私に出会ってくれたのか。
自分は運がいいと、こんなことでも嬉しくなります。

神社やお寺、公園の他にもよそのおうちの庭に生えている木を
通りかかる度、見る度に、だんだん好きになることもあって
この枝垂れ桜は、2018年の春に初めて見て好きになりました。


田舎なのに、車を停める場所がないような通りに面した畑に
彼女(笑)は立っていました。


なんとかギリギリ道ばたに駐車して「おじゃます・・・」とつぶやきながら
畑の中へ入らせてもらい、写真を撮りました。
その時に、ひと粒落ちていたドングリを拾ってきて、今はうちの子になっている
カシワの木の母樹がある場所でもあります。

この枝垂れ桜は有名でもなんでもないのだけど
春になると会いたくなる、必ず心に思い浮かぶ桜です。
今年は曇天だったので、写真で見る花の色が薄いけど変わらず美しく咲いていました。


色が濃い、一重咲きの枝垂れ桜です。


華やかさと言うより、儚い美しさがあるように感じました。


お隣に生えているカシワの木にも挨拶をしていきます(^^♪
新芽を守るように、葉を落とさずに冬を越したようです。


実が落ちていたらまた拾いたいと思って足もとを探しましたが
カシワの実はなかなか見つかりませんでした。


あった!と思って拾い上げようとしたら
あらまあ、この子はもう根を下ろして発芽していました。


ドングリの隣に落ちていたこの子からも、芽が出たらいいのに(笑)
セミの抜け殻って、めちゃめちゃ丈夫な素材でできているのですね。


こちらは枝垂れ桜のお向かいにあるお宅ですが
毎年桜と同じ時期に満開を見られた「コブシ」は
今年はもう花が終わっていました。


こちらは4年前の写真です。



曇天の桜と、花の終わったコブシの枝を見てから
もう一か所、神社へ寄りました。
鳥居の両脇の木はヒノキとか杉とかがご神木なのですが
この神社は桜の木で、この日が満開でした。


2016年の春に撮った写真では、きれいなシンメトリーだったけど・・・


向かって左側の太い枝が、病気だったのでしょうか切断されています。
鳥居や狛犬がミニチュアのフィギュアみたいに見えます(^m^)


神社の周りを歩いてきました。
裏手は畑になっていて、ネギと桜の珍しい風景です。


山桜の花。
ソメイヨシノと比べると花びらが細く、シュッとしています。


栗の木も目を覚ましていました。
ここでは去年の秋に、大きな栗の実をたくさん拾わせてもらいました
今年もどうぞよろしくお願いします\(^o^)/


日当たりのいい土手では、ミツバツツジがもう咲いていました!


咲いた花を見ると、あそこにも咲き出したかな?あの山はどうだろう?と
記憶を辿って色々な花の思い出がよみがえります。


グラウンドのモミジバフウの木には
小さなつぼみが付いていました。


トゲトゲの実の始まりが、こんなに柔らかな花だなんて
とても不思議で面白いです。


桜だけではなく、色々な木に花が咲くこの季節のお花見を
ゆっくり眺められたらいいな思いますが


以上、幸田町の「好きな木」のお花見でした。
今年もバタバタしそうな一年の花初めです(^^♪