風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

やっぱり庭はおもしろい

2021年07月28日 | 庭でみたいきもの
朝、庭で水まきしていた時
ヤツデの上に
葉の色よりも少し明るい黄緑色が
チラッと見えて
え?なに?
二度見して、びっくりしました。


カエルです。
それにしても大きい!
人差し指と比べたら
第二関節くらいまでありました。
体長は5センチくらいあるようです(#^.^#)


シュレーゲルアオガエルの、メスかな?
毎年庭でシュレーゲルさんに遭遇するけど
こんなに巨大な子は初めて見ました。
まったく逃げないので、ちょっとだけ
ヤツデの葉からケースに
よいこらしょと、移動して貰って
観察させてもらいました。


不思議なんだけど
カエルって、なかなか真正面から写真を撮らせてくれません。
カメラを向けると、ゆっくり回転して
背中をむけて止まります。
何回もケースを回してみたけど
哀愁の漂う背中しかみられないので(笑)
外へ出てきてもらいました。


はいはい、よっこらしょ
と言う感じで、手のひらでまったり(笑)

水かきが発達しています。
アマガエルとの違いは
鼻筋から目、耳にかけて褐色の線がないことだそうですが
それよりも前に、顔つきが全く違います。
虹彩背中の黄色いポチポチは
「イエロースポット」という模様らしいです。



シュレーゲルさん、ありがとう。
これからもずっと、うちの庭にいてね(#^.^#)

ヤツデの葉に戻して、水まきを続けます。
初夏に種まきした朝顔の花が
ポツポツと咲き始めました。


パイナップルリリーの花も満開になって
可愛いねーと、覗きこんだら・・・


あー!ここにも
シュレーゲルのチビちゃんがいました。


庭で繁殖しているのかな?
それは無理かな(#^.^#)
小さなこの子は、親指の爪サイズでした。


チビちゃんがいたすぐ隣に
セミの抜け殻もあって・・・
ここでセミが脱皮したのねーなんて、感動して
「私はやっぱり庭が好き」だなと思い
なんだか嬉しくなりました。


**
水まきしながら
庭の点検というか
みんなが元気か、点呼(笑)をしている時間が
一番楽しいです。
春に芽を出した「ヒシ」の葉っぱも
こんなに茂ってきて
もうすぐ花が咲く時期なのですが・・・


最近、葉っぱを誰かに食べらていて
よーく見て見たら
小さなバッタが行儀よく整列して
柔らかな葉をムシャムシャと食べてるのを
確認しました(^-^)ゝ


肉厚の葉は、それは食べ応えがあって
美味しいでしょう(笑)
水鉢のすぐ近くで、トカゲがバッタさんたちを
じっと見つめていました。


凄腕ハンターだった庭猫チロが家猫になってから
尻尾が切れていないトカゲを
庭で見かける事が増えて、ひそかに感動しています。

今日も一日、無事に過ごせました。
ありがとうございました(#^.^#)

イチョウウキゴケの栽培に挑戦! 1年間のまとめ

2021年07月24日 | イチョウウキゴケ
準絶滅危惧種の「イチョウウキゴケ」の
栽培実験?を始めてから
約1年が経過しました。

田んぼで見つけた4個のウキゴケから
ちゃんと育つか心配しながら
スタートした栽培でしたが・・・
絶滅を危惧されているのが信じられないほど
想像を絶する勢いでウキゴケさんは
日々増殖していきました(@_@)

真夏になっても、成長分裂は止まらず
栽培容器が手狭になって
ヌマエビを飼育している容器へ
分散して移動させました。


その後エビに食べられながらも
増え続けて、2020年11月
「寒い冬を越せるか、観察を続けます」
初めての冬、どうなるのかな?で
夏から秋までの観察が終わったのですが


結果から言うと、イチョウウキゴケは
無事に越冬できました。
2月の厳冬期に、庭で凍ってもビクともせず
元気に春を迎えられました\(^o^)/


私が住んでいる所は
冬場の最低気温が0度前後くらいで
比較的暖かい地域なのですが
イチョウウキゴケは凍っても大丈夫なくらい
寒さに強い性質のようです。


土に植えたものも


なんとか生き残りました。



冬が終わり、春がきて
そして夏!
今現在のイチョウウキゴケの姿がこれです。


大きい葉っぱは「ヒシ」で
その周りに点々と浮いている
ハート型をしたものが
越冬したイチョウさんです。


実は、ずいぶん小さくなってしまいました(´A`)


