風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

定点観察「ユリノキ」「モミジバフウ」「ナツツバキ」

2019年06月30日 | 好きな木、好きな場所
定点観察しているユリノキは、ほとんど変化がなくなりました。
でも、気になって見に行っちゃいます(^^)


梅雨時の樹木は元気いっぱいです。


コアラの親子も、変化なし!

また、鼻の穴に蜂が巣を作ってくれたらいいのに・・・

風が強い日のあと、地面に落ちているものを見るのも楽しみです。


去年の果実の芯がたくさん落ちていました。


軽くて、先が武器のように鋭く尖っています。
でも、一寸法師の剣にするには、少し多き過ぎるサイズです^^


この果実の中では、なにが起こっているんだろう・・・
目には見えないけど、毎日少しずつ変わっているのでしょうね。


夏椿


もう咲いているかな?と思って見に行ったけど、かたくなにつぼみのままでした^m^


高い場所に、一輪だけ花が開いていました。


満開になったら、きれいだろうな。


モミジバフウも見てきました。


触ると、トゲトゲが指に食い込んで痛いくらいです。


先日、違う場所で見たモミジバフウの実。
突起の数が多くて、針みたいにまっすぐでした。


個体差があるのか、この木が特別なのか?
高い場所にある実なのでじっくり見るのは難しいけど、他の木でも実の形を観察してみます。


秋に、ここが紅葉してるのを想像して、いつも写真を写しています(^^♪


子ども美術博物館には、行く度に会いたい木が増えて観察の宝庫です(笑)


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「センダン」種まきから、植え替えまで。ナンダロウの芽は・・・まだ出てこない。

2019年06月29日 | センダン 実生
ナンジャモンジャの種を蒔いて、出てきた双葉を喜んで育てていたら
それが「カラスウリ」だったお話を以前書きました。
もうひとつ、同じ時期に他の鉢植えの中で芽生えた謎の葉っぱを
「ナンダロウの芽」と呼んで、せっせと水やりして育てているのですが
ある事がきっかけで、ついにその正体がわかりました!
ナンダロウの芽は・・・・「センダン」という樹木の芽でした(^O^)


なぜわかったかというと・・・
3月のまだ寒い頃に、庭にくるヒヨドリにあげようと思ってセンダンの実を採ってきました。


食べるかなぁと思っていたら、あっという間に実はなくなって


お礼の品でしょうか、地面にセンダンの種が落ちていました(^^)


もしかしたら芽が出るかも!拾ってきて蒔いてみました。


ついでに、紫蘭の種も蒔いてみたけど、後で調べたら発芽には「共生菌」が必要みたいです。


種を蒔いてから3ヶ月後、センダンの芽が2本出ました。
後ろに見えるのは、飛んできた種から先に発芽したアシタバです。


10日後、なんだかワサワサと発芽ラッシュです!
最初に出てきた芽のすぐ隣にも、双葉が顔を出そうとしています。


その10日後、芽を数えたら7本もあります。
蒔いた種は3個なのに、なぜ???
鳥がこっそり追加の種を蒔きに来たとか?(笑)
不思議なので、解体してみる事にしました。


根を傷めないよう、そっと土を落とすと、割れた種から茎が出ています。


あの硬い種を割って出てくるなんて、発芽のパワーって凄いものです。


芽を分けていたら、土の中から割れた種の殻と、小さな黒い粒が出てきました。
ああ、そうだったのか!これを見て、たくさんの芽が出てきた謎が解けました!


ひと粒の種だと思っていたものは、種の入れ物のようなもので
その中に本当の種が数粒入っていたのです。
だから3か所から、数本ずつ芽が出ていたんですね!
知らなかったなぁ・・・
かたまって生えていたとおりに、3つのポリポットに分けて植え替えました。


まだ発芽していなかった、黒い種も再び蒔いてみたら


4日後に芽が出て、よく見ると、双葉の間にもう本草が出ていました。
種の入れ物のようなものは「核」といい、双葉は「子葉」(シヨウ)
子葉の次に出る葉を「本葉」(ホンヨウ)といいますが、植物によっては
子葉と本葉の間に、「初生葉」(ショセイヨウ)と呼ばれる葉が出る種類もあるそうです。
「ふたばと、ほんば」この言葉を言うと、小学校で夏に朝顔の種を蒔いたのをいつも思い出します(´ー`)


長くなりましたが(笑)ナンダロウの正体がわかって、スッキリしました。
センダンの成長速度は、非常に早いそうです。
20メートルもの大木になるらしいので、これからも楽しみに成長を観察していきます(^^)
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青い蜂

2019年06月27日 | いきものの観察や飼育
事務所の窓から虫が入ってきて、蛍光灯のまわりをブンブン飛びました。
一緒にいた事務の女の子が、ヤダ!虫!と、どうにか外へ追い出そうとして
窓を全開にしてコピー用紙であおぎますが、なかなか出ていきません。
私も一緒になって、逃がそうとしていましたが・・・・
あれ?この虫キラキラしてる!もしかして!!

