私のゼミの第1回目の卒業生がN証券会社に就職して
数年後にはいろいろな資格を取れたとの報告を受け取っ
たことがあります。それから20年以上が経過しましたが、
まだ元気に仕事を続けていると年賀状に書いてきました。
彼女は結婚して2人の子供を育てながら頑張っているよ
うです。その彼女が私の年齢を考えて、そろそろ資産の
贈与とか相続について考えてみませんかと電話してきま
した。家に来てくれるというので、待っていました。
もうすぐ傘寿を迎える私には贈与とか相続の対象になる
資産などありませんが長野県に所持している幾ばくかの土
地のことを相談してみることにしました。
一般論として話が進みました。わずかばかりの資産であ
っても税金額を少しでも少なくする方法があるという話に
なりました。税金徴収の仕組みを熟知するといろいろな方
法で節税することができるというか本来収める税金額が増
減することがわかりました。生前贈与すると得な場合があ
るようです。詳しい話はここには書けませんが、税金の話
というのは面白いですね。
久しぶりに会った彼女は話をしている間生き生きした目
をしていました。