たぶん、同じように冬を越した
ヌマエビの団体さんたちが、ウキゴケを食べる時
ツンツンと裏側から突くので
その振動で、分裂してしまったのだと思います(^^ゞ


ベランダで発泡スチロールのフタをしつつ
寒さ除けをしたものは
日照不足だったのか?
こんな色に変わってしまいました。


**
さて、これからどうしよう?
小さくなったウキゴケさんは、元の大きさに戻るのか?
色素が薄くなってしまった子は再生する?
きれいな形のまま越冬させるには
何か方法があるのか?
前に見つけた田んぼに
もう一度、ウキゴケさんを探しにいこうかなぁ

***
などなど、思案していたところ
なんと!
散歩の途中で見つけてしまったのです\(^o^)/


細い用水路を、なんの気なしにふと覗いたとき
浮いている水草の形が、あれ?ハート型?


キャ~!うそみたい。
それは、ぎゅうぎゅう詰めの
イチョウウキゴケでした(#^.^#)


すごく不思議です。
何年も歩いてきた道なのに
どうして今、見つけたんだろう?
う~~~、神さまありがとう!

またまた新しい観察が始まる
トキメキの予感がしてきました(笑)

アカボシゴマダラ アゲハチョウに似てるけど違う!

2021年07月21日 | 庭でみたいきもの
朝、洗濯物を干しにベランダへ出たとき
蝶が手すりに止まっていました。
私が近づくと、ふわりと飛んで
少し離れた庭の木に止まりました。


庭で羽化したばかりかな?
翅の赤い色が鮮明で、とても美しい蝶です。
カメラを持ってきて、望遠で写真を撮りました。


あれ?アゲハ蝶となんか違う・・・
違和感があったので
すぐにパソコンの画面で確認したら
ああ!翅の形が違うんだ!

偶然、近くに止まっていた
アゲハ蝶の写真と比べてみると
違いがよく分かりました。
これは「アゲハ蝶」


こちらの蝶は、後翅の下側にある突起
調べたら「尾状突起」というらしいのですが
それが無くて、翅も丸い感じがします。


可哀そうに、奇形かな(T_T)
でも突起が無くても飛べるから大丈夫だよ。
でもでも、もしかしたら違う蝶?
ということで
「アゲハ蝶に似た蝶」で検索したら
すぐに答えが出てきました!
「アカボシゴマダラ」というタテハチョウ科の蝶でした。


アカボシゴマダラは
30年ほど前に、中国から不法に持ち込まれたようで
もともと日本にいる蝶などの生態系に
悪い影響を与える可能性がある
「特定外来種」に指定されているそうです。

口のストローが黄色いの。

幼虫の食草はエノキの葉で
在来種のゴマダラチョウと同じです。
インターネットの情報のほとんどが
在来種に与える害や、駆除の方法ばかりです。
こんなに美しい蝶なのに
人間に遠くへ連れてこられたばかりに
悪者にされてしまい、可哀そう・・・
気の毒に思えました(+o+)

枝から飛び立った蝶は
しばらくひらひらと庭を飛び回って
どこかへ行ってしまいました。
それにしても、庭がジャングルみたいになっています(笑)


知らない間に「エノキ」の木も生えてるし(笑)
仲間がいると思って飛んできたのかな。

ちょっと寄り道 猿田彦神社

2021年07月19日 | お出かけ
仕事の帰りに
ガソリンスタンドへ行って
その後、寄り道してきました



幸田町の猿田彦神社です
境内に季節の花が咲いていました






虫もいましたよ🍀
初めて見る虫さんです


コガネムシの仲間かな
ピカピカ光ってきれい

この記事は
初めてスマホから
投稿してみます😄✨
ちゃんとできてるかな
どうかな~


ニワハンミョウが羽化!庭中ニワハンミョウだらけ

2021年07月17日 | ニワハンミョウ
先月、6月の終わり頃に
庭に「ニワハンミョウ」がいるのを見つけました。
とうとう羽化してきたんだ!\(^o^)/


4月に「棒倒し」をして遊んだニワハンミョウの巣穴が
すべて塞がっているのに気が付きました。


ニワハンミョウは、2年で成虫になるそうです。
調べてもまだよく理解できていないのですが、
成虫で越冬したグループは、地上に出てくる夏まで
穴を塞いで寄生虫などの侵入を防いでいるようで
この時期に幼虫でいるグループは休眠?して秋にまだ穴を開くとか・・・(・・?
いつ出てくるのかな、成虫に会うのを楽しみに待っていました。
巣穴のときよりも一回り大きくて、いびつな形の穴です。
      ↓


そして、7月に入ると成虫の数がどんどん増えてきました。
洗濯物を干しに庭へ出て
1歩あるくたびに
足もとから黒いものが、ワラワラと飛び立ちます。


飛ぶと言うより、風に乗って綿毛が舞うような軽やかさで
浮き上がってすぐに着地、数センチ走ってからまた
離陸と着陸を繰り返して移動します。
長距離は飛べないのかな?