次の瞬間、窓を閉めて、隣のデスクに置いてあった空のペットボトルで
自宅で使っている「虫捕獲器」を作りました。
そして、椅子に登って、虫が蛍光灯に止まったところを、見事に捕まえました(^-^)V
たぶんその間、30秒くらいの早業だったと思います(笑)


ペットボトルの底を少しだけ残して切って、カパカパ開くフタにした捕獲器です。
部屋に迷いこんで、壁に止まっている虫を、驚くほど簡単に捕まえて逃がすことができます。


青蜂(セイボウ)という寄生蜂でした。
「早く逃がしてきてよ~」彼女は虫に全く興味がないので、蜂が青くても興奮もせず、早々に業務に戻ります・・・
こんなに綺麗なのになー


バックからカメラを取り出して、写真を撮ってから、外に逃がしに行きました。
屋外の日の下で見ると、ますます光り輝いています。


万華鏡を見てるみたいに、角度が変わる度に色が変わってとてもきれいです。

このままずっと見ていたい・・・でも、仕事中だし、蜂も気の毒だし。
底のフタを開けてボトルを逆さまにすると、蜂は空へ飛んでいきました。
セイボウを見るのは2回目だけど、捕まえたのは初めてでした。
突然飛び込んできた幸運でした!嬉しかった~(^^)
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カブトエビ

2019年06月27日 | カブトエビ
雨の降り出しが予報より遅れているようで
目が覚めたら、まだ曇り空でした。
車で資源ごみを出しに行ったついでに、辺りをちょっとだけ歩いてきました。

田植えが遅かったのか、まだ稲が小さくて水面が見えています。


何かいるかなぁ・・
田んぼの中を覗くと、おたまじゃくしが一斉に泳いで逃げていきます・・が
その中に数匹、微動だにしないおたまじゃくしがいます!
よく見ると、それは大きなカブトエビでした(^o^)


車に積んである網と飼育ケースを持ちに行って、すくってきました。


家に帰ってから田んぼの水を汲んできて、大きなケースに移しました。
大きなカブトエビです。


一昨年も小さなカブトエビの、脱皮と産卵を観察しました。
乾燥保存していた卵から、翌年カブトエビの赤ちゃんが孵化したのは嬉しかったです。
今回の子は、とても大きな体をしています。
カッコイイなぁ(^^♪


これほど大きいと、産卵した後の個体なのかもしれませんが
しばらく観察してみようと思います(^^)
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ジューシーフルーツ

2019年06月26日 | 散歩
予報では、晴天は今日までです。
朝の散歩は、またまた久しぶりの場所を選んで行ってきました。
あの花のつぼみは、花のあとの小さな果実たちは、どうなってるかな?
青い空、白い雲(くもって入力すると、私のPCは「蜘蛛」って変換される~(笑))
昼間は連日夏日ですが、朝は風も爽やかです。


川沿いのねむの木。
草ぼうぼうで近くまでは下りて行けなかったけど、いい匂いは漂っていました。


ひときわ濃いピンク色の花が咲く木が、1本だけありました。


緑の草原みたい。


お寺のビワの木!鈴なりです。


もう少し熟すと食べごろかな^^


お寺の隣の神社へ。
あらら、ヤマモモの実は、ひとつもなっていませんでした。
今年は実るのをやめたみたいです。


それとは対照的に、スモモの枝には実がたわわに付いていました。


以前に、「たわわ」と「鈴なり」はどう違うのか疑問に思って調べた事があります。
枝が果実の重さでしなる様子を「たわわ」といい、果実が群がってなっているのを「鈴なり」というそうです。
スモモはもう、枝が地面に着きそうなくらい、たわわわわでした(笑)


フジの鞘は、ぶらぶらと^m^



帰りは山道へ。
大きな木の下に散った花が積もって、絨毯になっていました。


この季節の「いい匂い」は、この花が主役です(#^.^#)


アカメガシワの雄花です。


すれ違う人に「良い匂いですね」って挨拶したら、気付いているかな?何て言うかな?


