河井元法相の結審、見通せず=「百日裁判」証人多く長期化
2021/01/21 14:46
河井案里被告(47)の夫で衆院議員の元法相、克行被告(57)の公判は、現在も週3、4回のペースで審理が続く。夫妻の公判は起訴から100日以内の判決を目指す「百日裁判」だが、克行被告は現金を提供したとされる人数が案里被告よりもはるかに多く、結審の時期は見通せない状況だ。
河井夫妻は昨年7月8日に公選法違反罪で起訴され、同8月25日に東京地裁で初公判を迎えた。公判は当初、一体として開かれていたが、克行被告が同9月15日に自身の弁護団全員を突然解任したため分離。克行被告の公判は、弁護団が選任されて再開するまで約1カ月半中断した。