風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

夏のなごりと秋の空

2019年10月17日 | 散歩
相変わらず、早起きできないので
朝、ごみ出しのついでに、部屋着にサンダル履きで、ちょっとだけ歩いてきました(^^)
台風が去ったあと、急に空の色が秋っぽくなった気がします。
夏の花とコスモスが一緒に咲いていました。



赤まんま・・・名前はイヌタデです。
霜が降りるくらい寒くなってくると、花の色がどんどん濃くなってきて、とても綺麗です。
この野草は、葉も花も食べる事ができるそうです!
葉はおひたしや天ぷら、干してお茶に、花はサッと塩茹でにして、ご飯にまぶしてちょっと塩をすると
プチプチした食感が楽しめるそうです。やってみたいです(^^)


朝露もきれい・・・久しぶりに見ました(#^.^#)


お洒落なランプシェードのような花。オオジシバリかな。


大豆畑はまだ青々としているけど、やっぱり夏とは景色が変わっています。
畑の畔では「くっ付き虫」も、着々とくっつく準備を整えていました^m^


クサネムの鞘を見つけました。


マメ科の植物で、田んぼの(大)迷惑雑草のひとつです。
小さいうちは、おじぎ草にそっくりだけど、こちらは触っても葉を閉じないので
ひそかに「おじぎしない草」と呼んでいました(笑)
豆の入った鞘は開かず、こんなふうに節ごとに切り離されます。


どうしてだろう?と不思議に思って調べたら、これはクサネムが繁栄するための巧みな戦略でした!
この節は水によく浮く性質で、乾いた場所では発芽しません。
翌年田んぼに水が入ると、プカプカ浮かんだまま、水面で発芽します。
そして、浮いたまま風で流されて、畔の土がある場所まで流れ着くと、そこで稲よりも大きく成長します。
もし水中で根付いてしまっても、茎から放射状に沢山の根を出して、水中の酸素を取り入れられるそうです。

どんな植物も、みんな驚くような能力を持っていて、密かに、でもしっかりと環境に適応して生きています。
道ばたの草の物語は、知れば知るほど面白くて興味深いです。

池まで歩いて行きましたが、草が凄くて上に登れませんでした。
きっと、ツリガネニンジンと、ワレモコウが咲いているはず。長靴を履いてまた行ってみます(^^)


来た道を帰るのだけど、行と帰りでは目に止まる植物が違うから2度楽しいです。
クサギの実!


地面には、ツユクサの実!(笑)


道を歩いていたてんとう虫^^


土手では、繊細な草の蓑をまとったミノムシ君、風に揺れていました。


ホシアサガオの葉は勢いが良くて、まだつぼみが沢山ついています。


ほんの少しと思ってたのに、気が付くと1時間経っていてビックリ!(笑)
お腹が減ってグウグウ鳴っていました。


コメント (4)
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