風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

テイカカズラの虫こぶ

2019年10月27日 | 植物の栽培や観察
テイカカズラの実にできる「虫こぶ」です。


名前は「テイカカズラミサキフクレフシ」といいます。
ぷるんとしたお尻みたいな形をしていて、これが幾つもぶら下がっている光景は
とてもキュートです(笑)


虫こぶの命名の一般法則は、「寄主植物名」+「形成される部位」+「形態的特徴」+「フシ」です。
これに当てはめると、テイカカズラの実の先にできた、膨れた形のフシ、になります^^
こちらは洋ナシのような形。
同じツルに何個かあったのですが、周りには見られず、ここ一か所だけでした。


普通の実がこれで・・・


虫こぶがこれ。
花が散って実になる、どの段階でタマゴが産み付けられたのかな?
虫こぶを作る虫は、アブラムシ、タマバエ、タマバチ、ゾウムシ、ダニ類などですが
この虫こぶの作者は、「テイカカズラミタマバエ」だそうです。
テイカカズラありきの名前なんですね^m^


テイカカズラの虫こぶを見つけたのは、後にも先にもこの一度だけです。
結実したサヤ自体、数があまりないので当然かなぁとは思いますが
実が少ない分だけ、タマバエの産卵場所も少なくて、競争率は高いのではないのかな?

今年もテイカカズラの虫こぶを探して、キョロキョロ散歩してみます(^^)/
コメント (2)
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