75kbpsのインターネット生活

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省LPG機器 その3

2008-06-13 01:31:50 | インド生活
記事を良く見たらバーナーの効率を64%から92%に改善するとあるから、元々バーナーを改善する必要があるのではないかと。バーナーでないとすると、ボンベのレギュレーター(減圧弁)か?

さて、値段だが商品化のあかつきには1500~2000ルピーくらいになるだろうとのこと。本当に省LPGとして有効な機器ならば、それこそ税金使って配布したらいいんじゃないかなぁ。
シリンダー一本につき、110ルピーコスト削減できると言うことは、50%補助の税金も110ルピー削減できる訳ですよ。
現状シリンダー一本は30日で使い切るのが平均と記事にあるので、これが40日に延びる。4ヶ月4本だったのが、3本に減る。これならば、350ルピーの実費を450ルピーにしても問題は少ないような気がします(金に余裕がある人の論理ですが)。
現状1年12本で700×12=8400ルピーのうち、実費4200ルピーで、税金補助4200ルピー。
省LPG機器利用1年9本で700×9=6300ルピーのうち、実費4050ルピーで、税金補助2250ルピー(シリンダー一本あたり実費450ルピー+税金補助250ルピーとした場合)。
本当に有効なら1年間で機器コストを税金でまかなえてしまいますねぇ。

この提案The Times of Indiaに投書してみようかなぁ?

省LPG機器 その2

2008-06-12 00:16:11 | インド生活
突っ込みどころと言えば、31%ものエネルギーカットをして、今までと同じような時間で調理できるのか?と言うこと。
31%のLPG消費量削減と言うことは加熱に使われる熱量が31%減ることにほぼ等しいはずである。
31%消費量削減とバーターで31%調理時間延長では意味がない。どころか、効率は放熱の分だけ落ちるはずである。

機器を付けても付けなくても完全燃焼だと仮定すると、炎と調理される材料の伝熱効率(放熱も含めて)の話になり、31%も目に見えて判るほど燃料供給を制御することで向上するとは思えない。
調理に関しては、伝熱の考え方の基本は温度差である。完全燃焼で空気比が一定ならば高温側(炎)の温度は一定である。例え高温側が変動したとしても、31%もの伝熱を良くすることに寄与するのはかなり大変で、それだけ高温にしてしまうと放熱もバカにならない。伝熱しない分はムダに放熱されるし、伝熱を受けた材料も放熱する。つまり、時間をかければかけるほど放熱がバカにならなくなってくるはずである。例えば真空調理器のように放熱を抑えると言うなら燃料31%削減も解らなくもないが。

完全燃焼ではないとすると、発熱に寄与しない燃料が
「そのまま出てくる=プロパンのまま」か
「ちょっと発熱に寄与して出てくる=CO2にまでなりきれずにCOとして出てくる」
ことが考えられる。
この機器はバーナーをいじくる訳ではないようである。したがって、省LPG機器が流量を絞り込むことで過剰なLPG供給を抑え、不完全燃焼を防止しているのかもしれない。だとすると、こう言う機器を開発するのも良いですが、ガスバーナー自体を改善したほうが良いと思うのですが・・・。
それに、不完全燃焼を当たり前のようにしているバーナーって言うのは結構危ない気がしますが(COは無味無臭の一種の毒ガスです)。まあ、自然通風に任せている訳だから仕方ない部分はあるにしても。

そうそう、シリンダー一本の値段を上司の秘書に聞いたところ350ルピーくらいらしい。本当のコストは2倍の700ルピーくらいなんだけれども、50%は税金で補っているそうです。
生活必需品のために税金で補填。1億人くらいがいて、税金取ることしか頭に無いFar eastの国に教えてあげたいですね。

省LPG機器 その1

2008-06-11 02:30:03 | インド生活
インド国内でもエネルギー価格高騰は生活に打撃を与えているようだ。
The Times of Indiaの国内面の記事に"Switch to innovation to save fuel"と技術屋の気持ちを揺さぶる記事があった。

何でも、インド国鉄の土木技師が煮炊きに使うLPG消費量を押さえる画期的な機器を開発し、特許も取ったし、賞も受賞したとある。
うーん、捨て置けない。

「何と31%ものLPG消費量の削減ができる!
具体的には標準ガスコンロのLPG消費量が189g/hに対して、この画期的発明品を使うと131g/hだけに減らすことができて、シリンダー一本(14.2kg)あたり110ルピーもお得なんですよ」。
なんだって。
聞きましたか奥さん。この諸物価高騰、特にエネルギー高騰の折、大変助かる話ではありませんか!