今年生まれたアマガエルたち。歩いていても、一枚の葉に一匹いるくらい驚異的な数です。


木陰で咲くきれいな紫陽花。


田んぼにも、森の木漏れ日がありました。


山道は涼しい(^^♪

明日からしばらく雨が続きそうです。
程よく降って、乾いた山や谷が水分補給できたらいいです(^^)
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朝の散歩 池へ

2019年06月24日 | 散歩
朝、窓を開けて外を見ると、夜に降った雨が霧雨に変わって
アスファルトの中央部分が少し乾いていました。
これなら行けそう!と、傘を持って散歩に出掛けました。
涼しくて、気持ちのいい朝です。
東へ行こうか、それとも西?昨日は南だったし・・・
墨絵のようにモヤが掛かった、東の空に心惹かれましたが
最近ずっと行っていなかった池に行こうと思って、西へ向かいました(^^♪

つぼみが開きかけたクチナシ。
咲く、と言うより「解けていく」(ほどけていく)という感じです。
雨上がりのクチナシの香り♪が・・・しない・・・朝早くは匂わないようです(^^ゞ


お寺に寄って、お地蔵さまに会っていきます。


写真を撮って、ブログを書いていて気付いたのですが、この花の名前を知りません(笑)


小さな花が集まって、枝垂れて咲いていました。


こちらは、センリョウの花です。
小さくて肉眼ではよく見えないし、写真もボケてるので、どうなっているのかよく分りません。
調べたら、センリョウの花には、花びらがないそうです。
黄緑色の丸いのが「雌しべ」で、その横に付いている白っぽく見えるのが「雄しべ」なのだそうです。


お寺を後にして、ここからは細い農道を行きます。
道沿いにあるお宅の庭や畑を見て、去年と同じ景色だなぁと懐かしく思いながら歩きます。
ヤマモモと・・


リンゴ(^^)/


それから、もうそろそろ咲いてるかな?と楽しみにしていた「アガパンサス」です。
ここのお宅は、色んな植物を育てていらっしゃるので、いつも楽しみに見せて貰います。


ギンバイカの大きな木。
実が「マートル」というハーブの一種で、果実酒にしたことがあります。
うちの銀梅花が今年は咲くのをやめたみたいで、花が見られなかったので、こんな満開!嬉しかったです。


おしゃれなお地蔵さまが見えてきました。


前掛けと頭巾が、おしゃれなんです(^^)それと、季節のお花がいつも豪華できれいです。


オレンジ色の花、これも名前がわかりませんが、ユリの仲間かな。


ここからは果実が続きます(^^♪
イチジクの木を見ると、つい、カミキリムシを探してしまいます。


ブラックベリー、今年もたわわに実っていました。
食べ頃はもう少し先ですね^m^


「はらんきょう」母に写真を見せたら、そう言ったけど、なんの事だろう?
調べたら、スモモでした。


これで1本の木!大木です。


春につぼみを見た時は、桜だと思ってました。


このつぼみが、こんなに大きな実になるなんて・・・


足もとに花びらが・・・


上を見たら、ザクロの木がありました。


ウインナーみたいなのも、いっぱい落ちていて、拾って集めてみました。


「ここから先は我々ウインナー星人の領地だ!通さないぞ!」なーんてね(笑)


チビッコ達をよいしょと跨いで、池への道を進みます。


大きな木の下にさしかかった時、カラスが2羽、枝からバタバタと逃げていきました。
すぐに、向かいの山からカラスが飛んできて、凄い声で鳴きながら私についてきます。


枝にとまって、くちばしを木に打ち付け、縄張りを主張してガアガア鳴き続けています。
さっき逃げたのは、子どものカラスで、親が怒って私を威嚇しているようです。


後ろから蹴られるかも、と思いつつ、構わず進んで池に到着しました。
久しぶりに見る池、水のある風景はやっぱり落ち着きます(^^)
田んぼの季節だからか、水が少なくて、向こうの小島の陸地が見えていました。


堤の上で振り返ると・・・
こちらも大好きな、いい景色です。

カラスは、怒鳴り声とは違う鳴き声を出して、もう1羽のカラスを呼び寄せました。
それからずっと、夫婦そろって、私が池から離れるまでガアガア鳴いていました。
カラスの声が響いていますが、気にせず目を閉じて、朝の空気をいっぱい吸ってきました(^^)

帰り道にも、色んなものと出会いましたが・・・また今度(^_^)/
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アシナガバチの巣 2019年 ⑥/働き蜂が羽化しました!

