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入社3か月で辞めた新入社員の後悔「楽しかったのは最初の1週間だけ」

2023-01-15 14:46:01 | ニュース
入社3か月で辞めた新入社員の後悔「楽しかったのは最初の1週間だけ」
2023/01/15 08:53

(日刊SPA!)
 転職が当たり前になった現代。業務内容や職場環境など、人により理由はさまざまだが、せっかく大手企業に新卒で就職したにもかかわらず、退職してしまう人も後を絶たない。傍から見れば「うらやましい」のだが、大手だからこその苦労や苦悩があるのだろうか。本記事では、新卒で大手企業に入社し、短期間で退職したことで後悔しているというエピソードを紹介する。

◆“しぶしぶ”入社した結果…

 繰り上げ内定で就職が決まった田中さとるさん(仮名・20代)。大学4年生の1月、卒業間近で初めて内定をもらえた企業だった。

 しかし、希望ではない勤務体系ということもあり、心のどこかに前向きになれない自分がいたという。

「曖昧な気持ちのまま、しぶしぶ就職することにしました。緊張と不安な気持ちを抱えて会社に行くと、そこには新幹線の座席を2席分必要とするような大柄な上司Aがいました」

 Aは、日々他人の悪口を吐き、職場のなかでは敬遠されるような存在だったそうだ。田中さんは直属の部下であったため、Aとはほぼ共に行動しなければならなかった。

◆心がボロボロ、入社3か月で退職

「5月中旬には少しずつ業務には慣れていました。でも、Aに対するストレスは日々増大し、このままでは心が壊れてしまうと感じたんです」

 Aは、重要な会議に出席せず、入社間もない田中さんに「お前行け」と命令し、田中さんがひとりで会議に出席させられたこともあったという。

「後で聞いたのですが、Aは上司Bのことが嫌いだから『一緒の空間にいたくない』という理由で私に押しつけたみたいです」

 会議に出席しなかったことに対してAは「俺は悪くない」と言い始め、田中さんは「あきれ果てた」のだとか。

「もう退職するしかない!」

 そう決意した田中さんは、退職することを会社に伝えた。

「震える手で退職届を握りしめ、6月末で退職することにしました。そして、7月からはのんびりとした生活をスタートさせました」

◆通帳の残高が減るたびにイライラ

「辞めた後は、友達と会ったり趣味の野球観戦に行ったり、充実した毎日を送っていました。でも、気づいたら通帳の残高が減っていて焦りました」

 退職後は、保険や年金の切り替えが必要となる。田中さんは、そのことを把握しておらず、自宅に届くワケの分からない書類を見つめる日々だったと話す。初めて知った社会の仕組みに理解が追いつかなかったと苦笑い……。

「秋頃になると、いよいよ自由に使えるお金が少なくなり、働いていない自分が情けなく感じるようになりました。勢いで退職しましたが、その後の生活で楽しかったのは最初の1週間だけです」

 田中さんは、今思えば、退職することを信頼できる人に相談すればよかったと振り返る。転職活動をしても「たった3か月で仕事を辞めた私を欲しがる企業はない」と、後悔する日々が続いている。

◆転職活動に苦戦! 20社応募して面接は1社のみ

 新卒で大手銀行に入行し、誰もがうらやむ社会人生活がまっているはずだった鈴木茂明さん(仮名・20代)。しかし直属の上司とウマが合わず、入社して6か月で退職した。

「退職後、すぐに転職活動を始めたのですが……」

 転職活動は思うように進まなかった。学生時代は「学歴だけで面接に進めるのが当たりまえだったのに」と鈴木さんは嘆く。

「名の知れた大手企業へ応募したのですが、20社のうち面接に進めたのは1社のみでした。転職サイトの私のプロフィールを見て、企業からの逆オファーもありましたが、職務経歴書を送付すると音信普通に」

 鈴木さんは、「最難関大学から大手企業」という経歴があるため、ネットでよく見るような「転職は困難」ということは、自分自身には当てはまらないと思っていたという。

以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<取材・文/chimi86>
【chimi86】
ライター歴5年目。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。Instagram:@chimi86.insta

―[すぐに辞めた新入社員]―



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