何か胡散臭いが、状況を把握しておいたほうが良いなぁ。
131/189=0.693
だから31%の削減は間違ってないようだ。
シリンダー一本14.2kgってーのは、LPGだけの重さなのかなぁ?だとすると、189g/hでは
14200/189=75.1時間使える訳ね。
131g/hだと、108.4時間ね。

110ルピーのお得はどう考えるのかなぁ?
標準で一本使い切ったときとの比較で残存LPGの価値だとすると、
14200-131*75.1=4361.9≒4.4kg
これなら110/4.4=25ルピー/kgってことだね。と、シリンダー一本355ルピーか。

日本LPガス協会のHP(http://www.j-lpgas.gr.jp/)にある2007年家庭用小売価格は1kgあたり316円、タクシー用でも122円。25ルピー/kgだと75円/kgだから結構安いなぁ。日本の輸入価格でプロパン71円くらいだから、110ルピーはちょっと怪しげ。14.2kgって言うのはシリンダーの重さ込みなのか?
ネタ元http://www.j-lpgas.gr.jp/stat/pdf/h19/kakakusuii.pdf

ま、状況把握はこれくらいにして、明日は技術的に怪しげなところをツツいてみますか。

ろうそく

2008-06-10 02:09:06 | インド生活
昨夜は3時間くらい停電だった。そう、ブログ更新のタイミングで・・・と停電のせいにしてしまう。

で、日本から持ってきた懐中電灯を使って、照明を確保。今流行の白色発光ダイオードタイプで電力消費が少ないヤツね。それでも電池切れが不安だったので、台所にあったろうそくを点してみた。

いやー、キャンドルナイト。ロマンチック・・・な訳ない。タダでさえエアコンが切れて暑い部屋がろうそくの熱で更に暑いわ!!!
そうそう、去年のクリケット大会の参加賞で非常用の懐中電灯もらったっけ。で、点けてみる。・・・がーん、放電しまくっとる。
日本から持ってきたダイオードの懐中電灯が唯一の光源とあたりを見回すと、何だか通電しているものが・・・。低電圧で供給はされていて、ある程度の電圧が必要なものだけが動いていないような。それで、蛍光灯とエアコンと扇風機が動かないの?何だか、不思議。エアコンは動かないにしても蛍光灯は点いても良いような。
で、参加賞の蛍光灯を充電するためにコンセントに挿してみた。何と充電開始し、明るい照明にもなった。
うーん、ここの停電って一体・・・謎だ。

その時歴史が動いた-後藤新平

2008-06-08 14:43:51 | インド生活
日本のテレビはNHKだけが見られる状態である。ネットを介して民放も見ることが出来るサービスはあるようだが、75kbpsじゃあね・・・。

で、NHKの「その時歴史が動いた-後藤新平」を見た。まあ、偉いなぁと感心してみていたのだが、亡くなる前に残した言葉と言うのが非常に心に残った。

「金を残して死ぬ者は下だ。
仕事を残して死ぬ者は中だ。
人を残して死ぬ者は上だ。」

何か深いような、浅いような。

何か志を立てたら、それを引き継ぐ人を残せたら上。志にとっかかって仕事の形で残せたら中。志のためには金が要るからと言って金をためた時点で終わってしまうのは下と言うことかなぁ?

人を育てて残しなさい。そうすればその人があなたの後を引き継いでくれる。形(仕事)にしてしまえば、人を残せなくとも、気づいた人が引き継いでくれるかもしれない。でも、金は意思を持たないから死後なんの役にも立たないよ、なのか?

しかし、凡人には「金が出来たら、やりたいことやって、それでも余ったら人かなぁ」なんて考えて、金が溜まると満足してそこで終わっちゃうんですよ。

あぁ、偉人と呼ばれるようにはなれないねぇ。

ガソリン価格

2008-06-07 01:02:41 | インド生活
少し前、6月3日水曜日にガソリン、ディーゼル、LPGの値段がそれぞれ上がり、
 ガソリン :55ルピー(5ルピーUP)/リットル
 ディーゼル:40ルピー(3ルピーUP)/リットル
 LPG    :価格わからず、50ルピーUP/ボンベ(多分2立米/ボンベだと思う)
になったとThe Time of Indiaの1面にありました。

概算するときには1ルピー=3円で考えているので、165円/リットル。実勢が1ルピー=2.5円くらいだから138円/リットル。
いずれにしても、現地の人にとっては、相当高価な消えモノです。

結構見栄で車買っちゃったりしていて、燃料費アップではインド人の自家用車に乗る機会が減るのでしょうね。市場原理的には正しい動きなので、自然な市場原理に任せるのが良いとは思いますが。