2019年06月23日 | アシナガバチの巣
前回の観察から、約1ヶ月ほど経ちました。

【5月27日】フタがある部屋は1つです。


【6月6日】写真で確認できるだけでも、9部屋にフタがありました。
ビックリしたのですが、フタで閉じた部屋の壁に、タマゴが産み付けてありました。
これ以上部屋は増やさず、一刻も早く働き蜂を増やす事を優先するようです。


【6月18日】フタ付きの部屋数も増えて、また卵を産んでありました。
フタの中央に小さな穴があいているのは、羽化が近いのかな?


【6月19日】カゴの巣に、とうとう働き蜂が1匹、羽化しました\(^o^)/
働き蜂は、女王蜂と並ぶとひと回り体が小さくて、顔もよく見ると違います。目の色も違う感じです。


【6月22日】3日遅れて自転車の巣にも、働き蜂が羽化しました。
こちらは同時に3匹!1週間ほど巣でお留守番をして、徐々に外仕事に出るようになるそうです。
狩りをしたり、材料を集めて巣作りをするのは、蜂がもともと持っている本能なのでしょうけど
巣の上にいる蜂たちを眺めていると、お母さんから仕事を教わる娘たちに見えてきて、微笑ましいです(^^)


【6月23日】カゴの巣では、まだ2匹目が羽化しません。
仕方なしなのか(笑)労働力として、女王が長女を連れて外仕事へ出掛けたみたいです。
チャンス!留守になった隙に巣の様子を見てみました。
中央左寄りの部屋が空になっています。女王蜂が一番最初に作った部屋だったのかな。
中央の部屋の卵が孵化しているように見えますが・・・
お姉ちゃんの部屋が空くのを待つ次女・・・という感じでしょうか(笑)


夕方また見てみると、女王蜂が居ず、働き蜂が1匹でお留守番をしていました。
なんとなく不安そうな顔にみえます。早く姉妹ができるといいね(^^♪


これから働き蜂が増えてくると、近くからの観察ができなくなりますが
秋まで巣が無事に残って、新女王が飛び立つまで、ずっと見守っていきたいと思います(^^)
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桜井寺 帰り道は違う世界

2019年06月22日 | お出かけ
薬師堂でお参りして、少し休憩してから来た道を戻って山を下ります。
上から見ると「こんな坂を登ってきたんだ・・」と思うくらい急な道でした。
転ばないように、ゆっくり足もとを見て石段を下りていきます。


きれいな(笑)蛾がいる!数匹で乱舞していました。
登って来るときは、ここって、ぜんぜん虫がいないなぁと思っていましたが
上ばかり見ていて、気が付かなかったんですね(^^ゞ
名前を調べようといろんなキーワードで検索したけど、辿り着きませんでした。
「蛾 白 黒いドット」などなど・・・
もしかして蝶?、いやいや、触覚がクシ状だし。
でも、触覚がクシ状の蝶もいるかもと、堂々巡りです。


とても長いヘビもいました!シマヘビかな?
追いかけて、石の隙間に逃げていく前に、なんとか写真を撮れました(^^)
私はヘビが怖くないけど、ヘビは私が怖かっただろうなぁ、ゴメンネ!


黄色い小さな花。
見て、何科か予想できれば、名前を探すのに苦労しないのだけど。
そのまま「黄色い小さな花」で検索したら、あら!意外にすぐ似たものが見つかりました^^
「コナスビ」でしょうか。覚えていて実がなる頃にまた見に行ってみます。


わ!!!きのこだ!
最近「きのこ運」が無くて、出会いがなかったので胸が弾みました(#^.^#)


きのこを食べる虫まで見つけました。


カメラを近付けても動かないので、そーっときのこの軸を傾けて見たら・・・
きのこと同化?それとも、きのこに食べられてるの?└(゚ロ゚;)┘
虫はガガンボみたいですが・・・これって何なんでしょう・・・


