風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

イラガの幼虫を拾ってきました(^-^)ゝ

2019年10月23日 | 蛾の観察や飼育
昨日、駐車場へ歩いて行ったら、アスファルトの上に鮮やかな黄緑色のものが落ちていました。


なんて幸運(^^♪イラガの幼虫です!


ずっと前から、イラガが繭を作る所を見たいと思っていたので、速攻で捕まえて家に連れて帰りました。


飼育ケースが空いていないので、しばらくはキアゲハのサナギと同居です。
以前、庭のナンキンハゼにイラガがいたので、たぶん食べると思って葉を入れておきました。


夜寝る前、何してるかな?と覗いて見たら、繭を作り始めていました。


ナンキンキノカワガは、左右の両サイドから作り始めて、上を閉じていましたが
イラガは、前と後ろを別々に作っていって、中央で閉じるみたいです。
すでに後ろの方はできていて、せっせと糸を吐きながら、前の部分を作っている最中でした。


たまに頭を突っ込んでサイズを確認しながら?、根気よく糸を絡めていきます。


イラガの体の腹側はスライムみたいな質感で、とても柔らかそうです。
体はどういう造りになっているのかな?・・・胸の部分から頭部を思い切り伸ばした様子がこれで


引っ込めると、ここまでめり込みます(^^)
柔らかい巣の中に、もう1匹のイモムシが住んでいるような感じ!
弾力があって、めちゃめちゃ手触りが良さそうです(笑)


夜遅い時間で、眠くなってしまい、残念ですが観察はここまで(^^ゞ
夜中に目が覚めたらまた見ようと思って、枕元にケースを置いたけど朝までグッスリ寝てしまいました。
翌朝、繭の形は完成していました。


まだ中の緑色がうっすらと見えています。
写真を拡大してみると、黒い毛が繭の表面に付いているのが分ります。
繭にも毒があって、触ると危険なのだそうです。知ってて良かった^^


これから色が変わって、あのよく見るマーブル模様になるのかな・・・
そう思って待ちましたが、午後になると、白から茶色に変わっただけで、模様が出てきません。


調べてみたら、このイラガは「ヒロヘリアオイラガ」という種類で
繭の色は茶色っぽい、こんな色のようです(´A`)
私が見たいと思っていたのは、イラガ、という種類の繭でした。

年内に羽化するのか、このまま越冬なのか分らないけど
また一つ「イラガの繭作りが見たい!」という願いが叶って、嬉しかったです(#^.^#)
コメント
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