何か日本の昭和40年代のオイルショックの頃ってこんな感じだったのかなぁ?とバローダに居るので強く思います。社会が豊かになってきて、Shopping Mallがバンバンでき、背伸びをして家や車を買い、浮かれているところに、燃料の高騰。このまま燃料高騰が続くと・・・。
あの頃は私も小学校に入ったあたりだったので、あまり強く印象に残っていない(我が家はトイレットペーパーの買いだめもしなかったようだし)のですが、自分の親はこんな社会環境の中で社会人をやっていたのかと。大変だったんだろうなぁと。

2008-06-06 00:33:58 | インド生活
ついにバローダでも雨が降りました。6月5日11:30~13:30にかけて。
3日にはムンバイで降ったとムンバイに住む日本人のブログで読んだし、4日にはグジャラート州ラジコットで降ったとThe Time of Indiaにも載っていたので、そろそろとは思っていたのですが。
会社で停電になり、エアコンの音が静まったら、窓ガラスに雨が当たるような音が・・・で、雨に気づきました。でも、意外とうちの会社の連中は冷静でしたよ。ムンバイの人のブログではお祭り騒ぎ的だったんですが。
これで酷暑ともお別れで、それなりの暑さになることでしょう。

雨と言えばマンゴーシーズン終了の合図です。
なので、毎日のようにスーパーへ行ってマンゴーを漁っています。毎日違う店に行って2kgほど買ってきて、皮むいて冷凍にしています。凍ったマンゴーにかぶりついています。まあ、作り貯めですね。もう20個はストックができたかなぁ?6月中にウチを訪れる人は食べられる・・・かもね。

6月生まれ

2008-06-05 02:09:44 | インド生活
何だか6月生まれ、特に1日がやたら多い。
今日は部の誕生日会だったので、その辺をインド人に聞いてみたら、学校が6月から始まるので、それに合わせて誕生日を申告することが20年くらい前までは可能だったからだろうとのこと。
聞いた相手によると3ヶ月くらいサバ読んでいることもアリだとか。でも、今はコンピューター管理されているし、そういうズルはできなくなっているとのこと。
まあ、日本の4月1日と同じような意味があるのね。でも、3ヶ月はやり過ぎのような・・・。

体重増の原因

2008-06-04 02:09:31 | インド生活
毎朝体重測定をしているのだが、ここ1ヶ月で3kgほど増えたような気が・・・。
特にここ2週間弱で2kgくらい増えているような・・・。

原因は酒か?
食事で変わった点といえば、ここ1週間くらい毎晩野菜炒めをツマミに食べるようになったことくらい。うーん、野菜炒めに油を使い過ぎているのか???
それとも日曜日の昼夜インド料理か?←これは濡れ衣っぽいけど、油多いのよ、インド料理って。

で、野菜炒めを疑い、今日はゆでてもらった。
これを続けてみて様子を見ることにしよう。

床屋に行ってみた

2008-06-03 00:23:37 | インド生活
今までは万全の準備を怠ったために、インドで・・・と言うか、他の国でも床屋へ行ったことがなかった。「こうして欲しい」と言えないからだ。
しかし、今回は違う。この前の一時帰国で散発後に前後横の写真を撮っておいたからだ。これを見せて、「こんな感じできる?」と聞けばいい訳だ。
ちなみにそんなに凝った髪型をしている訳ではないし、頭髪が散発をしにくい状態(まばら、とか)でもない。多少白髪は増加傾向だが、日本の1500~2000円の格安床屋でやってくれる「カリアゲ」にしてくれれば、それで充分なのである。
18:20からスタート。コードレスのバリカンで前半はガッツンガッツン攻めて、後半は鋏で前と横を整えるって感じ。日本とまあ変わりない。多少道具の手入れが悪いところがあるような気はするが。
一通り切り終って、洗髪してくれるのかと期待したが、洗髪はなし。そういえば洗面台がない。「オイルマッサージ?」と聞かれ、モノは試しでやってもらうことに。まあ、10分くらい頭から肩、腕とマッサージをしてくれます。頭と顔には刺激物の入った油をつけてのマッサージ。何か毛穴が熱くなってくる、そういう刺激物・・・唐辛子、いやインドだからチリパウダーか?・・・が入っている感じ。
これが終わって、油を洗い流してくれるのかと期待していると、150ルピーと精算を迫られる。
頭ベトベトのまま、家へ歩いて帰ったとさ。
家から歩いて3分の床屋だからいいんだけどね。