鳥の巣も、見つけました(^^♪
好きで探したりしているのですが、街中で見る鳥の巣は、必ずと言っていいほどビニール紐が巣材の中に入っています。
でも、この巣は純正(笑)!自然素材だけで作られていました。


入口まで下りてきました。
ひとりで歩いていてその世界に入り込んで、帰ってくるといつも
映画を観たあとのような感覚になります。
時間がどれだけ経ったか、わからなくて。
この時も、本当に違う世界から帰還した気分で戻ってきました(笑)
本堂まで行途中、行く先へ先へ飛んでいく虫がいました。
地面と同じ茶色で、見失いそうだけど、飛ぶとキラキラ光るのです。

近付くと飛ぶので、ズームで撮ったら「ニワハンミョウ」みたいです。
庭でハンミョウ釣りをした、あの虫の成虫だと思うと、不思議な感じです。

そのまま、下を見ながら歩いていたら・・・
ケーキのトッピングみたいな、可愛らしい木の実と花が落ちていました。


ああ!そうだ。
冬にボダイジュの種を拾った場所です。


満開を少し過ぎて、風が吹くたび小さな花が降ってきます。


咲いているところを見られて良かったです(^^)


シロバイの花は、8月頃に開花するので、また覚えていたら探しに行きたいです。


境内で涼んでいたネコさんたちは、どこかへ行ってしまったみたい。
来たときと反対側の道で、駐車場へ下りていこうかなと、歩いて行くと
なんと!見たかった植物が2種類もありました!
ひとつ目は「タケニグサ」ケシ科の多年草です。


別名「ササヤキソウ」(囁き草)です。
花が咲いた後の果実が風に揺れる音が「何かを囁いているよう」に聞こえるそうです。
花も見てみたいし、囁く声も聴いてみたいです^^


もうひとつは「ビロードモウズイカ」です!
ゴマノハグサ科の2年草で、2メートルくらいにまで大きくなります。


こちらは花が終わりかけで、果実がたくさん付いていました。


葉は肉厚で、ビロードの気持ちいい手触りです。


小さな藤棚。


2月の写真です。季節の移り変わりを感じます。


今年の新豆がたくさんぶら下がっていました。
次は境内の「サルスベリ」が咲く頃、また訪ねたいと思います(^^)
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桜井寺 桜井寺町

2019年06月20日 | お出かけ
先日、道を間違えて「高隆寺」というお寺に辿り着いたことをブログに書きました。
このお寺のある場所は、高降寺町で、お寺の名前がそのまま町名になっています。
岡崎市内には他にも「寺」という文字が付く町名が幾つかあるのを、ふと思い出して
その町には、同じ名前のお寺があるのかな?って、気になって調べてみまたら・・あるある!^m^
その中のひとつ「桜井寺」に、新たな気持ちで行ってきました^^

車を降りるとすぐ、駐車場の横にある小屋から、ネコがのっそりと出てきました。

まるで、駐車場の守衛さんみたいです。

朱塗りの山門は、緑の中でひときわ映えます。


きれいです^^


岡崎市の名木になっている「山茶花」の大木です。
下から見上げると、傘を開いたきのこみたい。


本堂が、きのこ越しに見えてきます。


境内に入ると、シュッと出てきて足もとに絡み付くものが!
めちゃめちゃ人懐こいネコさんで、歩く度に足首にスリスリしくるので、踏んじゃいそうでした(笑)


手水舎は、龍ではなくて、観音様かな。
持っている杖の先からお水が出ています。


チョロキューみたいなネコさん、やっと落ち着きました。


「花園山」素敵な山号です。


戸が施錠してあったので、ガラス越しに写真を撮らせていただきました。


お参りして振り返ると、さっき駐車場にいたネコが境内まで登ってきて、こちらに歩いてきました。


ひとりで何しに来たの?って聞かれてます(^^)


えーっと、と答えようとしたら、興味なさそうに寝転がりました^^


チビちゃんも、やっと落ち着いて、初めて顔が見られました。


これから山を登って鐘楼へ行くけど、一緒に行かない?
さっきまで、あんなにまとわりついていたネコさんたちは
本堂のロウソク立ての下、涼しい場所で寝ころんだまま、知らん顔で動かなくなりました(^^ゞ


ついてくるかな?って振り返りながら・・・本堂の赤い屋根が小さくなっていきます。


ネコって・・・自由でいいなぁ
仕方ないので、ひとりで行きます^^


鐘楼の山へ、入口です。


自然のままのような感じに、手入れされているのだと思います。


お連れの方が戻るといいですね。


途中に「桜の井戸」があります。


伝説です。


祠の横の大木は、モミノキ


モミの木は、他に生えていないようですが、どこから種が飛んで来たんだろう?