ニワハンミョウの成虫は、幼虫と同じく
通りかかった虫などを捕まえて食べるそうです。
庭を歩く時は、下を見ながらゆっくりと
踏まないように気を付けていたのですが・・・
この子は、来客に踏まれてしまったようです(´A`)


ちょっと失礼して、翅の模様を写真に撮らせて貰いました。


その後、亡き骸はクモさんへ。
今年生まれたクモは、いま体長1.3センチほど。
ニワハンミョウと同じ大きさで、日々成長中です。



今日も午前中、カメラを片手に庭をウロウロしてしたら
ニワハンミョウが交尾をしていました。
とっさにカメラを向けると、すごく軽やかに視界から消えるので
写真は撮れませんでした(^^ゞ
まるで、眼で追うとヒョンと逃げる「飛蚊症」の黒い点みたいです。(笑)


庭中ニワハンミョウなので
集合写真も撮りたいところですが・・・
次の瞬間いなくなるし


不思議なくらい、写真がボケるのはなぜ?(^^ゞ


**
炎天下で、シャッターチャンスを待って
中腰のまま、息をひそめてじっとしていたら・・・
あ、カマさんだ!ずいぶん大きくなったね~(^^♪


青いイトトンボも飛んできました。
きれいだなぁ(#^.^#)


じーっとしてると、気配が消えるのかな(笑)
大きいトンボがすぐそばに止まりました。


ニジュウヤホシテントウまで
近くへ来て、指先に乗ってきました(^m^)


ニワハンミョウの写真も
せめてこれくらいピントが合ってくれると
背中の模様とか、よく観察できるのになぁ(^^ゞ


交尾をすると、メスは地中に産卵管を挿して
ひと粒つずつ卵を産むそうです。
卵から孵った幼虫は、その場所を垂直に掘り下げて巣穴にします。
庭に「謎の穴」がいくつもある事を発見してから
2年目の夏がきました。
今年はニワハンミョウの生態を
もう少し詳しく観察していきたいと思います(^^)/

きのこの森

2021年07月09日 | 寄り道散歩
朝は晴れていたけど
天気予報のとおり
お昼からもくもくと雲が出てきて
午後は雷雨でした。

夕方、仕事が終わる頃には
小雨になっていたので
帰りにちょっとだけ寄り道してきました(^^)


子ども美術博物館の
ユリノキを見にいってきました。


花が散ったあと
ロケットみたいな形の
ユリぼっくりができていました。


モミジバフウの枝にも


可愛いトゲトゲ果実が
たくさん付いていました。


楽しみにしていた夏椿の花は・・・


満開の時期が過ぎていました(^^ゞ



芸術の森へ
身体にまとわりつくような湿気です。


雨に濡れたナツハゼの葉がきれい


宝石みたいな果実
収穫の秋が楽しみ(笑)
美味しくな~れ


あーー!きのこだ!
大きい(#^.^#)


芸術の森は湿度が高いからか
いろんな「きのこ」の宝庫なんだけど
こんなに生えてるのを
見るのは久しぶりです!


緑色のきのこ
調べたら「アイタケ」といって
食べられるらしいです
でも、きのこは見るだけでいいかな(笑)


土の中から出てくるのに
なんでこんなに綺麗なんだろう?




**
雨が強くなってきました。
急ぎ足で好きな場所を見て回ります。


栃ノ木
手が届く所にあった実は
落ちて無くなっていました。残念(´A`)


植え込みの奥に
巨大なきのこ発見!


濡れた落ち葉を踏んで
草をかきわけて見に行きました。
「大きなきのこ」で検索したけど
名前は分からなかったです。


薄焼きのお煎餅みたいな
美味しそうなきのこ!


花みたいなきのこ、とか・・・いろいろ


こんなピンク色の可愛いのも(#^.^#)
雨の中、汗をかきながら夢中になって
あっという間に一時間(笑)


蒸し暑いけど、楽しい散策でした。
駐車場へ戻る途中
小さな栃の実が道に落ちていました。

まだ夏が始まったばかりですが
実りの秋に思いをはせて
心が弾みました(#^.^#)