更に登ります。


頂上のお堂が見えてきました。


到着しました!「鐘楼」です。


鐘楼の向かいに「薬師堂」があります。


お参りします。


扉のかぎは開いていました。


お参りして振り返ると・・・山の中だなぁと思う、いい景色です。
汗をかいて、山の石段を登ってきましたが、山頂は風が気持ちよくて、この景色に身体が溶け込みそうでした(^^♪
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イラガの成虫

2019年06月18日 | 蛾の観察や飼育
2月のある寒い日に、庭でイラガの繭を見つけました。
うちにもイラガが居たんだ・・・なんだか嬉しい(´ー`)
桜の木や街路樹にくっ付いている、空っぽの繭は何度も見たことがあるけど
こんなふうにフタの開いていない、ツルンとした繭を手にしたのは初めてでした。


「刺されると痛い毛虫」を検索すると
火花みたいなトゲをまとった「イラガ」の幼虫の写真が、画面いっぱいに並びます。
幼虫は有名なんだけど、成虫ってどんなの?
幼虫のインパクトが強すぎて、蛾になった姿を想像したこともありませんでした。
イラガの成虫を見てみたくて、繭の付いた枝を切って「サナギ室」へ連れてきました。


どれくらいで羽化するのかなぁ・・・
イラガの幼虫は、カキ、サクラ、ウメ、カエデ、ヤナギ、クリなど
多くの種類の植物を食べるらしいです。
これらの植物が春に芽吹いて、葉が大きくなる頃に成虫が羽化して、タマゴを産むのかな。
昆虫を育てるとき、幼虫の時はエサを確保するのが大変だけど、サナギになっちゃうと今度は
生きてる?ねえ、死んでないよね!って、羽化するまで心配でたまりません(^^ゞ

冬を越して春も過ぎ、梅雨入りして蒸し暑くなってきた先日
朝起きて飼育ケースを見たら、イラガの繭のフタが開いていました。
繭の中には、サナギの抜け殻が詰まっています。

羽化したんだ\(^o^)/

ケースの底にいた成虫の蛾を、そっと別の容器に移しました。


第一印象は・・・地味、だね・・・
子どもの頃の面影は一切なくて、別人みたいです(^^ゞ


室内で写真を何枚か撮らせて貰ってから、庭へ放すことにしました。
小さい蛾・・・この子から産まれた幼虫が、トゲトゲの戦闘服毛虫になるなんて信じられない感じです。


頭の辺りの毛が薄くなっていて、翅の先も傷がありました。
夜中に羽化して、ケースの中で暴れたのかな?
可哀想に、申し訳ないことをしました。

しばらく葉っぱの上にいましたが、庭の茂みの中へ飛んでいきました。

部屋に戻って、繭の様子を観察しました。
抜け殻と、繭の上部に開いた穴のフタです。
フタは切り取られて下へ落ちるので、野外で見ることは無いと思います。


イラガの成虫が、どうやって硬い繭を、こんなにきれいな円形に切り取れるのか?


どの繭を見ても、この位置に、このサイズの穴が開いています。


イラガの繭は、幾つもの層からできていて、それを作る工程はとても興味深いです。
幼虫は最初に、体を包む荒い繭を絹糸で作って、次に時間が経つと硬くなる液体(笑)を出して
繭の内壁を回転しながら、糸の隙間を埋めるように液を塗り込んでいきます。
この回転時に、幼虫の体にある突起が、繭の内側上部に円周に傷をつけるのだそうです。
だからコンパスで描いたような円形なのですね。


幼虫のまま繭の中で冬を越して、やがてサナギになります。
サナギから羽化した成虫は「キリトリ線」のついた脱出口を、内側から押し上げて出てくるのです。
すごい仕組みです!
もしかしたら、幼虫のトゲの付いた突起は、この穴を開けるためにあるのかも!と思いました(^^)

この繭の殻・・・捨てちゃうのはもったいない気がしてきました(笑)
小さな多肉植物を植えてみようかな、なーんてね(^-^)V

今年、もし庭でイラガの幼虫に出会えたら・・・
繭を作る様子を観察してみたいと思います(^^)
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